ロングコーストレーニング（小八郎岳・烏帽子岳・池ノ平山・念丈岳）

2022年07月23日(土) [日帰り]

• GPS: 10:37
• 距離: 16.2km
• 登り: 1,596m
• 下り: 1,591m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:29
• 休憩: 0:59
• 合計: 10:28

距離 16.2km 登り 1,596m 下り 1,603m

3:37 鳩打峠
4:27 4:35 小八郎岳
5:48 5:49 飯島ルート・小八郎ルート分岐
6:01 セキナギ（上部）
7:03 7:20 烏帽子岳
8:00 8:07 池ノ平山
9:04 奥念丈分岐
9:07 9:28 念丈岳
9:29 奥念丈分岐
10:27 池ノ平山
11:20 11:25 烏帽子岳
12:10 セキナギ（上部）
12:24 飯島ルート・小八郎ルート分岐
14:05 鳩打峠

天候

晴れ時々曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

●鳩打峠駐車場（キャパ20台程度）
・早朝3：20頃到着時には駐車車両1台
・下山時14:00頃は駐車車両4台
・簡易トイレ2基有
（最近登山口駐車場がどこも混雑しているので、下山時の車両の少なさにびっくり）

コース状況／危険箇所等

＜コース状況＞
●登山ポスト：鳩打峠登山口に有（記入用紙もあり）
　詳しい案内看板やパンフレット類もおいてあります。
●コース全体を通してよく整備されており、標識やテープ類も多くあります。
念丈倶楽部の皆さんがコース整備をしていただいています。ありがとうございます。
http://www.janis.or.jp/users/yoichi-k/nenjo-club.html
●コースタイムの長さから、多くの方が烏帽子岳までで引き返すようですが、ロングコースを歩きなれている方ならば、念丈岳まで行くのをお勧めします。

●鳩打峠〜小八郎岳
　小一郎から順に山頂に向かって標識があり、ユニークな発想と絵柄になごみます。
山頂も景色が良く、登頂した頃には東の空がかなり明るくなっており、あと少しでご来光の時間でした（先を急いだので今回ご来光はパスしました）
　帰路は小八郎岳の巻き道を利用しましたが、こちらも雰囲気の良い道でした。
●小八郎岳〜烏帽子岳
　一番しんどいのがこの区間でした。特に5/10標識から上部は急登になり、飯島コースからの合流地点から先は長く感じました。
　山頂手前で、烏帽子岩直登ルートと巻道を選択できます。巻道を選んでも急な階段があるので要注意です。
　山頂は展望良好、大人数でなければ十分な休憩スペースがあります。
●烏帽子岳〜池ノ平山
　細かいアップダウンはありますが、これまでと比べるとなだらかになってきます。
山頂はそれほど展望があるわけではありませんが、広々としていて良い雰囲気です。
●池ノ平山〜念丈岳
　ここからも細かいアップダウンはありますが、歩いていくと念丈岳が近づいてくるのでヤル気が出てきました。ところどころ笹が背丈ほど伸びている箇所もありましたが、「中央アルプス」らしさを感じられる程度だと思います。
　山頂は広くはないですが、展望最高！訪れる人も少ないので静かな時間を楽しめます。ホント良き山でした。
　

その他周辺情報

●下山後の甘味
恵那峡SAのソフトクリーム￥４００

写真

7/23 3:31

今回はロングコーストレーニングのために念丈岳の登山口にやってきました。

7/23 3:23

長いコースので、まだ月夜の時間に歩きだし開始です。

7/23 3:33

鳩打峠駐車場から徒歩2分くらいのすぐ近くに登山口がありました。

7/23 3:33

登山ポストは登山口に設置してあります。

7/23 3:35

登山口の登山マップ。ここから念丈岳まで往復12時間20分です。

7/23 3:35

まだ暗い森に入ります。

7/23 3:41

でっかいキノコが出迎えてくれました。

7/23 3:43

小一郎さん標識発見！小八郎岳までカウントアップして見守ってくれるようです！お願いします！

7/23 3:48

小一郎さんから5分で小二郎さん標識発見！小学校に入学しました、おめでとうございます！

7/23 3:52

烏帽子岳までの合目看板がありました。10合目が頂上と思われます。

7/23 3:55

小二郎さん標識から7分で小三郎さん標識に着きました！地元の松川YAMAYAサッカーチームに所属したようです。お互いがんばりましょう！

7/23 4:02

小三郎さん標識から7分で小四郎さん標識に到着！社会人デビューですね。Yシャツは夏仕様です。

7/23 4:03

定期的に綺麗なベンチがあります。急斜面はなく落差も少なくとても整備が行き届いています。

7/23 4:06

まだ先行者がこの時間いないのか蜘蛛の巣が多いです。

7/23 4:07

小四郎さん標識から5分で小五郎さん標識に到着！貫禄がでてきましたね！

7/23 4:13

小五郎さん標識から6分で小六郎さん標識に到着！だいぶおじいちゃんになりました。

7/23 4:18

ママコナ

7/23 4:20

コバノイチヤクソウ

7/23 4:21

小六郎さん標識から8分で小七郎さん標識に到着。悟りを開いたようです・・・。

7/23 4:27

小七郎さん標識から6分で小八郎岳頂上に到着！頂上には綺麗なあずまやがあります。コースタイム1時間なのでファミリーで来るのによい山だと思います。景色も抜群ですし。

7/23 4:31

頂上標識を見つけられなかったので、頂上で烏帽子岳をバックに記念撮影。

7/23 4:27

東の空、薄明が進んでいます。夜明けまであと20分程度でしょうか。暗闇からオレンジのグラデーションがきれいです。

7/23 4:30

小八郎岳からの展望。目の前には南アルプス全体が広がっています。

7/23 4:27

南アルプスの稜線の詳細の解説も表示されています。

7/23 4:30

鋸岳、甲斐駒ヶ岳、仙丈ケ岳

7/23 4:30

北岳、間ノ岳

7/23 4:28

思い出ノート。よく見ると烏帽子をかぶり弓と剣をもった青年のキャラクターがいます。小八郎さんのキャラ看板がなかったのですが、最終的な小八郎さんはのキャラクターと思うことにしました！

7/23 4:31

小八郎岳から見る烏帽子岳。まだまだ遠く、そして大きい山です。

7/23 4:32

シモツケ

7/23 5:04

朝日が昇ってきました！おはようございます！今日もよろしくお願いします！

7/23 5:21

烏帽子岳5合目看板。この看板の少し前から急斜面になります。

7/23 5:31

烏帽子岳展望地。まだまだ遠いです。

7/23 5:31

烏帽子岳アップ。険しそう。。

7/23 5:41

朝日の木漏れ日。6合目看板に到着。

7/23 5:57

木の根の多い急斜面で滑りやすいです。

7/23 6:04

セキナギに到着！

7/23 6:04

セキナギから下は崩落してます。

7/23 6:12

セキナギ上部に到着！

7/23 6:12

こちらもセキナギから下は崩落しています。

7/23 6:43

岩場にギンリョウソウを発見！岩場ではじめてみました！

7/23 6:57

どんどん斜度が急になり梯子や鎖が多くなります。

7/23 7:00

振り返ると雲が湧き出したようです。さすがに念丈岳の頃には雲に飲まれそうな予感です。

7/23 7:01

鎖で岩を横切ります。

7/23 7:02

烏帽子岩

7/23 7:06

烏帽子岳頂上に到着！

7/23 7:16

烏帽子岳頂上からの展望。とても景色よいです。

7/23 7:17

塩見岳

7/23 7:16

今からめざす池ノ平山、念丈岳。

7/23 7:10

念丈岳まで2時間30分。ここまでも長い急登で体力削られているのでしんどそうです。

7/23 7:25

ロープで岩場を下ります。

7/23 7:27

烏帽子岳直下は岩場ありますが、それ以外はなだらかな林の稜線歩きで心地よいです。

7/23 7:29

ギンリョウソウわっさわさ。

7/23 7:49

まっすぐな稜線歩き。

7/23 7:51

セリバシオガマ

7/23 8:00

うわっ！おっきいナメクジだ〜。

7/23 8:03

池ノ平山頂上に到着！頂上標識を見つけられませんでした。

7/23 8:03

池ノ平山頂上からの展望

7/23 8:07

池ノ平山あたりからシャクナゲの花が多くなりました。花の色からキバナシャクナゲの季節は終わり、ハクサンシャクナゲの季節になっているようです。

7/23 8:22

ハクサンシャクナゲ

7/23 8:25

今日の目標、念丈岳がちらちらみえます。

7/23 8:25

念丈岳アップ

7/23 8:26

池ノ平山から念丈岳の間は、笹藪が多いです。雨が朝方降ったのか笹が濡れており、全身がぐっしょり濡れました。

7/23 8:31

ハクサンシャクナゲ

7/23 8:37

これでもかというほど笹の藪漕ぎが続きます。

7/23 8:47

ゴゼンタチバナ

7/23 8:57

ゴゼンタチバナ

7/23 9:08

頂上がみえました！

7/23 9:08

念丈岳頂上に到着！

7/23 9:26

念丈岳頂上からの展望

7/23 9:19

振り返って池ノ平山。

7/23 9:17

ここで朝ごはんです（もはや何ごはんか分からない・・・）。凍らせもってきたゼリーがおいしいです。

7/23 9:26

頂上が晴れててよかった！では下山します！

7/23 10:26

ツチガエルさん発見！

7/23 10:30

赤とんぼさん

7/23 10:33

地面には木の根が縦になっていることが多く滑り台のように滑ります。

7/23 10:58

ロープで岩を横切ります。

7/23 11:09

烏帽子岳まで戻ってきました。すっかり雲に飲まれました。

7/23 11:11

ホツツジの仲間でしょうか？

7/23 11:12

赤とんぼ

7/23 11:19

烏帽子岳からみる池ノ平山稜線

7/23 11:22

ハナニガナ

7/23 11:24

鎖で岩を横切ります。

7/23 11:26

烏帽子岳は階段、鎖の多い急斜面です。

7/23 12:36

オトギリソウ

7/23 12:43

オミナエシ

7/23 13:15

まぶしい緑の道

7/23 13:23

ヤマアジサイ

7/23 13:31

センジュガンピ

7/23 13:39

ヤマホタルブクロ

7/23 14:06

無事、登山口まで戻ってきました！

7/23 15:50

お腹ぺこぺこです。帰りの恵那SAで、とりかつおろしそばいただきました。

7/23 16:13

下山後のスイーツは恵那峡ソフト

撮影機器：

Canon PowerShot SX60 HS Canon

PENTAX Optio W90 PENTAX

感想

Jinbei

♪ロングコーストレーニング（小八郎岳・烏帽子岳・池ノ平山・念丈岳）♪

　各社天気予報が毎日ころころ変わり、登山計画を立てるのに悩み多き今日この頃、この週末も計画実行できるか微妙な感じだったが、直前に朝から晴れる予報に変わり予定通り中央アルプス南部にある今回の山域に出かけることにした。

　前回のロングコース「高妻山」では、想定をはるかに超える暑さの為に、下山後熱中症の症状がいつもよりひどく出てしまった経験を活かして、今回は飲料水を多めに用意して臨んだ。

　スタートはまだ暗いうちから、いつも通りなるべく涼しいうちに距離をかせぐ作戦。今回は、烏帽子岳あたりまでは思ったより涼しかったが、その後は太陽の光が照り付けると蒸し暑さも上昇し、前回の二の舞も心配したが、時折吹く風が心地よく、おかげでロングコースを熱中症にならずに乗り切ることができた。

　下山時には山の上にはガスがかかってきたが、下山したら案の定の真夏日で暑いったらありゃしない。帰りに恵那峡SAで食べたソフトクリームが冷たくて美味しかった〜！