伯耆大山(夏山登山口ピストン)ー延々と続く階段地獄
- GPS
- 03:50
- 距離
- 7.0km
- 登り
- 984m
- 下り
- 965m
コースタイム
- 山行
- 3:28
- 休憩
- 0:43
- 合計
- 4:11
天候 | 雨 登山開始時点で既に雨が降っており、午後には止む予報でしたが、下山まで激しく降ったり止んだりの繰り返し。レインウェアが蒸れて死ぬほど暑かったです。 |
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過去天気図(気象庁) | 2022年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
飛行機
・飛行機で羽田空港から鳥取米子空港まで移動、そこから車で一般道を1時間ほど走ると到着。かなり広く、無料なのがありがたい。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・階段地獄。初めは大したことがありませんが、4合目あたりから徐々に傾斜がきつくなっていく印象です。6合目〜8合目あたりは木段の高さが高いところもあり、終始膝と太ももを酷使する登山となります。階段は自分の歩幅で歩けないので苦手…。 ・8合目途中〜山頂あたりは木道が整備されていますが、特に下りの時はスリップに注意です。 |
その他周辺情報 | 【売店】頂上売店 ・山頂避難小屋内の一角にある売店。伯耆大山のバッジはここでしか手に入らないらしいです。バッジ(600円)と、特製タオル(1000円)を購入しました。 ・営業時間:9:00-14:00(悪天候などの時は営業していないかも) 【温泉】玉造温泉ゆ〜ゆ(https://www.tama-yuuyu.com/ ) ・出雲方面に泊まる予定だったので、玉造温泉に立ち寄りました。22:00まで営業していて、料金は500円(JAF会員は400円)とリーズナブル。 ・施設は多少古さを感じるものの、温泉はそこそこ広く、ちょうど良い湯温です。サウナは小さいし、水風呂もないので、サ活には向いてません。 |
写真
感想
今年2回目の遠征登山は鳥取の伯耆大山へ。羽田空港から空の便で鳥取米子鬼太郎空港に向かい、そこからレンタカーで1時間ほどで登山口に到着。前日までは曇り予報でしたが、さすが雨男というべきか、当日の天気は想像以上に悪く、駐車場到着時点で既に雨が降っていました。安全確保は大事ですが、はるばるここまで来て登らずに撤退するのは悔やまれるので、登れるだけ登ることに。大山寺にも立ち寄る予定でしたが、悪天候のため計画を変更し、夏山登山口からのピストンにして歩行時間を短縮しました。
午後には雨も止むという当日の予報に一縷の望みを託して登山を開始したものの、歩けども歩けども一向に雨が止む気配はなく、終始レインウェアが手放せない登山となりました。ウェアの外は雨でビチョビチョ、ウェアの中は汗でムレムレ。まぁこういう登山もたまには経験しておかないと、いざという時に対応できないからね。
直近でも北八ヶ岳、仙丈ヶ岳、富士山と雨中登山を経験しましたが、この日は群を抜いて雨が酷かった。初めは「まぁ樹林帯なら木が防いでくれるかな」程度の雨でしたが、下りでは枝葉を貫通してバチバチと痛みさえ感じるような振り方でした。登山終盤には、登山道に軽く川ができていました(苦笑)
登山道自体もなかなか手強く、木段が延々と続く地獄のような道でした。最初は段差も小さかったのですが、3〜4合目あたりから段差が大きくなっていき、6〜8合目あたりが段差のピークだった印象です。太腿だけに頼らず、お尻の筋肉も使うことを意識しました。まだ初心者だったころに丹沢大山に登った時、「階段地獄じゃ〜」と感じたのを覚えていますが、比にならんくらい今回のほうがキツかった(笑)
さらに、なかなか変化がなく単調な印象の登山道でした。悪天候で周りの景色が一切見えなかったから、一層そう感じたのかもしれません。結局、下りのときに少しだけ霧が薄くなった瞬間があったものの、景色はほとんど楽しめず。晴れたらどういった景色が見えたのだろう…。なかなか来れない土地での登山で、天気に恵まれないと辛いものがありますね…。
3月に入笠山に登った時などは、「まだ下山したくない、この景色を楽しみたい―」といった気持ちになりましたが、今回については「一刻も早く下山して、雨の当たらないところに行って、ゆっくり風呂に浸かりたい―」という一新でした…。良い印象が全く無い、ただ「登頂」を目指すだけの登山となってしまいましたが、いつか日本百景にも選ばれるほどの絶景を見てみたいものです。東京に住んでいる限り気軽には再訪できませんが、またいつか、天候に恵まれた日に登ってみたいなぁと思います。
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