台高 奥ノ平谷

2022年07月24日(日) [日帰り]

• GPS: 10:32
• 距離: 11.3km
• 登り: 1,956m
• 下り: 1,971m

コースタイム

日帰り

• 山行: 10:37
• 休憩: 0:00
• 合計: 10:37

距離 11.3km 登り 1,964m 下り 1,973m

6:14 ヌタハラ谷出合
14:47 14:47 シャッポ山
16:49 16:49 ヌタハラ谷出合
16:52 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

林道で千石谷と奥ノ平谷の出合付近まで行けるが、未舗装道。今回はレンタカーなので途中まで侵入。

コース状況／危険箇所等

奥ノ平谷は巻きが連続するタイプの沢3級。初級者は来るべきでない(というか巻きの連続に脚がすくんだり、辟易して沢嫌いになるかも)。
遡行図は関西起点100ルートを参考にしたが、一泊二日で紹介されているところを日帰りにするために赤倉谷付近で北側の尾根にエスケープした。
今回の下山路は藪尾根であり、たまに目的の尾根に降りるまで崖になったていたりとかなり悪いため、ヘルメットとハーネス着用して下山した。ルート取りによっては懸垂するかも。

その他周辺情報

蓮ダムにトイレと自販機あり。
道の駅飯高駅で温泉と飯を済ませた。

写真

7/24 6:25

入渓。千石谷出合。

7/24 6:28

7/24 6:45

7/24 6:55

7/24 6:58

魚止めの滝前衛の滝。
ここは魚止めの滝ごと左巻き。

7/24 7:03

魚止めの滝の左巻きで使った残置ロープ。
ここは一応リードした。このあとトラバースして沢に復帰。

7/24 7:41

7/24 9:15

カエルちゃん。
遡行中に何匹も見た。蛇も何匹か見た。

7/24 9:15

7/24 9:27

7/24 9:27

鎌滝30m
右巻きした。

7/24 9:28

これも鎌滝

7/24 9:43

ワイヤーロープが散乱するビバーク適地

7/24 10:06

20m滝
遡行図では右巻きだが、左巻きして20m滝落口にダイレクトに出た。高度上げるときにロープも使ったし、トラバースも悪かった。
右巻きの方が良いと思われる。

7/24 10:07

20m滝の巻きに使った斜面

7/24 11:04

サスケ滝40m
左の支流に入り、滝を2つくらい超えてからトラバースできる箇所がある。

7/24 11:46

15m
左を巻いた。

7/24 12:24

25m
左のガレ斜面をトラバースして、眼の前に見える尾根に乗り、小鞍部みたいなところから歩いて沢に復帰できた。

7/24 12:53

黒滝谷出合
左の滝が黒滝谷で、右の滝が本流。本流のさらに右の支流の滝を1つ右巻きで超えたのちに、良きところでトラバースしていって、2、3個の滝をまとめて右巻き。

7/24 13:16

よく分からない滝。右巻きした。

7/24 14:24

下山路はの藪尾根を歩いてるときにパシャリ。

撮影機器：

SH-M19 SHARP

感想

angstrom

今回は山岳会の大先輩と台高の奥ノ平谷へ。初めての3級沢だったが、同行の方がルート経験ありでかつ自身もそれなりの沢経験を積んできた自信はあったのでそこまで緊張せず。特攻隊長(トップ)を任されたので、アドバイスをもらいながら基本は私がルートファインディングとリードをした。

基本は関西起点沢登り100ルートと似たようなルート取りをした。滝の巻きの連続に少し疲れたが、これはこれで好きなタイプの沢。写真はないが、仙人滝など一部の滝は直登できた。遡行本では一泊二日の沢として紹介されているが、大体の見所が終わった後の赤倉谷出合付近で北側の尾根にエスケープして下山することで無理矢理日帰りとした。台高の沢らしく、デカい滝が多く見所満載のいい沢であった。
下山路は藪尾根であり、たまに崖っぽい場所が出てくるので沢の巻きのような技術が必要であった。場合によっては懸垂するかもしれないので、ハーネスとヘルメットは付けたままにした(が、今回はなんとかロープを使う場面は回避した)。モンキークライムダウンみたいなことをする場面が多かったので、軍手はあったほうがいい。全体的に悪いので注意。
沢に再び合流した後は飛び石伝いで渡渉して、林道側へ復帰。
行動時間もそれなりに長く、悪い箇所も多かったので、終わったあとは達成感。充実の山行であった。

沢中ではまあまあ余裕はあったので、今年は3級沢にたくさん挑戦していこうと思う。