比叡山(小雨の中、ケーブル山頂から坂本へ)


- GPS
- --:--
- 距離
- 5.8km
- 登り
- 92m
- 下り
- 784m
コースタイム
天候 | 曇りのち小雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
復路:京阪電車・坂本駅よりJR西大津へ |
コース状況/ 危険箇所等 |
ケーブル駅から先は観光地モード、山頂駐車場から大比叡山頂への登路は標識等なし、山頂の電波塔への道を適当に登っていく。大比叡から根本中堂へのショートカットははっきりせず、一旦ケーブル延暦寺駅方面へ下り、車道を歩く。根本中堂から坂本への下山路は、ほとんど歩く人もまばらながら、危険・不明箇所等ナシ。 |
写真
感想
海の日3連休に関西で親戚の結婚式に参列する機会があり、便乗して単身「お手軽」300名山ツアーに出発。初日は山歩きというより観光地と化した比叡山を目指す。京都市内が篠突く大降りの雨の中、委細構わず京阪電車+叡山電鉄を乗り継ぎ、八瀬ケーブル山麓駅に到着。ところが、山頂方面が雷雨のため一時運転見合わせ中ということで、しばしケーブル駅で足止め。果たして山越えして予定の坂本ルートを下ることができるのか不安に駆られるが、程なくケーブルの運転再開、「天候次第でまたいつ運休するか分かりません・・」と駅員に脅かされながら、ケーブル+ロープウェイを乗り継ぎ、あっけなく比叡山頂駅に到着。駅周辺には広大な植物園などあり、本当の山頂の「大比叡」に行く道は一体どこ?と戸惑いつつ、これまた広大な山頂のバス大駐車場を抜けると、電波塔の林立する山頂台地の向こうに、細々とピークを目指す小径発見。小雨そぼ降る中、歴史ある「大比叡」山頂三角点にようやく辿り着くも、そこには山名標識すらなく、果たしてこれが「300名山」か、と一抹の寂しさを覚える。
気を取り直し、ショートカットを探しながら坂本ケーブルの駅上から舗装道を迂回し、これまた参拝者で賑わう一大観光スポットの根本中堂へ。山歩きのはずが、窓口のオジサンに「坂本まで歩くのかい?ほとんど歩く人はいないが、お寺の従業員などが抜け道としてたまに使うことはあるよ」と物好き扱いされつつ、入り口でしっかり参拝料を支払わされる。折角なのでお堂へお参りの後、地味な小径を辿って坂本方面への下山路へ向かう。途中に渋い感じの「法然堂」があり、「どうぞご自由にお参りを」とのカンバンにつられ、雨宿りを兼ね堂内にてお参りしていると、お寺の方が「これから坂本へ下るんですか。ご苦労様です」とかわらけ煎餅を出して下さった。法然上人以来の長い伝統に立脚した、参拝者へのご厚情に思わず合掌。相変わらずの小雨の中、頂戴した煎餅を有り難くいただきながら、せっせと山道を下り、思ったより早く坂本市街地へ到着。地元・比叡山中学の部活帰りの生徒達に珍しそうな視線を浴びながらも、京阪電車で皇子山へ移動。この日は格安の西大津ビジネスホテルに宿泊、明日の蓬莱山行の食料を仕入れつつ、態勢立て直し。
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