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記録ID: 456571
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ハイキング
御在所・鎌ヶ岳

鈴鹿山脈縦走 〔日岳〜那須ケ原山〜高畑山〜鈴鹿峠

2014年05月30日(金) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 三重県 滋賀県
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
07:07
距離
13.4km
登り
896m
下り
924m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

8:15関町坂下(自転車をデポ)-8:30関駅
9:14 関駅発 加太駅にて上り列車の対抗待ちで待機 9:40 柘植駅着 
9:45-柘植駅-10:25奥余野登山口10:30-10:45三馬谷小屋-11:20油日岳山頂11:30-11:40加茂岳-12:00三国岳-13:00那須ケ原山13:15-14:05唐木山-14:15小笹山(長峰分岐)-14:25坂下峠14:40-15:00溝干山-15:20高畑山15:30-15:50ナイフリッジ-16:15鏡岩-16:20鈴鹿峠-16:35片山神社-17:00関町坂下
17:00関町坂下-17:30関駅
天候 晴れ(下界は30度近かったらしい)
過去天気図(気象庁) 2014年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 自家用車 自転車
自家用車に通学用自転車を積み込み、下山地点の関町坂下に移動用の自転車をデポし、関西本線関駅へ移動
往路 JRで関駅から柘植駅まで(約10分)
復路 坂下から関駅駐車場までは自転車(約30分)
 
亀山市コミュニティーバス時刻表(2014.5.30現在)
※亀山市観光協会「東海道ぶらりマップ」掲載時刻表
 関駅 → 坂下公民館
  7:25     7:37
  12:24     12:47
  15:24     15:47

 坂下公民館 → 関駅
  7:05     7:23
  8:00     8:18
  9:25     9:45
  12:50     13:08
コース状況/
危険箇所等
アプローチ
 柘植駅から地図をたよりに登山口を目指すが、案内板等が少なく、地図(国土地理院1/25000)に記載されていない道があり、迷いそうになった。

コース全体
 三馬谷小屋からの沢筋は踏跡も途切れがちである。油日岳山頂から南西に延びる尾根からは踏み跡は明瞭であった。稜線上には、地図(山と高原地図2012)に記載されていない稜線につながる道がいくつかあり、分岐点では進む方向に注意が必要であった。
 今回のコースの県境稜線部はアップダウンが多いが、油日岳山頂から唐木山までの間には、険しく3点確保が必要なところが何か所あったので単独行では特に注意が必要である。稜線部の大半は樹木に覆われ、これからの時期には展望は期待できないが、一方で木陰となり意外に涼しい。
 坂下峠付近は崩壊が進んでいるため、巻道があるが、溝干山から下る場合には特に注意が必要である。
関駅前の駐車場
柘植方面
1両編成の客車がやってきた。
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1両編成の客車がやってきた。
柘植駅
タクシーが待機していた。駅を出たら、左へ進む。
柘植駅
タクシーが待機していた。駅を出たら、左へ進む。
油日岳だと思います。
油日岳だと思います。
駐車場、トイレ完備
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駐車場、トイレ完備
梯子を登って右へ進む。
梯子を登って右へ進む。
油日岳(693m)
木陰であるが展望はない。ちょっとがっかり。
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油日岳(693m)
木陰であるが展望はない。ちょっとがっかり。
次にに目指す、那須ケ原山(800m)
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次にに目指す、那須ケ原山(800m)
山と高原地図に記載されている「三国山」と違うのか・・・?スマホアプリ「山と高原地図」のGPSの位置図とは一致してなかった。
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山と高原地図に記載されている「三国山」と違うのか・・・?スマホアプリ「山と高原地図」のGPSの位置図とは一致してなかった。
振り返ると油日岳山頂
振り返ると油日岳山頂
崩れそうな足場
スマホアプリ「山と高原地図」のGPSの位置図によるとここらあたりが「三国山」のようです。
スマホアプリ「山と高原地図」のGPSの位置図によるとここらあたりが「三国山」のようです。
これも山と高原地図には記載されていない。
これも山と高原地図には記載されていない。
那須ケ原山(800m)
那須ケ原山(800m)
県境稜線から那須ケ原山への分岐点
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県境稜線から那須ケ原山への分岐点
那須ケ原山(800m)への尾根を200mほど進むと…
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那須ケ原山(800m)への尾根を200mほど進むと…
那須ケ原山(800m)山頂
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那須ケ原山(800m)山頂
繰り返されるアップダウン…キツイ
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繰り返されるアップダウン…キツイ
溝干山(770m)と高畑山(773.3m)
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溝干山(770m)と高畑山(773.3m)
シャクナゲ
唐木山(720m)
通行止め。右方向に巻道あり。
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唐木山(720m)
通行止め。右方向に巻道あり。
巻道です。
唐木山(720m)
北側から見た唐木山。険しさにびっくり。
唐木山(720m)
北側から見た唐木山。険しさにびっくり。
長峰を経て坂下へ下る尾根ルートの分岐点にて
長峰を経て坂下へ下る尾根ルートの分岐点にて
坂下峠着。
峠付近崩落いているため、この標識も三重県側にやや下ったところにあり。
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坂下峠着。
峠付近崩落いているため、この標識も三重県側にやや下ったところにあり。
峠の巻道の上から見る坂下峠。崩壊が進んでいる。
峠の巻道の上から見る坂下峠。崩壊が進んでいる。
振り返ると唐木山(720m)です。
振り返ると唐木山(720m)です。
歩いて来た峰々
溝干山(770m)
高畑山山頂直下の岩
高畑山山頂直下の岩
高畑山(773.3m)
高畑山山頂から鈴鹿峠へ少し来たところから、関町坂下を臨む。
高畑山山頂から鈴鹿峠へ少し来たところから、関町坂下を臨む。
ナイフリッジの鞍部から鈴鹿峠側
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ナイフリッジの鞍部から鈴鹿峠側
ナイフリッジ全景
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ナイフリッジ全景
杉林。峠が近づいている。
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杉林。峠が近づいている。
三重県指定天然記念物「鈴鹿山の鏡岩」
山と高原地図に記載されている「鏡岩」と違うのか…
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三重県指定天然記念物「鈴鹿山の鏡岩」
山と高原地図に記載されている「鏡岩」と違うのか…
鏡岩と国道1号
鈴鹿峠着。今回は、ここから三重県側へ下ります。
次回は、ここから安楽越を経て仙ケ岳(961m)を目指します。
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鈴鹿峠着。今回は、ここから三重県側へ下ります。
次回は、ここから安楽越を経て仙ケ岳(961m)を目指します。
石畳の道を行きます。かなりの勾配です。かつての苦労が偲ばれる道です。
石畳の道を行きます。かなりの勾配です。かつての苦労が偲ばれる道です。
片山神社
ここの駐車場に自転車をデポすると下山後の歩く距離が短くなる。調査不足であった。
片山神社
ここの駐車場に自転車をデポすると下山後の歩く距離が短くなる。調査不足であった。

感想

 鈴鹿山脈単独(分割)縦走登山の始まりです。天気にも恵まれ、どうにか、第1回目の行程を無事終えました。「ヤマレコ」においても、油日岳〜鈴鹿峠間の記録は多くなく、いくつかの先人の記録を参考に本日の予定を立てましたが、かなりきついものでした。地形図だけではわからないような小さなアップダウンの連続でした。そのうちいくつかは、滑落したら自力脱出が難しいところも少なくありませんでした。稜線上も樹木が多く、涼しいことはいいのですが、「いざ」というとき、発見されにくいということでもあり、緊張の連続でした。しかも、平日のためか一日中他の登山者に合うことはありませんでした。
 なお、地形図を持っていても目安となるピークが見えない場所が多いのでGPSはあったほうが安心でしょう。

 今年は、鈴鹿山脈を(分割して)南北に縦走しようと考えています。高校時代に山に登り始めたものの、長く山から離れて(スキーにボケて)いたので、鈴鹿7マウンテンを制覇したのが2013年5月のことでした。地元の鈴鹿山脈をメインに日帰り登山を楽しんでいますが、他のエリアへ遠征する前に地元の山々を知っておきたいというのがその動機です。
 「鈴鹿山脈」とは、『三重県及び岐阜県と滋賀県との県境沿いに位置する山脈。一般的には関ヶ原の南に位置する霊仙山から鈴鹿峠までの範囲を差す。南端の定義は、油日岳とするなどの諸説がある。(Wikipedia)』とのこです。ガイドブックでも鈴鹿峠までその取扱いの南端にしているものもあるようですが、利用している地図(山と高原地図)は「霊仙山〜油日岳」を取扱い範囲としています。 
 そこで、縦走する上での自分なりの約束事をいくつか決めました。
 (1) 登山の範囲は、Wikipediaによる広義の鈴鹿山脈とする。
   理由は、未踏破箇所があると「鈴鹿山脈を縦走した」と言えないおそれがあるためです。
 (2) 南から北へ向かうこととする。
   理由は、自分の志向(嗜好?)が北を向いているためです。単車でのツーリングでもそうでしたが、何となく北を目指したくなるのです。
 (3) 原則として、県境の稜線を主ルートとする。県境を外れる主なケースは、次のとおりとする。
   県境というとき、「三国岳」以北は、滋賀と岐阜の県境をいうものとする。
   ‘帰り登山で分割して縦走するため、登山地点と下山地点へ向かうとき。(当然か)
  ◆[觴山脈には、県境稜線上以外のところに魅力的な山が多いので、「縦走」のイメージを崩さない範囲で主要な山を登るとき。
 (4) 単独登山とする。
   勧められる約束事ではありませんが、下調べ、準備等も含めて自己責任でやりとげることとする。
 (5) 2014年中に完了する。
   縦走というには、あまり時間をかけられないでしょう。
  

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