大堂越、振野から妙見山
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- GPS
- 03:22
- 距離
- 7.0km
- 登り
- 563m
- 下り
- 557m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所は特に無し。ただし振野から大堂越まではハイキング道ではなく、急傾斜のためホールドが悪く、滑落注意。 |
写真
感想
振野(ふるの・ふりの・ふんの)547mは妙見山の西隣の山。大堂越を介して接続されているが独立峰にも見える山だ。慶左次さんの「北摂の山」によれば、その昔この山(降野)に北辰星が天降ったとき村人が野間の妙見堂に祀ったが、高いところに祀ったほうがいいというお告げで今の妙見山に祀ったとされている。ちょっとミステリアスな伝説のある山のようだ。山の会で先日登られているのだが、当日都合が悪く今日になってしまった。
梅雨の晴れ間、大陸の高気圧のおかげでカラっとして気温も高くない絶好の日和に恵まれてケーブル黒川駅から出発した。
しばらくは沢の脇を登って行く登山道だが、特に蒸し暑くもなく、虫に悩まされることもなく、快適な登りだ。この時期の野山は緑がとても濃くて気分がいい。ほどなく大堂越に到着。まずは道を左にとり振野の頂上を目指して登る。ここからは一般登山道ではなくなり、広い尾根につけられた踏み跡を辿ることになる。尾根が広いということはどこでも上れるということなので明確な踏み跡が出来にくいということなのだ。そのためかなりの急傾斜の尾根はとても登りづらいものになる。とはいえ、標高差にして100mちょっとで傾斜もゆるくなり笹藪の道になる。要所にはテープが巻かれているので特に迷うようなことはない。ほどなく三角点に到着。点名は野間、三等三角点からの眺めはない。
大堂越に戻ることにする。途中の急傾斜は濡れているとき等は要注意だ。しりもちをつくとひどいことになりそう。
大堂越から妙見山への道はよく踏まれているし、急傾斜の部分ではジグザグに切ってあるので登り易い。30分もかからずに林道ヘアピンカーブ部に到着。ここからはしばらく林道を辿って山頂方面に向かう。山頂直下は大きなブナが見られる林、ここのブナは神域(寺域)のため保護されているようでとても太い木が多い。それだけに冷涼な空間を作っているようだ。
帰りはいつもの上杉尾根。傾斜が緩く歩きやすい山道だ。登りにも下りにも使って気持ちがいいので好きな道である。
いつもはあまり意識しなかった振野のピーク。登ってみると親しみが湧くのが不思議。こういうのも山登りの楽しみの一つだ。
きょうも楽しい登山だった。
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