ちょっと行くの早すぎた 雪渓びっしり白毛門沢 谷川
- GPS
- --:--
- 距離
- 5.9km
- 登り
- 1,029m
- 下り
- 1,023m
コースタイム
天候 | 雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
スノーブリッジ2か所→くぐって通過 数百mの雪渓が2か所→側壁から乗って通過 ボサ(流木等)多い |
写真
感想
今日は一ノ倉沢の「南稜」を登る予定だった。
だが、悲しいかな梅雨空。何故か、白毛門沢を登ることに。
ということで普段は岩屋の、ベテランA山さんと沢は2回目?のあややのお二人と遡行してきた。
さて入渓して進むこと10分。さっそくスノーブロック登場。
少し前に崩壊したという感じだ。
まさか、ハナゲの滝以前でスノーブロックが出てくるとは思ってもいなかった。先が思いやられる。
きっと雪渓のオンパレードだろう。
ハナゲの滝を登り、白毛門沢に入る。
あちこちにボサやゴミが転がっている。また、両岸の草の下のほうが、黄色い色に変色して濡れており、
どれもしなっと壁に張り付いている。
これらは、まだ雪渓が融けてから時間が経っていない証拠だ。
うーん、やはりまだまだ谷川の沢は早過ぎるんだ。
しばらく進むと、まだ崩壊していない雪渓であるスノーブリッジが登場した。
観察の結果、距離が短いうえに安定していると判断し、一人ずつくぐり抜けることにした。
A山のおっちゃんが欽ちゃん走りで抜けていく。あややが続く。そして自分。
大丈夫だろうとわかってはいるが、とても緊張する。何度くぐっても嫌なもんだ。
タラタラノセン先の大岩を超えたところでまたスノーブリッジ登場。これも一人ずつくぐり抜ける。
その先、赤いナメが出てくる。去年11月に遡行したときは、澄み切った秋空の下で紅葉が映え、気持ちが良かったところだ。
ガスで景色のない今日はまったくそんな気分になれない。
この付近に至って、さらにボサが増えてきた。かなり太い木が無数に散乱している。
きっと今年の大雪で倒れた木が流されて雪渓の上に残り、最近融け切った跡なんだろう。
これは来るなと思いつつ進むと、やはりくぐれない大きさの雪渓が登場。
だが側壁から簡単に乗れるタイプなので、問題なく乗ることができた。
数百m進むと雪渓が途切れた。降りるときも側壁から簡単に降りられた。良かった。
だんだん源頭の様相になってくるが、奥の二俣の付近でまたもや雪渓が詰まっていた。
ガスのせいでどこまで続いているか先が見えない。
ちょうど右に支流があったので、その沢に入る。
5分ほど遡行して左に見える尾根に取り付いて藪を越え、本流の様子を見る。
まだ先が見えない。仕方ないので、また雪渓に降りて上を歩く。
5分ほど進むと雪渓が途切れてきたので、左の壁に移って、木を掴みながら沢床に降りた。
深い谷ではないので容易に乗り降りすることができた。雪渓処理初級編といったところ。
その後は草交じりのスラブ状の岩を登っていく。
雨のせいで山頂直下まで水流があった。
この先は雪渓はないので安心して詰め上げる。
5時間半弱でついに山頂に到達。11月に登った時は3時間半だったので、2時間余計にかかった。
誰もいない山頂を早々に後にして下る。
1時間50分ほどで駐車場到着。お疲れ様でした。
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