梅沢園地の名瀑巡りとちょい怖無名バリルート、境界尾根で御岳山〜鍋割山北尾根から城山西尾根〜ゴンザス尾根から根岩の尾根で奥多摩駅
- GPS
- 10:34
- 距離
- 33.1km
- 登り
- 2,976m
- 下り
- 2,875m
コースタイム
- 山行
- 9:38
- 休憩
- 1:41
- 合計
- 11:19
天候 | 早朝は晴、後曇ったり晴れたり |
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過去天気図(気象庁) | 2022年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
山と高原地図に載っていないルートのみ記します。奥多摩は登山初心者や登山者で無い人も多く歩くので、登山地図や通行止めのロープはその前提で作られていると思いますが、登山道の状況のコメントは、登山経験がそれなりに有る人前提の北アルプスの登山地図と比較して書いています。 <境界尾根で御岳山> 登り口がお墓の横で少し分かり難いですが、踏み跡はは明瞭で実線か破線の一般登山道並みです。登りで迷う事は無いと思います。奥多摩登山詳細図では熟達者向きに分類されていますが、一般向きに近いと思います。 <鍋割山北尾根から城山> 写真の様に鍋割山山頂から北尾根への道はロープが張られていますが、その先にも明瞭な小道が見えています。だいたい写真の様な明瞭な小道がずっと続いており、実線か破線の一般登山道並みです。奥多摩登山詳細図では熟達者向きに分類されていますが、一般向きに近いと思います。 <城山西尾根> 完全なバリルートです。出だしに標識も踏み跡も有りません。尾根を目指して暫く下ると危険な急斜面になります。写真15,16だと急さが分かりませんが急です。チェーンスパイク等が有った方が良い気がします。石を落とすと急斜面でスピードが増すので、ソロで行くか複数ならヘルメットを被らないと危険です。 そこを過ぎると傾斜は少し緩くなります。最後は奥多摩霊園に急に飛び出しますが、ルートを間違えると柵に阻まれるかもしれません。 <梅沢園地の名瀑巡り> 三ツ釜の滝〜ネジレの滝〜大滝の順番で見学できます。ただ岩や石が苔むしていて、滝の近くは濡れているので非常に滑ります。全ての滝は釜のとこまで行けますが、ネジレの滝の釜への道は少し分かり難いです。また現在は大滝には行けませんという立て札とロープが張られています。これは大岳山と梅沢園地を結ぶ梅沢ルートが、下り側も登り側も危険の看板とロープが張られている為です。このルートは山と高原地図では破線ルートで載っていますが、現状は荒れた箇所が有って通行止めにしたのだと思います。ただ4日前に歩いた感じでは、普通に歩けて破線ルートの状態のままだと思います。 <ゴンザス尾根からの分岐尾根> ゴンザス尾根は一般登山道の破線ルートです。この尾根の半分位の所に有る、支尾根注意箇所から根岩を越えて奥多摩駅に直接下る最短ルートです。奥多摩登山詳細図では危険Xとされて根岩でルートは止まっています。ただルートを間違わなければ写真40,41の様に梯子やロープが何ヶ所も有って下れなくは有りません。しかしこれらの補助が有ってもかなり危険で、ルートを間違えてこれらの補助具が見つからなかったら引き返すべきです。初見なら登りでまずは試す事をお勧めします。今回のルートではこれが最難関でした。ここもチェーンスパイクやヘルメットを持っていった方が良いと思います。 |
その他周辺情報 | 御岳山で「レンゲショウマまつり」が開催中です。 |
写真
装備
個人装備 |
ダブルストック
ヘッドランプ
GPS
ペットボトル730mlと600mlx2
総菜パン6個
熊鈴
笛
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感想
トレーニングジムの平日の夜会員なのですが、8月はお盆とジムの夏季休暇が1週間ずれて2週間ほぼ行けませんでした。しかも休日の天気予報が今一で平日に何度か山に行った関係で、さらに行けない日が続きました。そこで今回はジムに間に合う時間に帰る事が前提で、短いルートを考えました。
時間的には余裕が有るので、らくルートで踏み跡の有る所を下調べせずに結んでみました。もし大変なルートであっても、引き返せば良いだけの時間の余裕が有るので可能な計画の立て方です。おかげて予想外の奥多摩霊園に出たり、梅沢園地の素晴らしい滝が見られました。最後のゴンザス尾根からの分岐は、根岩からの下れるルートが見つからず、探しながら撤退も有かなと思った矢先に梯子を発見したり、ちょっとドキドキして楽しめました。
この日の夜のジムでは、一番ハードで一番好きなレッスンが20時20分からなのですが、それにも間に合い久しぶりにまあまあの天気で良い一日でした。
ただ御岳神社で会ったソロの青年に奥の院に手前で再会した際、ちょっと気が利かない対応をしたのだけが心残りでした。御岳神社で会った際は登山者ではなく、旅行者だと思ったのですが、奥の院の手前で後ろから追いつかれて振り返ったらその青年でした。その時は同じペースの様に思えたので少し話しかけたりしたのですが、奥の院に着いてお参りしている際に追い越されました。それが凄いスピードであっという間にいなくなったので、随分とこちらの遅いペースに合わせてくれていた様なのです。追いつかれた時点で直ぐに道を譲って先に行ってもらうべきした。
恰好が旅行者に見えたのでそんなに速いとは思いませんでした。人は見かけで判断しては駄目ですね。追いつかれた時点で直ぐに道を譲るべきだと再認識しました。それと登りはやはり遅いという事も。。。
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