硫黄岳
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- GPS
- 09:03
- 距離
- 19.3km
- 登り
- 1,272m
- 下り
- 1,903m
コースタイム
- 山行
- 5:11
- 休憩
- 0:21
- 合計
- 5:32
天候 | ガスガスガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
美濃戸口〜茅野駅 1000円 お釣りがない時は、乗車券を買いましょう。特に行きは並びます。 |
その他周辺情報 | メジャーな道なので問題なし。 硫黄岳付近、霧が深いと不安 |
写真
感想
さて、シフトの都合で平日が連休になった。どこかの山に行こう。
夜行バスだとちょっと無理がありそう。朝に出て、翌日に帰って来られるところが良い。八ヶ岳かな?予報を見ると見事に2日間とも晴れマーク☀️。行くしかないな。
思いついたのが前々日。急いで硫黄岳山荘が泊まれるか問い合わせる。上手いこと空いていたようで、宿の確保は大丈夫。コースは、登りが少なく時短が出来るようにと麦草峠より入山。硫黄岳山荘に泊まって横岳-赤岳-美濃戸口で計画する。結局、頓挫するが…
当日、八王子からあずさ1号に乗り換える。八王子駅、山の格好の人が多い。高校の山岳部だろうか、夏山合宿かな〜。八王子駅、たまに来るがこんなに山の人が見たのは初めてだ。
あずさ1号に乗り、茅野駅まで1時間半くらい。思ったより早い。さすが特急。茅野駅からバスに乗る。バスの乗車券を買う列が並んでいる。麦草峠に向かうバスの始発の時間だが、同時に北八ヶ岳ロープウェイ方面のバスもほぼ同じ時間に出る。なので、非常に混んでいた。
バスに揺られながら、約1時間半。八王子〜茅野と同じじゃん、と思いながら麦草峠に着く。みんな白駒池とか高見石小屋の周遊らしい。自分は、ほぼタイムアタック。なるべく早めに硫黄岳山荘に着かなくては。
ひたすら早足で歩く。無理のない程度に。途中、前から来る軽装っぽい人達を訝しながら。あまりに軽装でどこから来たのか不安になる。
そんなことを思いながら、歩いていく。
途中、中山位までは、まだガスがそれほど酷くなかったがそれから先はほとんどガスの中に。ガスが少し晴れても、遠くまでは見れそうになかった。硫黄岳山荘まですれ違いは、あったけど追い越し追い抜かれる事はなかった。普通は取らないレートのようだ。
夏沢峠で、佐久穂側が開けていたので佐久穂側の電波が取れるかと思い、携帯で17時までには山荘に到着する旨を連絡する。小屋泊まりをあまりしない身分では、小屋のリミットが分からないので一応、連絡をした。
ガスガスの中、硫黄岳山頂に着く。危うく見逃すほどのガス具合だ。唯一、頼りになるのはケルンだけだった。あれだけガスってると道がよく分からない。特に硫黄岳に登る登山道は、平らな尾根なのでケルンに助けられた。
あまりのガスで、硫黄岳山荘が突然現れた。前回の山行もそうだった。山荘が突然現れる程のガスって…。
硫黄岳山荘に着いたのが16時過ぎ。普段だとあまりに遅すぎ…。スタートが遅いので分かっていた事だけど。
小屋に着いて一息ついたら晩ご飯。晩ご飯は、お魚もお肉も食べられる良い食事でした。ビールは350ml缶で500円。
消灯は20時。小屋にしては早い気がする。しかし、疲れているのですぐに寝る。
夜の23時ごろに目覚めて外に出たがガスガス。星空は全く見えない。諦めて、また寝ることにする。
朝は4時半に電気が付きます。ほぼ強制的に起こされます。小屋の外ではビュービューと強い風の音が。嫌な予感しかしない。
食事を食べる場所ではストーブがついています。この真夏にとお思いでしょうが、夜中は寒くて布団にくるまってしまいました。
朝食も美味しく頂き、準備をして外に出ると強い風。
横岳方面に向かった人が風が強すぎて帰ってきました。
あぁ〜、横岳に、向かうのは止めよう。展望が良くないんじゃ行っても仕方ないしな。
横岳に向かうのは止めて、硫黄岳に戻ってから赤岳鉱泉に向かうことにしました。
小屋の談話室では、諦めきれないのか人がたくさん居ました。
外に出て、硫黄岳に向かうと視界は10mくらい身体が持っていかれそうな強風でした。撤退を決めて良かった。進んでも修行だしな。
ここからは、また時間との勝負です。美濃戸口のバスが10時20分。コースタイムが4時間20分。今が6時過ぎ。かなりギリギリ。次のバスは14時過ぎ。美濃戸口で4時間はつらすぎる。
もう足のことなんか考えずにサクサク下って行きます。
ここ、2回ともテン泊装備で荷物が重かったせいか、今回は非常に軽い。背負っていないかの感じすらする。
なので下のペースも上がっていく。美濃戸口のバス停に着いたのが9時50分。意外に余裕だった。炭酸を飲んでゆっくりしているとバスが来た。バスに乗って茅野駅に向かう。
振り返ると八ヶ岳は、ガスの中。
帰りのあずさでなんとか書き終えた。
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