ガッツリ!グッタリ!雲取・石尾根縦走(鴨沢〜雲取山〜七ツ石山〜石尾根巻き道〜奥多摩駅)
- GPS
- 11:54
- 距離
- 40.0km
- 登り
- 2,887m
- 下り
- 3,084m
コースタイム
- 山行
- 9:42
- 休憩
- 2:10
- 合計
- 11:52
天候 | 午前中は晴れ 私は長袖シャツ+Tシャツで登り始めましたが、上の方は寒く、ブナダワで上を着込みました。帰りもブナダワで脱いだので、このあたりの区間が寒かったのかも。 午後になって曇りがちで、雨のぱらつきも |
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過去天気図(気象庁) | 2014年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
タイムズは土日は1日最大1,200円、平日は800円。以前は無料だったかと記憶しているのですが、有料化されたようですね。 <http://times-info.net/map/parkdetails/BUK0033193.html> 奥多摩駅06:05発鴨沢西行きのバスで鴨沢へ。バスは満車で、確か立っていたのが3名。 時刻表では06:39着で、だいたいそんなものだった気が。 この時間だと、鴨沢の駐車場は満車だったのはもちろん、留浦の駐車場も満車でした。 一方で、小袖の駐車場はまだ空きあり。ただし、理由は覚えていませんが、鴨沢から登ってくるほうが、封鎖されていました。小袖の駐車場に来ていた方は、どこから登ってきていたのでしょうか? |
コース状況/ 危険箇所等 |
■鴨沢〜ブナ坂(ブナダワ) 終始、ダラダラとした登り。ここで飛ばすと、後がツライかも(今日の私のこと)。 ■ブナ坂〜雲取山頂 七ツ石ヘリポートを過ぎたあたりから、これまでよりは急な登り。 とはいえ、危険な場所はありません。 ■ブナ坂〜七ツ石山 短いのですが、今日一番急な登りで、 帰りに七ツ石山に登ったのは初めてですが、雲取往復後にここを登ると、こんなにきついと思っていませんでした。 ■七ツ石山〜鷹巣避難小屋〜六ツ石山分岐 多少のアップダウンを繰り返しながら、全体としては快適な下り道。 道幅が狭いので、すれ違い時は譲り合いの精神が大事。 特に斜面が崩れている箇所が数か所あるため、ここは要注意。いずれも、滑ったらかなり下まで落ちそうな場所です。 ■六ツ石山〜奥多摩駅 ひたすら下る。登りというほどの登りはなし。 三ノ木戸林道方面、木橋崩落により通行注意の案内あり。(行っていないので、状況わかりません。) 奥多摩駅に近くなると、林道歩きも。 |
写真
装備
個人装備 |
ザック(40L) 1
レインウェア 1
ヘッドランプ 1
帽子 1
手袋 1
ザックカバー 1
ストック 1
クッカー 1
ガスボンベ 1
ライター 1
サングラス 1
地図 1 紙・スマホ
スマホ 1
カメラ 1
ロールペーパー 1
救急用品 1 絆創膏・テーピングなど
サバイバルシート 1
携帯簡易トイレ 2
保険証 1
水 1
非常食 1
ジャケット 1
アンダーウェア(着替え) 1
充電器 1
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感想
バセドウ氏病再々発と言われてから3週間。逆に言うと、薬を飲み始めて3週間。普段の生活で、だいぶ体調が戻ってきたのを感じ、そうなると長い距離を歩きたくなります。
子供が丹沢に行ったことがないため、来週に丹沢主脈の縦走予定。今日は子供は予定あり、私はヒマヒマだったため、自然に起きたらを条件に、一人で雲取へ。元々は、雲取ピストンを考えていたのですが、ほかの方のレコを見ていて、石尾根に行きたくなり、石尾根も予定に追加。体力的に難があった場合、エスケープルートが多数というのが魅力でもあります。
登りはじめは快調。1時間たったところで、今日は調子がいいと判断し、元々、狙っていた標準コースタイムの8掛けを目指してスピードアップ。帰りは石尾根縦走を考えていたため、七ツ石山は巻き道から。この時間(9時過ぎ)にすでにテントを張っている方がいるのを見ながら、こ途中までは、3時間半で山頂に着くペースだな、なんて考えていました。
小雲取の取り付き地点で斜度が急になってから、ちょっとペースをあげようとすると、すぐに心臓がバクバクいい始めます。しかも、疲れている感じはないのに、足があがりません。ちょっと登ると、すぐに休憩。これまでは誰にも抜かれなかったのに、ここから抜かれまくります。
とりあえず、小雲取の山頂までは頑張ろうと登り切り、ここで腰を下ろして小休止。と思ったら、座った瞬間に寝落ち、首がカクカクするので、船をこぎ始めたのが自分でもわかります。とは言っても、ここで寝るわけにもいかず。山頂まで行って、避難小屋で昼寝しようと、心臓だけおさまったら出発します。といっても、10分かかりましたが・・・
ブナダワから山頂まで、とにかく、時間がかかりました。
山頂に着くと、雲が出ないうちに振り返りの富士山だけ、写真におさめて、すぐに避難小屋で昼寝。10〜20分くらいと考えていましたが、結局、目が覚めたのは45分後。何名か、避難小屋に入ってきたのは知っています。お恥ずかしい姿をお見せして、恐縮至極です。ただ、この昼寝が正解だったようで、目が覚めると、すっかり元気に。
山頂で写真を撮ったあとは、下山開始。あらためて快調。だし、やっぱり、小雲取の今度は下りで足が止まり始めます。
要は、急斜面を上り下りする筋力が落ちているってことだと気づき。
そりゃ、2か月で10kg体重が減ってますからね。
もっとも、結果的に最後の奥多摩駅まで歩きとおしたので、スタミナは戻っており、筋力が足りていないということは、はっきりしました。
そういえば、下る頃にはテントがすでに20張ありました。
行きと同じくブナダワで休憩。
このときは、8割方、鴨沢へのピストンに心が傾き始めていました。が、バスの時間を調べたところ、ここから降り始めると、どうやっても中途半端。1時間くらいはバスを待ちそうな感じです。待ち時間が大嫌いな私には、耐えられません!
ということで、元々がアップダウンも少なさそうな道で、体力的にきつそうであれば、エスケープルートで降りればいいか、ということで、七ツ石山へ。ここの登りはつらくなかったのは不思議。
石尾根は、比較的上り下りが少ないこともあり、非常に快適。今回は尾根道を選択しましたが、通常の尾根道も今度、歩いてみたいものです。もっとも、その場合は、今回のように雲取ははさまないと思いますが。
鷹巣山避難小屋では、休憩の前にザックをデポして、200m(と書いてあった)下の水場へ。この時点で700mlしか残っておらず、まだ道中が長いことを考えると、水だけは必要と判断。もっとも、この水はすべて、家へのお土産になりましたが。
3年前に鷹巣山に登ったのが、山登り始めたきっかけでもあるので、登りに行きたかったのですが、時間・体力・気力すべてが足りなかったため、泣く泣く巻き道へ。
そのあと、2回のエスケープのチャンスがありましたが、結局、エスケープしても、奥多摩まで降りても、時間的に大差なさそうだったため、歩いて降りることを選択。、
そこからは、陽が暮れるまでに帰ることを優先し、バテバテなりに急ぎ脚。なので、この区間は写真も少ない・・・
個人差はあるのでしょうが、コースタイムがあてになったり、ならなかったり。私はヤマケイさんの地図を使っていますが、場所によっては、1時間10分となっていたところを、40分で降りています。このコースタイムはしょうがないとして、困ったのがGPSで取得した位置と、地図上の道の場所が違っていること。場所によっては死活問題になりかねません。技術も発展してますし、ヤマケイさんには、さらなる地図の精度向上を期待したいところ。
最後は林道歩きも含めて奥多摩駅で。途中は、バテバテなりに歩くことができたのに、途中、上から駅の近くが見えてから、本格的に足が動かなくなりました。確かに、「日没までには下山するんじゃあ!」と、気持ちは入っていました。人間の意志力ってすごいなあ、と思った瞬間。
悔しかったのは、GPSログの記録を終了して、歩行距離を見ると、なんと39.9km・・・わかっていれば、あと100mくらい歩いて、40kmに乗せたのに!(って、確認しなかった自分が悪いのです。)
なんだかんだ、今日も無事に降りてくることができ、山の神様に感謝です。
もうひとつ、欲を出して神様にお願いしたのが・・・
明日の筋肉痛がないようにしてください・・・
もっとも、山の神様の手が届く範疇ではない気もしますが。
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