【奥三河】夏焼城ヶ山(889m)

2022年10月01日(土) [日帰り]

• GPS: 03:07
• 距離: 6.3km
• 登り: 496m
• 下り: 493m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:26
• 休憩: 0:39
• 合計: 3:05

6:00 大井平公園駐車場
7:24 8:02 夏焼城ヶ山
9:00 9:01 大井平公園駐車場
9:05 ゴール地点

写真

定番になった「朝活」って、一体何のこと？
仕事前の朝の時間を勉強や趣味にあてること？
朝イチのウォーミングアップ？自己啓発？
ふむ、私は山の名前に惹かれただけ
ちょっとばかりの歴史探訪のミニ旅へ

軽バンのオヤジさんに
大切なことを教わる
そう、平凡が一番のぜいたくなのさ

ツリガネニンジンぽい
けど不明

白い貴婦人
猛毒の気配
吸い寄せられるように
カメラを構える私は何者？

空が明るくなると
山頂

山頂三角点にタッチ

名前がいい
ここは同僚もバイク旅でよく訪れる

展望台に登ると

恵那山とか

大川入山あたりも

新発見
恵那山の手前に
大船牧場の
風車群

好展望を前に
長居小僧

足下に稲武の町並み

じゃあね、また

感想

ふらり

　浅間神社に降りてみる。丁度、地元の方が軽バンで参拝に上がってくるところだった。仕事前の拝礼なんだって。私にはこういう敬虔さが欠けている。生きていること自体が恵みなのに。普通の生活ができることが幸せなのに。感謝の心を失ってはいけない。

　この日は、大井平に車を置いてきた。林道に飛び出して、黙々と足を進めると、眼下に屋根が見えてきた。それが、浅間神社だった。

　再び林道を歩いて、夏焼ヶ城山をめざす。空が明るくなると展望台のある山頂だった。ここは南北朝時代の山城。三河・美濃・信濃の国境にあった「武節城」が落城した際の「退守の城」として築かれていたという。

　それが、太平洋戦争中には米軍の爆撃機を見張る監視哨が置かれることになった。

　眼下には、稲武の街並み、遠く恵那山、大川入山、蛇峠山。条件が良ければ白山や御嶽もと言うが、この日は残念ながらご機嫌ななめだった。

　帰路は、辿ってきた幹線林道をはずれて、浅間神社を経由しない旧道をたどってみる。もともとの林道に飛び出すあたりで、これから夏焼城ヶ山に登ろうという女性2人組と鉢合わせ。

　「（ルートは）どっちですか？」と不安げに聞かれて答に窮する。どうやら地図を持っていないらしい。通常のルートを教えてあげて別れる。背後から、「ここで会えて良かったね」という二人の会話が聞こえてきた。