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記録ID: 4725312
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
支笏・洞爺

北海道の山旅 2022(2) 恵庭岳で素晴らしい展望を味わう

2022年09月27日(火) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
05:49
距離
8.9km
登り
1,053m
下り
1,053m
歩くペース
速い
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:50
休憩
0:56
合計
5:46
距離 8.9km 登り 1,053m 下り 1,054m
12:05
12:25
32
12:57
13:27
35
14:02
14:08
80
15:28
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2022年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
登山口に駐車場あり、約20台、無料
コース状況/
危険箇所等
・「第2見晴し台」より先は、崩落がひどいとのことで、通行止めになってます。(ロープが張ってあり、物理的にも先へは進めない)

・標高900m付近は、かなりの急傾斜で、ロープは設置されてますが、滑落に要注意です。

・下部から中腹(標高400〜700m付近)は、倒木が多く、登山道がやや解りにくくなっています。道迷いに要注意。今回は、赤布が沢山つけてあったので、それを頼りに歩きました。
その他周辺情報 支笏湖湖畔の、「支笏湖温泉」は、コロナ禍のため、日帰り入浴はやってない、とのことでした。残念ながら・・
支笏湖の湖畔の道路にでると、正面にどーんと恵庭岳が大きい
2022年09月27日 09:02撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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9/27 9:02
支笏湖の湖畔の道路にでると、正面にどーんと恵庭岳が大きい
湖畔から恵庭岳の山頂部をズーム。1300m程度の山だが、思った以上に険しい山容だ。シンボルたる頂上岩峰が鋭い!
2022年09月27日 09:11撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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9/27 9:11
湖畔から恵庭岳の山頂部をズーム。1300m程度の山だが、思った以上に険しい山容だ。シンボルたる頂上岩峰が鋭い!
支笏湖畔から南側を望むと、風不死岳(右手)、樽前山(左奥手)も良く見えた
2022年09月27日 09:02撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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9/27 9:02
支笏湖畔から南側を望むと、風不死岳(右手)、樽前山(左奥手)も良く見えた
今日も上空は秋空が広がっている。気持ちの良い山歩きができそうだな
2022年09月27日 09:03撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
9/27 9:03
今日も上空は秋空が広がっている。気持ちの良い山歩きができそうだな
さて、千歳市から1時間半程度で、恵庭岳登山口に着いた。平日にしては車は10台ほど停まっており、割と人気のある山みたい
2022年09月27日 09:41撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
9/27 9:41
さて、千歳市から1時間半程度で、恵庭岳登山口に着いた。平日にしては車は10台ほど停まっており、割と人気のある山みたい
駐車場(登山口)には、なにやら標識があった。
〜 山頂部は崩落のため通行止めになっているらしい 〜
2022年09月27日 09:41撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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9/27 9:41
駐車場(登山口)には、なにやら標識があった。
〜 山頂部は崩落のため通行止めになっているらしい 〜
さて、登山口から歩き始める。木々の合間から見える山頂部は意外なほど高くて遠そうだ
2022年09月27日 09:45撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
9/27 9:45
さて、登山口から歩き始める。木々の合間から見える山頂部は意外なほど高くて遠そうだ
下部は樹林帯だが、倒木が多く、なかなか歩くのに難儀した
2022年09月27日 10:09撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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9/27 10:09
下部は樹林帯だが、倒木が多く、なかなか歩くのに難儀した
登山道にはかなり赤布が付けられており、倒木のため迷いやすい道なので、有難かった
(この写真では、中央の木に赤布が付けられてます)
2022年09月27日 10:06撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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9/27 10:06
登山道にはかなり赤布が付けられており、倒木のため迷いやすい道なので、有難かった
(この写真では、中央の木に赤布が付けられてます)
倒木は別として、立ち並ぶ木々は北海道らしい明るい森になっており、気持ちも良い
2022年09月27日 10:55撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
9/27 10:55
倒木は別として、立ち並ぶ木々は北海道らしい明るい森になっており、気持ちも良い
この森は結構な高木が多い。樹の種類は良く解らないが、シラカバだろうか?樹皮が白い樹が多かった
2022年09月27日 10:58撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
9/27 10:58
この森は結構な高木が多い。樹の種類は良く解らないが、シラカバだろうか?樹皮が白い樹が多かった
見上げると、木々の先に広がる青空が、清々しい秋の山の雰囲気をだしている
2022年09月27日 11:34撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
9/27 11:34
見上げると、木々の先に広がる青空が、清々しい秋の山の雰囲気をだしている
樹林帯を抜けると、ガラガラの急登が待ち構えていた。ロープ(ザイル、トラロープと色々)は張ってあるが、なかなか汗だくで登ってゆく。
こんなに険しい山とは思わなかったんですけどぉ〜
2022年09月27日 12:05撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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9/27 12:05
樹林帯を抜けると、ガラガラの急登が待ち構えていた。ロープ(ザイル、トラロープと色々)は張ってあるが、なかなか汗だくで登ってゆく。
こんなに険しい山とは思わなかったんですけどぉ〜
ようやく、火口壁の一角にあたる、「第一見晴し台」に到着。
(ただし「第一見晴し台」という標識はなく、「7合目」という小さい標識があるだけだった)
2022年09月27日 12:10撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
9/27 12:10
ようやく、火口壁の一角にあたる、「第一見晴し台」に到着。
(ただし「第一見晴し台」という標識はなく、「7合目」という小さい標識があるだけだった)
「第一見晴し台」は、黒っぽい溶岩がゴツゴツとした岩場となっている場所。まだ頂上は、だいぶん先にある。
2022年09月27日 12:15撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
9/27 12:15
「第一見晴し台」は、黒っぽい溶岩がゴツゴツとした岩場となっている場所。まだ頂上は、だいぶん先にある。
「第一見晴し台」からようやく、支笏湖が見えてきた。蒼いカルデラ湖が大きく、北海道らしい大展望を、しばし堪能しつつ大休止とした
2022年09月27日 12:22撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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9/27 12:22
「第一見晴し台」からようやく、支笏湖が見えてきた。蒼いカルデラ湖が大きく、北海道らしい大展望を、しばし堪能しつつ大休止とした
これはデジカメの設定を変更し、「絵はがき」風にしてみた一枚
2022年09月27日 12:22撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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9/27 12:22
これはデジカメの設定を変更し、「絵はがき」風にしてみた一枚
「第一見晴し台」から、火口原と頂上岩峰を望む。火口原は爆裂火口跡のようで、木々が生えている場所もあるが、噴気がモクモクでている場所もある
2022年09月27日 12:14撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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9/27 12:14
「第一見晴し台」から、火口原と頂上岩峰を望む。火口原は爆裂火口跡のようで、木々が生えている場所もあるが、噴気がモクモクでている場所もある
「第一見晴し台」から頂上岩峰をズームアップ。手前の火口原からは、噴気が噴出しており、「活火山」なのも納得。硫黄系の臭いも漂ってきていた
2022年09月27日 12:14撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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9/27 12:14
「第一見晴し台」から頂上岩峰をズームアップ。手前の火口原からは、噴気が噴出しており、「活火山」なのも納得。硫黄系の臭いも漂ってきていた
「第一見晴し台」から先は、火口原を囲む外輪山上の道となった。ここは歩きやすく、気持ちの良い山道だった
2022年09月27日 12:40撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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9/27 12:40
「第一見晴し台」から先は、火口原を囲む外輪山上の道となった。ここは歩きやすく、気持ちの良い山道だった
「第一見晴し台」から30分ほどで、「第二見晴し台」に到着。「恵庭岳」の標識が置いてあった。
ガイドブックによると、ここが「恵庭岳・暫定山頂」ということらしい
2022年09月27日 13:18撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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9/27 13:18
「第一見晴し台」から30分ほどで、「第二見晴し台」に到着。「恵庭岳」の標識が置いてあった。
ガイドブックによると、ここが「恵庭岳・暫定山頂」ということらしい
「第二見晴し台」の先は、「通行止め」となっており、幾重にもトラロープが張られていた
2022年09月27日 13:18撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
9/27 13:18
「第二見晴し台」の先は、「通行止め」となっており、幾重にもトラロープが張られていた
「第二見晴し台」から望む、”怪峰”といった様相の、頂上岩峰。とても登れるようには見えない
2022年09月27日 13:01撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
9/27 13:01
「第二見晴し台」から望む、”怪峰”といった様相の、頂上岩峰。とても登れるようには見えない
「第二見晴し台」を今日の到達点とし、景色を堪能しながらのんびりした。ここからも支笏湖や外輪山が良く見える
2022年09月27日 13:01撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
9/27 13:01
「第二見晴し台」を今日の到達点とし、景色を堪能しながらのんびりした。ここからも支笏湖や外輪山が良く見える
手前に岩を入れ込んでみた一枚
2022年09月27日 13:13撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
9/27 13:13
手前に岩を入れ込んでみた一枚
「第二見晴し台」から火口原を眼下に望む。よく見ると一部の草原(灌木?)は、赤く紅葉が始まっていた
2022年09月27日 13:19撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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9/27 13:19
「第二見晴し台」から火口原を眼下に望む。よく見ると一部の草原(灌木?)は、赤く紅葉が始まっていた
「第二見晴し台」から、先ほどまでいた「第一見晴し台」あたりを望む。カルデラ壁の内側は、大きな岩壁となっている
2022年09月27日 13:21撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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9/27 13:21
「第二見晴し台」から、先ほどまでいた「第一見晴し台」あたりを望む。カルデラ壁の内側は、大きな岩壁となっている
さて、帰路にかかったが、木々の合間から遥かに、札幌の街並みが望めた。
そういえば昨日は逆に、札幌郊外の藻岩山から、この恵庭岳を遠望したのだった
2022年09月27日 13:23撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
9/27 13:23
さて、帰路にかかったが、木々の合間から遥かに、札幌の街並みが望めた。
そういえば昨日は逆に、札幌郊外の藻岩山から、この恵庭岳を遠望したのだった
木々の合間からは、エメラルドグリーンの神秘的な湖、「オコタンぺ湖」が望めた
2022年09月27日 13:28撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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9/27 13:28
木々の合間からは、エメラルドグリーンの神秘的な湖、「オコタンぺ湖」が望めた
標高900m付近の急な下りの場所。登路と下山路は別となっていたが、ここを下るのは登りに増して厳しく、冷や汗がでる下りだった
2022年09月27日 14:05撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
9/27 14:05
標高900m付近の急な下りの場所。登路と下山路は別となっていたが、ここを下るのは登りに増して厳しく、冷や汗がでる下りだった

感想

【山行No. 706 (2) 】

・今日は、今回の「北海道の山旅」の、実質2日目。
今回の北海道の山旅では、しっかりと目的の山や日程を決めているわけではなく、ガイドブックやら天気予報やらと相談しつつ、適当に山を決めていくスタイル。

・で、昨晩、千歳のビジネスホテルで、札幌市内で購入した北海道の山のガイドブックを読んでいて、この日は「恵庭岳」に行ってみることにした。標高は1300m程度だが、支笏湖畔にそびえ、展望も期待できそうだ。また、天気予報でもこの日は終日、良い天気らしい。

・千歳市から1時間半程度で恵庭岳の登山口に到着。人気の山なのか、平日にもかかわらず、既に10台ほど、車が止まっていた。

・登山口から歩き始めると、(写真にもでてくるように)樹林帯の中は倒木が多くて、思っていた以上に歩きにくい。赤布が沢山付けられていて助けられた。でも木々は、すっくと高く延びているものが多く、明るい森の雰囲気が心地よい。
・標高900m付近は、泥壁を彫り込んで溝にしたような、イヤらしい急登になっていた。ロープを頼りに登っていくが、汗をかくキツイ登り。

・その急登を乗り越えるとようやく、「第一見晴らし台」と呼ばれる、火口壁上の場所にでた。ここは溶岩がゴツゴツした場所で、展望が一気に広がった。眼下の支笏湖やその周辺の山々の眺めが素晴らしい。

・さらにそこから、歩きよい火口壁上の道を進むと、「第二見晴らし台」に到着。ここから先は、崩落がひどいとのことで、「通行止め」となっており、他の登山者もここを頂上替わりとして休憩している。
自分もここを到達点として、景色を眺めつつのんびりした。

・下りでは火口壁の道すがら、遥か遠くに、札幌市街の街並みやら、恵庭岳の裏手にある神秘的な湖「オコタンぺ湖」も望め、今日は本当に展望を楽しんだ山歩きだった。

・クマよけのスプレーも持って行ったが、幸いにもヒグマさんには出会わずに済んだ。


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体力レベル
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利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
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体力レベル
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