【笠間】鍬柄山
- GPS
- 01:50
- 距離
- 7.3km
- 登り
- 216m
- 下り
- 260m
コースタイム
天候 | くもり時々はれ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
一部、誤って関係者以外立入禁止のエリアに入ってしまっているのでマネしないで下さい。 |
写真
感想
【旅の概要】
世間の連休と夏休みの間を縫って、2泊3日で茨城へ行ってきました。初日は大洗でキャンプ、2日目は水戸郊外の鉱泉宿でまったりするつもりで、本来は山登りなどするつもりはなかったのですが、突発的に登ってしまいました。
【石切山脈】
初日、まっすぐキャンプ場へ向かうと早く着きすぎてしまうので、まわり道して笠間の石切山脈に立ち寄ることにしました。採石場の露天掘りの跡に雨水や湧水が溜まった「地図にない湖」で近年有名になったスポットです。受付を済ませ、ひととおり見てまわった後、名物のモンブランソフトを食べながら湖を眺めていると、対岸の山頂にアンテナ施設があることに気がつきました。GPSで地図を確認したら、山(鍬柄山)の後ろ側には道が通っていることが分かりました。……ということはアンテナ施設の巡視路があるはず、と思いついてしまったのが運の尽きです。
【鍬柄峠から鍬柄山へ】
林道を時計回りにグルッと山の裏手にまわり、鍬柄峠を少し過ぎたところに駐車スペースを見つけ、簡易橋(?)から入山。はじめのうち送電線の巡視路らしく歩きやすい道が続いていたのですが、法面と砂防を越えた辺りから道形が消失。しばらく沢沿いに歩いて適当な斜面から尾根に取り付きました。迷うような地形ではありませんが、尾根は薮に蔽われていて進むのに難儀しました。GPSを頼りに山頂に到着。予想通りにアンテナ設備がありましたが、期待していた展望は皆無でした。
【下山路を誤る】
あとは下山するだけですが、あの藪道を引き返すのは億劫です。幸い(?)なことに山頂から東側方面には来た道より遥かに明瞭な踏み跡が続いています。これを利用しない手はないと下山路に利用しましたが、これが間違いでした。歩きやすい道をしばらく下ると石切り場の跡のような広場に出ました。林道のどこかに出られるだろうと思っていたはずが、道はどんどん予期せぬ方向に続いています。あらためてGPSを確認し、このままでは現役の採石場の方に出てしまうことに気がつきました。裏手から山に登るような物好きはそうそういないためか、山頂の方からは立入禁止などの表示はありませんでしたが、表側には立入禁止の表示があるだろうことは想像に難くありません。従業員の方に出会ってしまったら「山登りをしていたら道を間違えました」と素直に謝って通して貰おうと思いながら進みましたが、誰にも出会わずに公道に出ることになりました。その節はどうも済みませんでした。以下、ひたすら車道を歩いて随分大回りをして駐車スペースまで戻りました。下調べをせずに整備されていない道をウロチョロするものではないと思い知らされた一日でした。
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