八月最終日、夏山最後に金峰山
- GPS
- 03:58
- 距離
- 8.7km
- 登り
- 543m
- 下り
- 529m
コースタイム
天候 | 予報では曇りのち晴れでしたが、大弛峠に到着した頃から既に雨と爆風。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
コースは泥濘が多かったです。 |
写真
感想
夏休み、最後の1日をどこで使うか考えてました。9月に使ってもいいのですが、生憎9月は忙しいことと気分的に夏休みは8月に使いたい。
ということで8月ラスト日に推し山金峰山へ。
高速も多少使いましたが、ほとんど下道で行けるのであまりお金もかけず行きました。
2年ぶりくらいに大弛峠まで行きましたが長い林道ですね。水曜日と木曜日はどちらも天気が良いとの予報で、ウェザーニュース、てんくら、気象庁、Yahooを見ましたが山頂というか峠からガスと爆風でした。幸い登山中は雨は降らなず濡れたとしても木々からの滴る雨水でした。
金峰山にこんなにもガスが多く爆風なのは初めてかも知れません。2年前に瑞牆山も絡めて縦走した際もここまででは無かったような。蔵王の際もそうですが、ガスが多いとひっきりなしにガスが湧!沸いて真っ白になりますよね。風が強い日は登山ハズレですね。途中引き返す方もいましたから。
いつもなら木漏れ日の落ちる登山道もフラットな光でした。今回はいつもと違い足元に注目できたのが収穫です。この時期、キノコが最盛期なのか至る所でキノコを見かけました。写真にもありますが明太子みたいなキノコもいました。調べてみるとキノコではなく、粘菌だそうです。アメーバに近くて自分で移動できるのも特徴なのだそう。
賽の河原まで来ても日差しはなく強風とガスに包まれていました。何度も来ている金峰山。晴れの表情を知っているからいいものの、初めての場所でこれだけだけのガスと強風だととても悲しいですね。蔵王山の時を思い出しました。あの時もガスと爆風で数メートル先も見えないレベルでした。蔵王の場合は常に稜線にいますのでとんでもない体感でした。
山頂標識を撮影し五丈石を見ても見えないレベルでした。なんとなく黒いものが写っているようですが、ほとんど見えません。こんなことってあるんですね。安全祈願のためお参りに行きます。この山頂標識〜奥宮までが一番風が強く吹き飛ばされそうになりました。音も、ゴーーー!です。ガスが湧き出てくるのが見えます。雲の中って爆風なんですよね。下界から眺めていると、山頂は真っ白だろうな。と思うだけですが、実際の山頂はそんなに呑気な世界ではなかったです。嬉しいことにこの山頂にいる時間、誰とも顔を合わせませんでした。金峰山の山頂独り占めは素直にテンション上がりました。天候こそ外れたものの、そのおかげで一人で山頂を満喫できました(満喫といっても五丈石の下で)
爆風がしのげる岩の影でひっそりパンを食べながら五丈石を眺めていました。
2500mに人っ子一人いない快感と同時にやはり恐怖も多少あります。それをあまり感じさせないのは金峰山頂の明るさゆえなのでしょうか。
帰ろうとするタイミングで数メートル先も見えない景色がフワッと一瞬、10秒くらいでしょうか。五丈石が姿を表しました。爆風をものともしない岩の塊はどっしりと構えていました。そのタイミングで撮影できたのがカバー写真です。数枚のうち少し日差しが入って明るくなったものを採用しました。爆風の中、山頂を後にし樹林帯へ。すると後続者が登ってきます。今日はずっとガスだろうなぁと思いながら挨拶を交わす私。朝の雨で濡れてはいるものの滑る場所もなかったので帰りはサクサク歩きました。本来であれば国師ヶ岳と北奥千丈岳も登る予定でしたが、大弛峠で雨が降ってきたのでパス。紅葉の時期にまた来ます。
八月最終日、無事に登山を終えることが出来たことに感謝です。次は紅葉の時期にきます。
金峰山の写真集作ろうと思いました。春夏秋冬はもちろんのこと星空も絡めて制作します。さて次はどこへ行こうかな?
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