編笠山【登って登って、ひたすら下りる】
- GPS
- 07:53
- 距離
- 8.0km
- 登り
- 981m
- 下り
- 980m
コースタイム
天候 | 気持ちの良い秋晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 タクシー
🚖マウンテンタクシー https://www.mountaintaxi.jp/ 八ヶ岳の編笠山・権現岳・青年小屋方面 観音平(かんのんだいら)線 【行き便】9:00 小淵沢駅 発→観音平登山口駐車場 【帰り便】16:00 観音平登山口駐車場 発→小淵沢駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
難所はありませんが、岩道が延々と続きます。 道が不明瞭な箇所も少なくないため、テープを目印に。 編笠山からの下山時、青年小屋手前は巨大な岩塊の大斜面になっています。ペンキの赤丸に沿って下りるのが吉。 |
写真
感想
三週間ぶりのお山は、同行人が日経の記事で知った編笠山です。
「八ヶ岳好きやろ」「2,000m超えた山はみんなええんや」ものすごく張り切っていますが、私は編笠山を知りません。
例のなやましいやまなし本にも掲載されていないし、どうなの?と思いながらあずさに乗り込みました。
早速トラブル。車内でトイレの空きがなく多目的の方に入った同行人、手で施錠したものの内部のロックボタンを押し忘れたために最中に開けられてしまいました。
二段階でロックする仕様のようです。これはもう、開けた女性が被害者です。朝早くから不快なものをお見せしてしまって申し訳ありませんでした‥
小淵沢で下車、事前予約していたマウンテンタクシーに乗り込みます。私たちの他には、男性一人、女性二人の相乗りです。
30分程で観音平駐車場に到着。運転手さんに行ってきますと挨拶をして、いざ出発!
序盤は緩い登りですが、三週間のブランクがたたったのかちょっと息が切れる。歩幅を広げず淡々と登ることでようやく体が慣れてきました。
木立こそ綺麗だし、足元に目をやれば北八ヶ岳にあるような苔を楽しめるのだけど、展望はありません。
「おかしいねん」山梨で2,000m超というだけで、大菩薩嶺のような眺めを期待していた同行人は首をひねります。あんな展望は稜線歩きじゃないと望めないよ‥
やがて大きな岩で構成された急登が続きます。体を動かす、という意味ではアスレチックのようでとても楽しい。
澄んだ青い空に黄色く色付いた木の葉が映えて、これだって充分なご褒美だよ、と思う。
思ったところで振り返ると、富士山が目に飛び込んできました。
そして山頂。360度開けた景色に疲れも吹き飛びます。南八ヶ岳らしい山容の、赤岳をはじめとした山々に圧倒されます。
満喫した後は、青年小屋方面に下山。
岩に挟まれた細い道を抜けると、いきなり開けた場所に出ます。
直線距離に青年小屋が見えますが、その間は大きな岩塊がひしめき合っている。道らしいものはありません。通り道として適した岩塊に塗られたペンキを目印に、両手を動員して下りて行きます。
帰りのマウンテンタクシーは16:00発です。そろそろ下山時刻が気になってきたこともあり、焦ります。時間の件がなければこの岩塊エリアをもっと楽しめたかも。
山頂まではコースタイムより余裕があったのですが、青年小屋に着く頃には大幅にオーバー。気がせいてきました。おそらく、ピストンで下山した方が時間にまだ余裕があったかもしれません。
到底間に合いそうにないため、マウンテンタクシーにキャンセルの連絡を入れてもらい、代わりに普通のタクシーの手配を依頼します。
マウンテンタクシーの小淵沢駅到着時刻に合わせて購入していたあずさについてもキャンセル、新たな時間で指定席のみ買い直してもらうことに。
マウンテンタクシーは往復とも一便のみ。復路は一般的なコースタイムに合わせて16:00としているのだろうけど、私たちには到底間に合わなかったのでした。
帰りのあずさで「悲しいな〜」「皆そんなにあの岩場をさくさく下りられるのか」ぶつぶつ言いながら、帰路に就いたのでした。
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