須留ヶ峰(但馬) 想像以上に大変な山でした
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- GPS
- 07:53
- 距離
- 14.3km
- 登り
- 1,237m
- 下り
- 1,245m
コースタイム
- 山行
- 7:06
- 休憩
- 0:48
- 合計
- 7:54
天候 | 曇り時々晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2022年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
ベテランコースは最初の林道終点から沢沿いのルートは特に最初の橋までの間が道の消えているところが多く適宜高巻きなどでルートを探しながら進む必要がある。急斜面のトラバースは滑落に注意も。 ルートの変わり目などには標識が有るが、須留ヶ峰までの距離と書かれているのは全て大杉山までと読み替える必要がある。須留ヶ峰へは更に1km、30分かかる。 下山に使った一般コースは、殆ど歩かれている様子はなく草が茂りっぱなし。途中何カ所か通行注意の箇所が有るが落石に注意しながら通行すれば元々林道でもあるので特に問題は無いだろう。ただし、ベテランコースに比べて2倍ほどの距離が有ることから時間的にはかかると思っていた方が良い。 |
写真
装備
MYアイテム |
![]() 重量:-kg
![]() |
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感想
ふるさと兵庫100山の一つ、但馬の須留ヶ峰。そろそろ涼しくなってきたのではと思って出かけてきたのだが、この山想像以上の難物でした。調べてみた過去のレコも数は余り多くなく、往復のコースタイムも早い人は4時間を切るのだが、遅い人は7時間ほどもかかる。
そんな理由が歩き始めて30分ほどで理解できた。林道の終点から沢沿いに登るルートが至る所で途切れていて沢へ降りるのか斜面を高巻くのかを一々考えさせられる。そんなこんなで最初の木橋へたどり着くまでの間で本日のスタミナを使い果たしたんではと思うようになった。更に二つ目、三つ目、四つ目の木橋を辿る間もなかなかにしんどい斜面に手こずってしまう。何とか一般コースとの合流点まで上がったが、うるさいヤマビルにも悩まされ(もちろん、ヤマビルのことは承知で対策もしておいたのだが。。)、殆ど心が折れそうになっていた。
それでも気を取り直して登り始めるのだが、この山は丁度Zの字のように折れ曲がりながら高度を上げるので近くに見えながらもなかなか近づいてくれないのだった。おまけに標識の須留ヶ峰までの距離が大杉山までのものだということから登れども登れどもという感じの我慢を強いられた。
登山道は終始一貫して高い樹林の中で途中の展望は無く、漸く大杉山の山頂へたどり着いて周囲の景色が開けた場所に着いた時は本当にほっとした。今回の山行で唯一展望の開けた場所だった。
氷ノ山には少し雲がかかっていたが、北側の鉢伏高原や但馬妙見山方面や南側の段ヶ峰方面は良く見えた。
須留ヶ峰には往復1時間足らず。ザックを置いてピストンした。
下山は、元のルートを下るのが多少荒れてはいても最短で良いことは分かっていたが、一般コースを様子はどうなんだろうと思って長いルートを降りてみた。途中、崩落して渡るのに苦労する箇所が一カ所ありはしたが、その他は歩く分には落石を注意すれば大したことは無かった。それでもベテランコースに比べると倍近い距離が有るため結局はずいぶん時間を食ってしまい、駐車地にたどり着いた時には出発から8時間近くがかかってしまっていた。
早く下山できていたら、もう一つくらい近くの山(大祓山)を登ってやろうと思っていたのがウソみたいに疲労困憊の一日だった。
【2022年の山行 33回目】
今回の歩行距離:14.3km 2022年の累積距離:506.9km
今回の累積標高:1,516m 2022年の累積標高:43,682m
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