御嶽山麓 小坂の滝めぐり。
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天候 | 1日目 曇り空。夜 豪雨。 2日目 晴れ。 |
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過去天気図(気象庁) | 2022年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
御嶽パノラマライン、小坂温泉郷口の先からがんたて公園へ。 30台ほど入れそうな駐車場は、7〜8割ほどの入りでした。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
遊歩道ですが、急な階段もあります。 |
その他周辺情報 | 近くに湯谷温泉、下島温泉があります。 厳立峡の近くに「ひめしゃがの湯」。 |
写真
感想
飛騨小坂には200以上もの滝があり、「小坂の滝めぐり」として2年前に「岐阜の宝もの」第一号に認定されました。
「小坂の滝めぐり」HPを見ますと14ものコースがあり、「三ツ滝コース」が最もポピュラーであると記されています。涼を求めて行くことにしました。
お盆の時期、今年は新コロ制限も無く、近隣の湯谷温泉はいずれも満室。前々日に、隣りの下島温泉の「朝六荘」に予約することが出来ました。ラッキー!
「がんだて公園」から出発です。厳立は約5万4千年前の溶岩(安山岩質)で形成された日本一の溶岩流の断面と云う事です。柱状節理の下部は崩壊が進んで、材木石がごろごろ。
渓流に沿って遊歩道が整備されています。ザックにはレンズが2本、水1L。滝を撮りますので重い三脚を背負います。すぐに脚が痺れてよたよたと。三段になっている三ツ滝が出現、下段の滝つぼはエメラルドグリーン。あずまやでひと休みしながら写真を撮ります。
鉄製の急な階段、物騒、手摺にしがみついてゆっくり上がります。コースはまだまだ続き、この先に「あかがねとよ」と「からたに滝」がありますが、わたしには無理。行者橋を渡ってひと回り、がんたて公園に戻りました。
このまま帰るのは癪なので、狭い林道を車で上がり、滝の近くに駐車。「あかがねとよ」、滝の名がついていませんがれっきとした滝です。樋(とよ)状に岩を侵食し、かつては岩の色が銅(あかがね)色に見えたことから名付けられたそうです。水の少ない時は枯れるそうです。隣りに「からたに滝」、柱状節理の断崖から勢いよく流れ落ち、大きな滝つぼを形成。天然のミスト、暫し涼を浴びました。
本日の宿、下島温泉「朝六荘」は年季の入った建物に、これまた年季の入ったステテコ姿のご主人。「100年前からやっていて3代目です」。ご主人一人で、宿の全てを切り盛りしているとの事。夕食も朝食も腹一杯食べさせて頂きました。本日の宿泊客はわたしだけ、ムベナルカナ。客として泊まるのでは無く、田舎の友達の家に泊まりに行くつもりなら、これもまた良いでしょう。温泉はれっきとした炭酸泉です。
夜間、バケツをひっくり返したような大雨、雷ごろごろ。ナウキャスト雨雲の動きを見ると、赤や黄色の雨雲が御嶽山に押し寄せています。窓の外は小坂川、氾濫、大丈夫かな。暗くて何も見えません。ウトウトと夜を過ごしました。
翌日は久々野の舟山スキー場へ。社会人になりたてで下呂に赴任し、初めてスキーを履きました。そして毎日のように通ったゲレンデ。そのスキー場が経営悪化のため来シーズン限りで閉鎖されるとの事。懐かしく思って寄りました。20万本のひまわりが植えられ、ゲレンデは黄色に染められています。係員に話しを聞きました。「高山市営からは撤退しますが、新たにスキー事業を継続するべく計画中です」。青春の思い出、残る事が出来そうです。
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