秋田・乳頭山
- GPS
- --:--
- 距離
- 7.4km
- 登り
- 672m
- 下り
- 692m
コースタイム
天候 | 終日快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
黒湯からの登山路は、一本松沢沿いのルート、孫六温泉からの尾根筋ルートに分かれるが、一本松ルートへの入り口に標識はナシ。徒渉点あり、沢筋が豪雨災害で若干荒れている部分もあるものの、登山路には特段危険・不明箇所などなし。稜線展望台の少し上、ガレて一部登山路が崩れた箇所があるも、通行には特段支障なし。乳頭山の山頂東側は切れ落ちた火口壁となっており、乗り出さぬよう注意(この先キケン、のカンバンはありますが)。 孫六温泉への下降路も田代平山荘の少し先に入り口があり、標識完備。特段問題ありません。 |
写真
感想
お盆休み、家内実家の秋田帰省の折に、家族での鳥海山登山の足慣らしを兼ね、単身で手近な300山・乳頭山へ繰り出しました。梅雨明けの遅れた東北北部も、朝から真夏の太陽が照りつけ、日が高くなる前に、と07:10過ぎには早くも登山口の黒湯温泉到着。朝から温泉客で賑わう駐車場に車を入れ、態勢を整え早速出発。梅雨時の大雨で沢筋のコースが荒れていると予想された一本松沢ルートを避けるつもりが、分岐に標識がなく、いつの間にか一本松沢の登山路へ。心配されたほど道は悪くなく、沢の徒渉点も問題なし。徒渉した先の「天然温泉」跡からは今でも噴気が立ち昇り、往時は「秘湯中の秘湯」としてさぞかし賑わっただろうと想像。
ここから先は稜線目指し樹林帯を登っていき、ガレ斜面を通過すると、周囲には花盛りのギボウシ大群落が出現。その向こうには、2012年秋に家族同伴で200名山踏破の瞬間を迎えた思い出深い秋田駒ヶ岳が大きな山容を現し、感慨もひとしお。乳頭山頂直下では、南東斜面のスッパリ切れ落ちた火口壁の断崖が顔を覗かせ、稜線から見た「乳頭」そのものの穏やかな表情とは一変した荒々しい表情を見せる。ここで日帰り登山者と初めて出会い、記念写真を撮ってもらう。ほどなく快晴無風、展望絶佳の山頂に到着、山名標識を抱え、火口壁から落っこちないよう気をつけながら、居合わせた2人組パーティに証拠写真を依頼。向こう側には、岩手山、八幡平など北東北の名山の遠望に加え、尾瀬ヶ原にも匹敵するという広大な高層湿原・千沼ヶ原が眼下に拡がり、いつか行ってみたい気分に駆られる。
名残惜しい山頂を後にして、下山路は「プチ周回」で田代平経由の孫六温泉コースを選択。小ピークの登り返しもあっさりクリア、田代平山荘から1時間で孫六温泉に到着。ここも結構な「秘湯」ムードを漂わせていますが、有名な黒湯で野趣溢れる露天風呂を楽しみ、一路実家へ。それにしても、展望には恵まれたものの、風もなく暑い一日でした。
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