富良野西岳《北海道百名山》



- GPS
- 05:33
- 距離
- 12.0km
- 登り
- 1,084m
- 下り
- 1,075m
コースタイム
- 山行
- 5:20
- 休憩
- 0:14
- 合計
- 5:34
天候 | 曇り一時霧雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
西岳沢コースは険しく北の峰からのゲレンデ歩きは急傾斜で滑りやすく長い |
写真
感想
富良野ロープウェイ駅の傍に車を止め、新富良野プリンスHの北側のゲレンデの道から分かれて西岳沢へと入って行った。堰堤で林道が途切れ、登山口となっている。登山BOXの帳面には2日前の記帳が最新だった。堰堤を乗り越え左岸を遡って行くと徐々に沢が近づき最初の渡渉点となった。流量多く奔流の沢に足を下ろす岩を物色するが滑りやすく登山靴を濡らしながら渡渉した。3回目の本流渡渉をしたところで泥濘に熊の足跡がくっきりと残り一寸緊張が走った。谷が狭まると渡渉の頻度が増し尾根に取り付くまで本流渡渉を15回繰り返した。徐々に水量は減ってきたが結構手強いルートだ。9回目の渡渉で右岸に移ると“仙人の泉”がありかなりの水量の湧き水が出ていた。最後の渡渉点は渡った先から沢を離れ尾根への取り付きとなった。登山口から1時間半、2.5劼派弦盧400mを稼いだ。
尾根に取り付くと格段に歩き易くなったが標高900mより上は雲の中で、草に水滴が付いてズボンを濡らした。標高1,100mを越えると細い稜線となり風が吹き出した。軈て霧雨状態となり雨具を着ようかと思ったがもうすでに手遅れのようだった。地形図には山頂部の稜線南側に崖マークがあり険しく切り立った部分が出て来た。富良野西岳(1,331m)山頂は、360°の展望があるが霧雨の中では何も見ることはできなかった。休憩をするも風が強く10分程で体が冷えてしまった。
地形図には富良野西岳の南西のピークまで点線道が付いているので行ってみよう目論んだが道形は見出だせなかった。西岳沢西尾根を下り、西岳沢を回り込むように進むと風が防げて登山道も格段に歩き易くなってきた。ミヤマキンポウゲの群落がありオオタカネバラやエゾシオガマも見られた。P1124は東側を巻き、北の峰(1,084m)も南側に点線道が描かれているので何とかピークを取りたく登路を探したが濃い藪で断念した。
北の峰から少し進むとリフト最上部に達した。此処からは標高差700m近くをゲレンデの作業道を歩く。傾斜が強く砂利で滑り易いので歩き難い。標高が下がり900mを切ると雲の領域を脱し富良野の市街や十勝連峰が望めるようになった。標高は十勝の方が高いのに此方より雲が少ないようだ。ロープウェイの山上駅に近づくと人がいるようだが営業はしていない。新富良野プリンスH西側で西岳沢コースと合流し、駐車場へと戻り周回登山を終えた。
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