ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 448584
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
奥多摩・高尾

ガッツリ!グッタリ!雲取・石尾根縦走(鴨沢〜雲取山〜七ツ石山〜石尾根巻き道〜奥多摩駅)

2014年05月17日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
8
2~3泊以上が適当
GPS
11:54
距離
40.0km
登り
2,887m
下り
3,084m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
9:42
休憩
2:10
合計
11:52
距離 40.0km 登り 2,901m 下り 3,084m
6:51
19
7:14
7:15
61
8:16
70
9:26
9:35
25
10:00
10:01
5
10:06
10:09
21
10:30
10:47
17
11:04
11:56
2
11:58
12:02
2
12:04
12:08
11
12:19
12:22
13
12:35
27
13:02
13:15
15
13:30
13:32
6
13:38
66
14:44
14:46
3
14:55
15:00
26
15:26
15:28
23
15:51
7
15:58
15:59
20
16:19
44
17:03
22
17:25
17:26
22
18:37
18:39
4
18:43
ゴール地点
ルート図の累積標高は、間違っている気がしてなりません。さすがに3,000mはないでしょう・・・
天候 午前中は晴れ
私は長袖シャツ+Tシャツで登り始めましたが、上の方は寒く、ブナダワで上を着込みました。帰りもブナダワで脱いだので、このあたりの区間が寒かったのかも。
午後になって曇りがちで、雨のぱらつきも
過去天気図(気象庁) 2014年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
奥多摩駅まで車。05:40頃に到着し、奥多摩町役場横のタイムズに駐車、先着なし。
タイムズは土日は1日最大1,200円、平日は800円。以前は無料だったかと記憶しているのですが、有料化されたようですね。
<http://times-info.net/map/parkdetails/BUK0033193.html>

奥多摩駅06:05発鴨沢西行きのバスで鴨沢へ。バスは満車で、確か立っていたのが3名。
時刻表では06:39着で、だいたいそんなものだった気が。

この時間だと、鴨沢の駐車場は満車だったのはもちろん、留浦の駐車場も満車でした。
一方で、小袖の駐車場はまだ空きあり。ただし、理由は覚えていませんが、鴨沢から登ってくるほうが、封鎖されていました。小袖の駐車場に来ていた方は、どこから登ってきていたのでしょうか?
コース状況/
危険箇所等
■鴨沢〜ブナ坂(ブナダワ)
終始、ダラダラとした登り。ここで飛ばすと、後がツライかも(今日の私のこと)。

■ブナ坂〜雲取山頂
七ツ石ヘリポートを過ぎたあたりから、これまでよりは急な登り。
とはいえ、危険な場所はありません。

■ブナ坂〜七ツ石山
短いのですが、今日一番急な登りで、
帰りに七ツ石山に登ったのは初めてですが、雲取往復後にここを登ると、こんなにきついと思っていませんでした。

■七ツ石山〜鷹巣避難小屋〜六ツ石山分岐
多少のアップダウンを繰り返しながら、全体としては快適な下り道。
道幅が狭いので、すれ違い時は譲り合いの精神が大事。
特に斜面が崩れている箇所が数か所あるため、ここは要注意。いずれも、滑ったらかなり下まで落ちそうな場所です。

■六ツ石山〜奥多摩駅
ひたすら下る。登りというほどの登りはなし。
三ノ木戸林道方面、木橋崩落により通行注意の案内あり。(行っていないので、状況わかりません。)
奥多摩駅に近くなると、林道歩きも。
鴨沢バス停。今日も元気に行ってきます!
2014年05月17日 06:50撮影 by  COOLPIX S6500, NIKON
1
5/17 6:50
鴨沢バス停。今日も元気に行ってきます!
朝日に照らされた山がきれい!
(なんて山か、知りませんが・・・)
2014年05月17日 06:58撮影 by  COOLPIX S6500, NIKON
1
5/17 6:58
朝日に照らされた山がきれい!
(なんて山か、知りませんが・・・)
尾根沿いの緑もきれい!
(なんて木か、知りませんが・・・)
2014年05月17日 07:19撮影 by  COOLPIX S6500, NIKON
5/17 7:19
尾根沿いの緑もきれい!
(なんて木か、知りませんが・・・)
花もきれい!
(なんて花か知りませんが・・・)
結構、下の方から咲いています。これを見て、雲取は花の百名山でもあったことを思い出しました。
2014年05月17日 08:26撮影 by  COOLPIX S6500, NIKON
5/17 8:26
花もきれい!
(なんて花か知りませんが・・・)
結構、下の方から咲いています。これを見て、雲取は花の百名山でもあったことを思い出しました。
七ツ石の巻き道から、今日の初富士。
富士山を見ると、わけもなくうれしくなってしまうのは、どうしてなのでしょう?
2014年05月17日 08:43撮影 by  COOLPIX S6500, NIKON
2
5/17 8:43
七ツ石の巻き道から、今日の初富士。
富士山を見ると、わけもなくうれしくなってしまうのは、どうしてなのでしょう?
これが新しい橋ですね。
すぐに架け替えて登山者の足を確保いただき、メンテナンスしている方々に感謝です。
2014年05月17日 08:51撮影 by  COOLPIX S6500, NIKON
2
5/17 8:51
これが新しい橋ですね。
すぐに架け替えて登山者の足を確保いただき、メンテナンスしている方々に感謝です。
一か所だけ、雪を通ります。
ちょうど溶けかかっているところが岩の間になっているので、注意が必要。
2014年05月17日 08:57撮影 by  COOLPIX S6500, NIKON
5/17 8:57
一か所だけ、雪を通ります。
ちょうど溶けかかっているところが岩の間になっているので、注意が必要。
巻き道では、こんなかわいい花も見つめました。
(なんて花か、わかりませんが・・・)
2014年05月17日 09:02撮影 by  COOLPIX S6500, NIKON
5/17 9:02
巻き道では、こんなかわいい花も見つめました。
(なんて花か、わかりませんが・・・)
今日の初南アルプス。
こちらは、富士山とは違った意味で、興奮です!
(なんでだろう・・・)
2014年05月17日 09:10撮影 by  COOLPIX S6500, NIKON
1
5/17 9:10
今日の初南アルプス。
こちらは、富士山とは違った意味で、興奮です!
(なんでだろう・・・)
ブナダワの手前で、今日、初めて雲取山頂が顔をのぞかせました。
2014年05月17日 09:15撮影 by  COOLPIX S6500, NIKON
5/17 9:15
ブナダワの手前で、今日、初めて雲取山頂が顔をのぞかせました。
ブナダワからダンシングツリー方面。
わたし、ここからヘリポートまでの尾根道、大好きです。
2014年05月17日 09:40撮影 by  COOLPIX S6500, NIKON
2
5/17 9:40
ブナダワからダンシングツリー方面。
わたし、ここからヘリポートまでの尾根道、大好きです。
やっぱり今日も、青空を背に踊っていらっしゃいます。
ヤマレコやっていないときは、横を通っても存在すら気づいていなかったのに・・・
2014年05月17日 09:44撮影 by  COOLPIX S6500, NIKON
7
5/17 9:44
やっぱり今日も、青空を背に踊っていらっしゃいます。
ヤマレコやっていないときは、横を通っても存在すら気づいていなかったのに・・・
ヘリポートからのぞむ富士。
2014年05月17日 09:58撮影 by  COOLPIX S6500, NIKON
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5/17 9:58
ヘリポートからのぞむ富士。
奥多摩小屋を超えて、小雲取の取り付き。ここから斜面が急に。そして、ダウン・・・
2014年05月17日 10:03撮影 by  COOLPIX S6500, NIKON
1
5/17 10:03
奥多摩小屋を超えて、小雲取の取り付き。ここから斜面が急に。そして、ダウン・・・
振り返ると丹沢山塊。
2014年05月17日 10:10撮影 by  COOLPIX S6500, NIKON
1
5/17 10:10
振り返ると丹沢山塊。
それでもやっぱり、まだ登りは続きます。雲取好きなんですけど、なんかどうしても、ここだけは好きになれないのです。
2014年05月17日 10:27撮影 by  COOLPIX S6500, NIKON
1
5/17 10:27
それでもやっぱり、まだ登りは続きます。雲取好きなんですけど、なんかどうしても、ここだけは好きになれないのです。
小雲取山頂から振り返って富士。
まあ、この景色を見ると、登ってくる苦労は吹っ飛ぶのですけどね。
2014年05月17日 10:36撮影 by  COOLPIX S6500, NIKON
3
5/17 10:36
小雲取山頂から振り返って富士。
まあ、この景色を見ると、登ってくる苦労は吹っ飛ぶのですけどね。
山頂が近くに見えてきました!間もなく!
2014年05月17日 11:02撮影 by  COOLPIX S6500, NIKON
1
5/17 11:02
山頂が近くに見えてきました!間もなく!
山頂から振り返って富士。
このあとの時間は、雲をかぶってしまいました。
2014年05月17日 11:09撮影 by  COOLPIX S6500, NIKON
3
5/17 11:09
山頂から振り返って富士。
このあとの時間は、雲をかぶってしまいました。
甲斐駒、仙丈、鳳凰三山、ちょっとだけ北岳。
甲斐駒のピラミッド、大好きです。
2014年05月17日 12:00撮影 by  COOLPIX S6500, NIKON
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5/17 12:00
甲斐駒、仙丈、鳳凰三山、ちょっとだけ北岳。
甲斐駒のピラミッド、大好きです。
赤石、荒川。
なんと、白峰三山を撮るの忘れてました・・・
2014年05月17日 12:00撮影 by  COOLPIX S6500, NIKON
1
5/17 12:00
赤石、荒川。
なんと、白峰三山を撮るの忘れてました・・・
菩薩様。GWに子供と登らせていただきました。
2014年05月17日 12:02撮影 by  COOLPIX S6500, NIKON
5/17 12:02
菩薩様。GWに子供と登らせていただきました。
丹沢山塊。真ん中は蛭ヶ岳。こうしてみると、ボリューム感ありますよね。、
2014年05月17日 12:02撮影 by  COOLPIX S6500, NIKON
5/17 12:02
丹沢山塊。真ん中は蛭ヶ岳。こうしてみると、ボリューム感ありますよね。、
山頂標識。埼玉県民なので、やっぱり埼玉のでしょう!
2014年05月17日 12:03撮影 by  COOLPIX S6500, NIKON
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5/17 12:03
山頂標識。埼玉県民なので、やっぱり埼玉のでしょう!
上から見る尾根道も大好きです。
この時期に来るのは初めてですが、四季折々で、色々な顔を見ることができます。新緑の季節もきれいですね。
2014年05月17日 12:37撮影 by  COOLPIX S6500, NIKON
2
5/17 12:37
上から見る尾根道も大好きです。
この時期に来るのは初めてですが、四季折々で、色々な顔を見ることができます。新緑の季節もきれいですね。
今日は巻き道があるところは、ひたすら巻き道。先が長いですから。(と言いつつ、この時点では鴨沢に戻る気満々)
2014年05月17日 12:44撮影 by  COOLPIX S6500, NIKON
1
5/17 12:44
今日は巻き道があるところは、ひたすら巻き道。先が長いですから。(と言いつつ、この時点では鴨沢に戻る気満々)
巻き道で見つけた花。寄り道すると、こういうご褒美もあります。
そういや、登りのときは気が付きませんでした。一杯一杯でしたので・・・
2014年05月17日 12:45撮影 by  COOLPIX S6500, NIKON
5/17 12:45
巻き道で見つけた花。寄り道すると、こういうご褒美もあります。
そういや、登りのときは気が付きませんでした。一杯一杯でしたので・・・
なんのつぼみでしょう?
2014年05月17日 12:47撮影 by  COOLPIX S6500, NIKON
5/17 12:47
なんのつぼみでしょう?
こちらは別のつぼみ。もう少し後の季節も楽しめそう。
2014年05月17日 12:53撮影 by  COOLPIX S6500, NIKON
5/17 12:53
こちらは別のつぼみ。もう少し後の季節も楽しめそう。
帰りに反対から見たダンシングツリー。
おそらく、写真を撮っている方々は、ヤマレコさんなのでしょうね。
2014年05月17日 12:56撮影 by  COOLPIX S6500, NIKON
2
5/17 12:56
帰りに反対から見たダンシングツリー。
おそらく、写真を撮っている方々は、ヤマレコさんなのでしょうね。
七ツ石山から振り返って雲取。また来まーっす!
2014年05月17日 13:33撮影 by  COOLPIX S6500, NIKON
5/17 13:33
七ツ石山から振り返って雲取。また来まーっす!
石尾根縦走路の分岐点から。
ここを行きますが、結構、長いのですよね・・・
2014年05月17日 13:39撮影 by  COOLPIX S6500, NIKON
1
5/17 13:39
石尾根縦走路の分岐点から。
ここを行きますが、結構、長いのですよね・・・
石尾根は、六ツ石山分岐までの道中、いたる所、道のわきに花が咲いていました。
こんな花や・・・
2014年05月17日 13:41撮影 by  COOLPIX S6500, NIKON
5/17 13:41
石尾根は、六ツ石山分岐までの道中、いたる所、道のわきに花が咲いていました。
こんな花や・・・
こんな花も。
もちろん、花の名前は、わかりません。山に登っていると、色々な花を見るので、覚えたいのですが、覚える気なしという矛盾。
2014年05月17日 14:09撮影 by  COOLPIX S6500, NIKON
5/17 14:09
こんな花も。
もちろん、花の名前は、わかりません。山に登っていると、色々な花を見るので、覚えたいのですが、覚える気なしという矛盾。
今日、一番きれいだった景色。手前の緑が、ものすごく鮮やか(写真だとうまく表現できていない・・・)
手前の山に、日が当たっている時間なら、もっときれいだっだのでしょうね。
2014年05月17日 13:51撮影 by  COOLPIX S6500, NIKON
5/17 13:51
今日、一番きれいだった景色。手前の緑が、ものすごく鮮やか(写真だとうまく表現できていない・・・)
手前の山に、日が当たっている時間なら、もっときれいだっだのでしょうね。
私はずっと、巻き道を行きました。
尾根道との縦走路。今度は、尾根道を歩いてみたい。
2014年05月17日 14:02撮影 by  COOLPIX S6500, NIKON
1
5/17 14:02
私はずっと、巻き道を行きました。
尾根道との縦走路。今度は、尾根道を歩いてみたい。
数か所、斜面が崩れています。滑りやすい場所でもあるので、注意が必要。
私はここで、比較的大きな石を落してしまいました。下に道がなくてよかったのですが、普段から気をつけないといけないですね。
2014年05月17日 14:11撮影 by  COOLPIX S6500, NIKON
1
5/17 14:11
数か所、斜面が崩れています。滑りやすい場所でもあるので、注意が必要。
私はここで、比較的大きな石を落してしまいました。下に道がなくてよかったのですが、普段から気をつけないといけないですね。
鷹巣山への取り付き。3年ぶりの鷹巣山で、登りたかったのですが、時間・体力・気力のいずれも欠けていたため、またの機会にして、巻き道へ。
2014年05月17日 15:02撮影 by  COOLPIX S6500, NIKON
5/17 15:02
鷹巣山への取り付き。3年ぶりの鷹巣山で、登りたかったのですが、時間・体力・気力のいずれも欠けていたため、またの機会にして、巻き道へ。
石尾根から見る緑はきれいです。
2014年05月17日 15:05撮影 by  COOLPIX S6500, NIKON
5/17 15:05
石尾根から見る緑はきれいです。
木の間から奥多摩湖。意味もなく、なんとなく安心。
2014年05月17日 15:42撮影 by  COOLPIX S6500, NIKON
1
5/17 15:42
木の間から奥多摩湖。意味もなく、なんとなく安心。
予定よりだいぶ、時間がかかってしまったため、途中で暗くなり始めます。
2014年05月17日 16:49撮影 by  COOLPIX S6500, NIKON
5/17 16:49
予定よりだいぶ、時間がかかってしまったため、途中で暗くなり始めます。
12時間近くかけて、ようやく奥多摩駅に到着・・・
警備会社の車を除いた方々は、山泊ですかね?
(ほかの選択肢は考えてません!)
2014年05月17日 18:42撮影 by  COOLPIX S6500, NIKON
1
5/17 18:42
12時間近くかけて、ようやく奥多摩駅に到着・・・
警備会社の車を除いた方々は、山泊ですかね?
(ほかの選択肢は考えてません!)
撮影機器:

装備

個人装備
ザック(40L)
1
レインウェア
1
ヘッドランプ
1
帽子
1
手袋
1
ザックカバー
1
ストック
1
クッカー
1
ガスボンベ
1
ライター
1
サングラス
1
地図
1
紙・スマホ
スマホ
1
カメラ
1
ロールペーパー
1
救急用品
1
絆創膏・テーピングなど
サバイバルシート
1
携帯簡易トイレ
2
保険証
1
1
非常食
1
ジャケット
1
アンダーウェア(着替え)
1
充電器
1

感想

バセドウ氏病再々発と言われてから3週間。逆に言うと、薬を飲み始めて3週間。普段の生活で、だいぶ体調が戻ってきたのを感じ、そうなると長い距離を歩きたくなります。
子供が丹沢に行ったことがないため、来週に丹沢主脈の縦走予定。今日は子供は予定あり、私はヒマヒマだったため、自然に起きたらを条件に、一人で雲取へ。元々は、雲取ピストンを考えていたのですが、ほかの方のレコを見ていて、石尾根に行きたくなり、石尾根も予定に追加。体力的に難があった場合、エスケープルートが多数というのが魅力でもあります。

登りはじめは快調。1時間たったところで、今日は調子がいいと判断し、元々、狙っていた標準コースタイムの8掛けを目指してスピードアップ。帰りは石尾根縦走を考えていたため、七ツ石山は巻き道から。この時間(9時過ぎ)にすでにテントを張っている方がいるのを見ながら、こ途中までは、3時間半で山頂に着くペースだな、なんて考えていました。
小雲取の取り付き地点で斜度が急になってから、ちょっとペースをあげようとすると、すぐに心臓がバクバクいい始めます。しかも、疲れている感じはないのに、足があがりません。ちょっと登ると、すぐに休憩。これまでは誰にも抜かれなかったのに、ここから抜かれまくります。
とりあえず、小雲取の山頂までは頑張ろうと登り切り、ここで腰を下ろして小休止。と思ったら、座った瞬間に寝落ち、首がカクカクするので、船をこぎ始めたのが自分でもわかります。とは言っても、ここで寝るわけにもいかず。山頂まで行って、避難小屋で昼寝しようと、心臓だけおさまったら出発します。といっても、10分かかりましたが・・・
ブナダワから山頂まで、とにかく、時間がかかりました。

山頂に着くと、雲が出ないうちに振り返りの富士山だけ、写真におさめて、すぐに避難小屋で昼寝。10〜20分くらいと考えていましたが、結局、目が覚めたのは45分後。何名か、避難小屋に入ってきたのは知っています。お恥ずかしい姿をお見せして、恐縮至極です。ただ、この昼寝が正解だったようで、目が覚めると、すっかり元気に。

山頂で写真を撮ったあとは、下山開始。あらためて快調。だし、やっぱり、小雲取の今度は下りで足が止まり始めます。
要は、急斜面を上り下りする筋力が落ちているってことだと気づき。
そりゃ、2か月で10kg体重が減ってますからね。
もっとも、結果的に最後の奥多摩駅まで歩きとおしたので、スタミナは戻っており、筋力が足りていないということは、はっきりしました。
そういえば、下る頃にはテントがすでに20張ありました。

行きと同じくブナダワで休憩。
このときは、8割方、鴨沢へのピストンに心が傾き始めていました。が、バスの時間を調べたところ、ここから降り始めると、どうやっても中途半端。1時間くらいはバスを待ちそうな感じです。待ち時間が大嫌いな私には、耐えられません!
ということで、元々がアップダウンも少なさそうな道で、体力的にきつそうであれば、エスケープルートで降りればいいか、ということで、七ツ石山へ。ここの登りはつらくなかったのは不思議。

石尾根は、比較的上り下りが少ないこともあり、非常に快適。今回は尾根道を選択しましたが、通常の尾根道も今度、歩いてみたいものです。もっとも、その場合は、今回のように雲取ははさまないと思いますが。

鷹巣山避難小屋では、休憩の前にザックをデポして、200m(と書いてあった)下の水場へ。この時点で700mlしか残っておらず、まだ道中が長いことを考えると、水だけは必要と判断。もっとも、この水はすべて、家へのお土産になりましたが。
3年前に鷹巣山に登ったのが、山登り始めたきっかけでもあるので、登りに行きたかったのですが、時間・体力・気力すべてが足りなかったため、泣く泣く巻き道へ。
そのあと、2回のエスケープのチャンスがありましたが、結局、エスケープしても、奥多摩まで降りても、時間的に大差なさそうだったため、歩いて降りることを選択。、

そこからは、陽が暮れるまでに帰ることを優先し、バテバテなりに急ぎ脚。なので、この区間は写真も少ない・・・
個人差はあるのでしょうが、コースタイムがあてになったり、ならなかったり。私はヤマケイさんの地図を使っていますが、場所によっては、1時間10分となっていたところを、40分で降りています。このコースタイムはしょうがないとして、困ったのがGPSで取得した位置と、地図上の道の場所が違っていること。場所によっては死活問題になりかねません。技術も発展してますし、ヤマケイさんには、さらなる地図の精度向上を期待したいところ。

最後は林道歩きも含めて奥多摩駅で。途中は、バテバテなりに歩くことができたのに、途中、上から駅の近くが見えてから、本格的に足が動かなくなりました。確かに、「日没までには下山するんじゃあ!」と、気持ちは入っていました。人間の意志力ってすごいなあ、と思った瞬間。
悔しかったのは、GPSログの記録を終了して、歩行距離を見ると、なんと39.9km・・・わかっていれば、あと100mくらい歩いて、40kmに乗せたのに!(って、確認しなかった自分が悪いのです。)

なんだかんだ、今日も無事に降りてくることができ、山の神様に感謝です。
もうひとつ、欲を出して神様にお願いしたのが・・・
明日の筋肉痛がないようにしてください・・・
もっとも、山の神様の手が届く範疇ではない気もしますが。

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この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
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