鉢盛山(東京周辺350完登、しかし林道でタイヤバースト)
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- GPS
- 03:34
- 距離
- 6.2km
- 登り
- 739m
- 下り
- 744m
コースタイム
- 山行
- 2:56
- 休憩
- 0:27
- 合計
- 3:23
過去天気図(気象庁) | 2022年07月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
■いよいよ、鉢盛山へ
いよいよ残り1座となった、東京周辺350。鉢盛山を残すだけとなりました。しかし、この鉢盛山は、登山口までの林道の通行に役場の許可が必要で、1週間前に申請しないといけません。しかも、大雨などの災害でしばしば通行止めとなり、昨年も一度は開通したもののその後の災害で通行止めになってしまいました。
このような状況なので、登れる時に登っておかねばなりません。まあ、下から林道を含めて往復してもよいので、それもありなのですが.....。
申請は、土か日の天気によって、どちらかの日ということで申請させていただきました。1週間後の天気ですからなかなか読めません。
当初、土曜日を考えていましたが、夕方は雷雨の可能性があるものの、とても良い天気。このため、土曜日は西穂に行き、日曜日に鉢盛山にすることとします。
なお、土曜日の夕方、図書館に立ち寄ったところ、土曜日の時点で鍵は持っていってもらってもよいとの許可をいただいたので、そうさせていただきました。
■天気は予想より早く下り坂
日曜日の天気は、当初の予報より下方修正。午前中の早い時間帯に雨が降り始めそうです。このため早朝よりスタート。
■飛ぶ虫多数
観光協会の方から「熊いますので」という話もあったので、”熊スプレー”装着でのぞみます(熊は出てないので、熊スプレーは使用していません。)。
駐車場に着くと、車の外が飛ぶ虫だらけ、外に出るのも恐怖なくらい虫に囲まれました。このため、虫除けにサラテクトリッチリッチ30(ミスト・スプレー)を体に噴射します。前日の西穂でも、サラテクトリッチリッチ30を使用しました。とてもよく効いて、足や腕を露出していたものの全く刺されませんでした(しかし、顔のまわりは塗らなかったので、アゴ2箇所刺されたことが翌日発覚。とある怪談を思い出しました。)
途中、雨がぱらつくものの、濡れる状態ではありませんでした。しかし、飛んでいる虫がとてつもなく多く、登山道沿いの笹にはダニもいそうなため、途中から、レインウエア上下を着て登りました。
■高くもり・展望あり
村界の尾根までは急登です。その後は山頂までゆるやかな道となります。前日の西穂の疲れ、たぶん暑さによるものと思われますが、水をたくさん飲んでも喉が渇く状況で、この日はやっとこさの状況。ゆっくりとでも、登りきることだけを考えて進みました。
笹は刈り払いされており、良く整備された道です。ところどころ展望があり、八ヶ岳や美ヶ原などの山々が望めます。権現の庭という、小さな湿原があり、ワタスゲも見られました。
山頂先の反射板周辺からは、名山の展望。御嶽山、乗鞍岳、穂高〜槍ヶ岳などなど、雨が降っていて見えないと思っていただけに、なかなか良い山だと思った瞬間でした。
■核心部は林道
鉢盛山を登られた他の方も書かれていますが、約10kmの林道が核心部です。皆さんのレコを読んでいたので、路面の状況を見ながら、慎重に、慎重に進みます。行きは50分かかりました。平均時速約10kmです。
そして、帰り道。ゲートが見えてほっとした瞬間、タイヤ空気圧低下の緊急ランプが点灯。タイヤがバーストしてしまいました。ゲートが見えて油断して、路面への注意が散漫になったのが一因でしょうか。
朝日村図書館まで自走し(鍵返すため)、JAFを呼びます。(au電話がつながらなかったが、JAFアプリで呼べた)。しかし、タイヤの在庫が見つからず、au電話が使えないため、他のタイヤ屋を探すこともできず、結局、車は後日東京まで運んでもらうということとなりました。
■おわりに
東京周辺350は完登するものの、タイヤバーストという事態。本当にまいりました。
嬉しいような、悲しいような1日でした。
コメント
この記録に関連する登山ルート
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鉢盛山というと延々と歩く印象なんですが、今は条件付きで林道走行できるんですね。
昔、計画だけ立てて、結局は面倒臭くて行かなかった山です。
それにしても、あと少しでというところでパンクとは。
今の車はスペアタイヤが無いから、パンク≒JAFなんですね。
私も大昔、高ボッチの林道(まだ未舗装の時代)でバースト。
まだ買って1年ぐらいの車でタイヤ交換初体験を頑張った記憶があります。
最近もスーパー買い出し帰りに運悪くクギを踏んづけてパンク。
運良く家の近くだったので無事帰宅。
26年目の古い車なのでスペアタイヤ付、自分で交換して余裕でタイヤ選びでした。
東京350に入っていたので行きましたが、
林道を車であがって登るには、距離も標高差も小さく、
かといって下から林道も歩くには、長すぎて...
なかなか計画がたてにくいですよね。
日本300や信州100でもあるので、登りたい方はいるでしょうが、
選ぶ順番はあとのほうになりそうです。
でも、山頂からの展望はなかなかのものでした(立地がいい)。
yamaheroさんも、パンクの経験ありますか。
前のハリアーは、スペアタイヤあったので、パンク後も楽だったのですが
いまの車は積んでないんですよね。
まさか長野に置いてくるようになるとは思いませんでした。
(そのうち運んで来てはくれますけど)
東京周辺350完登おめでとうございます。
最後は地味目な鉢盛山でしたか。
確かに鉢盛山は林道走行が核心部かもしれませんね。
登山ではタイヤトラブルはたまたまありませんが、時間がおしていたら焦るかも。
早い時間で不幸中の幸いでしたが、
まさか車を置いて行く羽目になるとは。
振り返れば良い思い出になるでしょう。
東京周辺350は茨城や千葉の山も多く含まれていますが、地道に制覇ですね。
穴場的な山はありましたか?
ありがとうございます。
山梨100や群馬100など、登れない山を含んだリストは、
そろそろ限界が近づいていて、困ったものです。
パンクは、行きではないことが、まずは良かったかと思います。
自動車保険も、こんな時にも使えることがわかりました。
確かに。鉢盛山は、忘れ得ぬ山行きとなると思います。
普通のハイカーの方だと、千葉、茨城、福島浜通りのエリアは、
あまり登山の対象とならないと思いますのでその意味で難関です。
hirokさんも残りが、わずか30(月山とか未登録いくつかありません?)ですし、
観光地の山も含んでますので、すぐに行けてしまうかと思います。
hirokさん未踏のなかでは、金城山の岩峰と紅葉。気に入っていただけるかと。
白銀山からの湯河原、ハコネダケの激ヤブも、ある意味楽しいです。
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