7年ぶりの登山は2回目の石裂山
- GPS
- 05:10
- 距離
- 5.8km
- 登り
- 640m
- 下り
- 632m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
急峻な道や岩場がずっと連続するので、ある程度岩慣れている方がいいと思いますが、梯子やロープなどはよく整備されています。 |
写真
感想
海外勤務などがありまして、7年間山に登っていませんでした。ある日、お寺参りなどをしつつ、里山あたりを歩いみたので、久しぶりに山登りに挑戦しようと思い立ちました。この年になって登らないでいると、体力がどんどん低下してしまい、一生登らないという事になりかねません。自分の現状の体力の見極めや、山の感覚を取り戻すため、そして7年前に買って一度も使っていないという登山靴を試すという目的も含めて、必要最低限の装備をかき集めて出発しました。行き先は、随分昔に登った石裂山。28年ぶりの再訪です。
登山口の加蘇山神社には1日2本のバス停と広い駐車スペースがありますが、車は1台も止まっていません。きっと、上の駐車場にたくさん止まっているのだろうと思いつつ、しっかりと神社から登り、少しの車道歩きでウォーミングアップという事にしました。数台の車が停まっている登山口までは舗装路を10分程度。途中で1台車に追い抜かれました。駐車場の前には登り口の鳥居があります。鳥居をくぐって登り、神社の裏手に回って山道に入ります。しかし、すぐに駐車場からの未舗装の車道に合流しました。
道は沢を右に左に渡りながら進み、やがて山道へと変わっていきます。傾斜はきつくはないのですが、久しぶりの山歩きに息が切れました。休憩所の東屋で一息つき、その先の分岐から、中ノ宮跡から奥ノ宮への登っていく道に入ります。道の脇に千本桂がありました。はっきりと覚えていました。28年ぶりの千本桂との再会です。岩の出た急傾斜も交えながら高度を上げていくと中ノ宮跡に到着。親子連れが大きな動物を見て進みあぐねているようでした。見るとカモシカが道を塞いでいます。カモシカはしばらく留まって、じっとこちらを見ていました。
さて、奥ノ宮へは急登が続いていきます。奥ノ宮は梯子を上って岩の祠のところまで行きましたが、ここは行き止まりなのですね。再び登山道に復帰し、稜線までは鎖や梯子の急登が連続しました。梯子は比較的新しいアルミ製のもので、よく整備されていました。しかし、7年ぶりの山としてはかなり厳しい登りで、歩くのも休み休みになってしまいました。稜線に出てから東剣ノ峰までは快適な尾根歩きで、僅かですが楽しい道でした。東剣ノ峰からは鎖梯子で下って西剣ノ峰に登り返します。正面に石裂山の壁を見ながら再び下って登り返すと、三角点のある石裂山山頂につきました。日光連山の眺めを楽しみました。
山頂の雰囲気を楽しんだあと、月山に向かいます。月山の方が標高が高いようです。山頂には鳥居と石の祠のあり、展望のない静かな場所でした。下りも梯子や鎖のある急坂が続きました。久々という事で恐れていたとおり、下りでのバランスの悪さを感じます。年齢的なものもありますが、しばらくリハビリが必要なようです。そして、往きに休んだ東屋で休憩後、駐車場に戻りました。思った以上に息が切れ、汗が吹き出し、バランスも大きな課題を感じました。高い山なんかとてもとてもという感じで、しばらくリハビリが必要なようです。
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