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Yamareco

記録ID: 4596823
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無雪期ピークハント/縦走
道南

恵山 絶景の活火山に登る

2022年08月17日(水) [日帰り]
 - 拍手
体力度
1
日帰りが可能
GPS
02:31
距離
5.7km
登り
310m
下り
299m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
2:00
休憩
0:27
合計
2:27
6:50
6:55
49
7:44
8:03
43
8:46
8:49
14
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2022年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
登山口までは急勾配だが立派な舗装路。駐車場は広く百台くらいは停められそう。トイレあり。休憩舎は閉鎖中。
コース状況/
危険箇所等
危険箇所は特にないが活動中の火山なので防災情報要確認。全体的に落石が多発しているようなので頭上注意。
その他周辺情報 登山後は麓の「恵山温泉旅館」で日帰り入浴しました。300円と格安料金ですがアメニティは無し。酸性明ばん・緑ばん泉という希少な泉質で舐めれば酸っぱさを感じるほどの強酸性泉です。http://www.n43.net/esan/
ツ「今日は遊歩道だっていうから私も参戦だっぺ!」
茶「気をつけて行こう!」
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ツ「今日は遊歩道だっていうから私も参戦だっぺ!」
茶「気をつけて行こう!」
朝日が真正面に…。眩しい。でも天気良くて嬉しい。
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朝日が真正面に…。眩しい。でも天気良くて嬉しい。
標高300mくらいだが、そうとは思えないほどの荒涼とした風景。
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標高300mくらいだが、そうとは思えないほどの荒涼とした風景。
作業道終点。ここから先は未舗装の徒歩道だ。
茶「転ばないようにね」
ツ「ゆっくり登るダス」
2
作業道終点。ここから先は未舗装の徒歩道だ。
茶「転ばないようにね」
ツ「ゆっくり登るダス」
登山道は噴気を上げる火口?にまっすぐ向かっていく…
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登山道は噴気を上げる火口?にまっすぐ向かっていく…
と思ったら山裾を大きく迂回。まぁ、そうだよね、遊歩道だもんね。
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と思ったら山裾を大きく迂回。まぁ、そうだよね、遊歩道だもんね。
変わった模様の岩があちこちに見られる。溶岩が固まる過程でガスが抜けて…とか複雑な成因がありそうだ。
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変わった模様の岩があちこちに見られる。溶岩が固まる過程でガスが抜けて…とか複雑な成因がありそうだ。
ついに決心がついたのか道は岩がれの斜面に突入した。とはいえしっかり階段が整備されているので歩きやすい。
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ついに決心がついたのか道は岩がれの斜面に突入した。とはいえしっかり階段が整備されているので歩きやすい。
無理に直登するような事はなく、山肌を右へ左へ蛇行しながら高度を稼いでいく。
ツ「今のツートンには大助かりだっぺ」
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無理に直登するような事はなく、山肌を右へ左へ蛇行しながら高度を稼いでいく。
ツ「今のツートンには大助かりだっぺ」
もうもうと噴気を上げる山肌を間近に見る。大地の息吹が云々などと言うのは使い古された常套句だろうか。
ツ「いやいや、『こいただろ!』とか品の無い事しか言ってなかったっぺ」
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もうもうと噴気を上げる山肌を間近に見る。大地の息吹が云々などと言うのは使い古された常套句だろうか。
ツ「いやいや、『こいただろ!』とか品の無い事しか言ってなかったっぺ」
大噴気孔を過ぎると海が見えてきた。
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大噴気孔を過ぎると海が見えてきた。
ところどころ崩れたりはしているもののよく整備された遊歩道のおかげでツートンも登ってこれている。
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ところどころ崩れたりはしているもののよく整備された遊歩道のおかげでツートンも登ってこれている。
大噴気孔ほどではないが、遊歩道脇のいたるところから湯気が上がっている。
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大噴気孔ほどではないが、遊歩道脇のいたるところから湯気が上がっている。
右も左も荒々しい風景が続く。映画のロケ地とかで使われそうだなぁと思っていたら、案の定ここをロケに使った映画やドラマがあるそうだ。
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右も左も荒々しい風景が続く。映画のロケ地とかで使われそうだなぁと思っていたら、案の定ここをロケに使った映画やドラマがあるそうだ。
荒々しい山容からは想像が着かない穏やかな景色。山頂一帯は意外にも平坦で季節には花が咲き乱れるのだとか。
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荒々しい山容からは想像が着かない穏やかな景色。山頂一帯は意外にも平坦で季節には花が咲き乱れるのだとか。
なにやら人工物が見えてきた。行ってみよう。
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なにやら人工物が見えてきた。行ってみよう。
恵山神社の鳥居だった。
ツ「登ったどー!!」
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恵山神社の鳥居だった。
ツ「登ったどー!!」
お社の中には恵山大権現が祀られている。
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お社の中には恵山大権現が祀られている。
恵山神社の先は海に向かって切れ落ちている。
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恵山神社の先は海に向かって切れ落ちている。
右を見ても
左を見ても海。
三方を海に囲まれているので、絶海の孤島にいるような気分になってくる。
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左を見ても海。
三方を海に囲まれているので、絶海の孤島にいるような気分になってくる。
恵山の山頂は神社の少し手前にある。気が付かなくて一度通り過ぎてしまった。
ツ「神社がある場所が山頂かと思ったっぺ」
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恵山の山頂は神社の少し手前にある。気が付かなくて一度通り過ぎてしまった。
ツ「神社がある場所が山頂かと思ったっぺ」
茶「絶景!」
ツ「いやったぁぁ!」
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茶「絶景!」
ツ「いやったぁぁ!」
絶景を堪能したら下山する。
下りも海に向かって飛んでいくようで気持ちがいい。
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絶景を堪能したら下山する。
下りも海に向かって飛んでいくようで気持ちがいい。
ガレ場は足が完治していないツートンにとっては天敵だが、よく整備されているので危なげなく下山できた。
ツ「助かったっぺ」
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ガレ場は足が完治していないツートンにとっては天敵だが、よく整備されているので危なげなく下山できた。
ツ「助かったっぺ」
下山途中変わった岩を見つけた。なんだか人が積んだ人工物のようだが自然石だ。大自然の造形ってすごいね。
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下山途中変わった岩を見つけた。なんだか人が積んだ人工物のようだが自然石だ。大自然の造形ってすごいね。
管理道まで降りてくればゴールはすぐそこ。
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管理道まで降りてくればゴールはすぐそこ。
無事下山。お疲れさまでした。
ツ「おつかれさまっぺー!」
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無事下山。お疲れさまでした。
ツ「おつかれさまっぺー!」

感想

2022年夏の北海道遠征最終日を飾ったのは恵山だ。函館の東側40kmに位置し下北半島からもその姿を見ることができる。津軽海峡を渡るフェリーや巡視船などにもその名前がついたりと有名な山だ。
登山口に到着して我々以外誰もいないのに驚いたが、ほとんど人も来ないような秘境なのかと思いかけたが、よく考えたらこの日は平日だった。前日まではもっと賑わっていたんじゃないかな…たぶん。
恵山に登るだけなら往復で5km、高低差300m。遊歩道扱いの登山道はよく整備されていて気持ちよく、そして楽に歩くことができる。晴天であれば普段登山をしない人でも歩けるだろう。おかげでリハビリ途中のツートンも一緒に登ることができた。
火山ガスの影響か、それとも岬の突端という環境の厳しさからか、標高300余りの登山口からすでに森林限界を越えていて終始見晴らしが良い。中腹は噴気が上がる火山風景、そして周囲を海に囲まれた山頂風景と小ぶりながらダイナミックな風景を楽しめる山だった。

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