太郎山 ゴ・ドーハンの山旅 松茸の亡霊に阻まれるも意図せず里山御嶽

2022年09月30日(金) [日帰り]

• GPS: 03:50
• 距離: 6.2km
• 登り: 591m
• 下り: 595m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:26
• 休憩: 0:24
• 合計: 3:50

9:47 太郎山表参道登山口
11:07 11:07 二十二丁石
11:41 11:43 太郎山神社
11:51 12:05 太郎山
12:56 12:59 太郎山裏参道登山口
13:32 13:37 太郎山表参道登山口
13:37 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

表参道登山口に路駐。7,8台ありましたが親切な方にスペースを開けていただきました。

コース状況／危険箇所等

大峰山方面は松茸山のため入山禁止(8/1~10/31)でした。

その他周辺情報

千古♨500円

写真

9/30 4:32

尻焼♨の朝、まだ暗いうちに湯小屋の風呂へ。

9/30 5:21

もう2週間も滞在している方が先客。

9/30 5:30

夜が明けたら川風呂へ移動。　

9/30 5:30

お決まりの定位置へ。

9/30 5:35

気持ち良すぎて

9/30 6:28

またまた長風呂になってしまいました。

9/30 7:28

♪いつもいつも思ってたサルビアの花を・・・上田方面へ移動中

9/30 9:07

縦走には時間がないと、芝峠経由で直接、大道山を目指そうとしたらガ〜ン！

9/30 9:47

仕方なく太郎山だけでもと表参道からスタート。親切な方に駐車スペースを開けていただきました。　

9/30 9:48

道しるべ(丁石)の石祠がありました。平成23年のもののようです。

9/30 9:58

途中、花古屋城跡がありました。

9/30 10:01

「八丁」の石祠。これは明らかに平成以前、どうやら旧いものが欠落している箇所に新しいものが補完されているようです。

9/30 10:12

十一丁、

9/30 10:15

十二丁の施主は「肴屋」さん。

9/30 10:20

立派な石燈籠(明治廿六年、1893)と石鳥居(昭和六、1931）が見えてきました。此処はレース当日、くノ一さんが法螺貝で応援してくれた所かな。

5/3 11:56

＜参考＞大きめで高価そうな法螺貝です。

9/30 10:25

「奉寄進石祠三十六社」「明治六年四月建之」(1873)どうやら旧い祠はこの時のものですね。

9/30 10:26

「上田川邊 外 商人中廿五人」どうりで「肴屋」さんがあったわけです。

9/30 10:27

台石には「十四丁」と道標銘「右 山口村/左 上田」、さらに世話人銘が列刻されています。

9/30 10:39

　廿丁

9/30 10:58

表弾道から牛伏コースにつながる道にある石祠「明治六年癸酉四月吉日」(1873)。

9/30 11:06

廿二丁石の祠

9/30 11:07

ここが牛伏コースとの分岐

9/30 11:11

義と愛の鐘

9/30 11:11

赤い大鳥居。ここには(レース時)ドラムスの方がいたと思います。

5/3 11:38

＜参考＞ドラムスだけでなく和太鼓の方もいたんですね。ジャンベもありますね。

9/30 11:15

「道しるべ 太郎山丁石復元記念」(平成二十三年十一月　平成の大修復)とある「廿三丁」石がありました。

9/30 11:16

粉犬さんは昭和27年。

9/30 11:19

巨大な「大嘗祭紀念」碑(竣工大正五年、1916)

9/30 11:21

社殿前の石段下。左に神楽殿と社務所があります。

9/30 11:29

手前が小牧山？遠景はなだらかな八ツの裾野と蓼科山。からの霧ヶ峰〜

9/30 11:30

美ヶ原。その手前には独鈷山も。社務所前は絶景の休憩地になっています。

9/30 11:31

「関東の富士見100景　地点名　上田市からの富士」碑。太郎山で産する六方石(天狗石)だそうです。

9/30 11:32

社殿前の石段下にある石祠(明治三十八年、1905)

9/30 11:35

さらに石段の脇には「七曜星」(明治七甲戌)の石塔がありました。北極星、北斗七星を神格化した妙見信仰のものでしょうか。

9/30 11:36

太郎山神社社殿。

9/30 11:37

その前にかわいい「厄除」の赤鳥居。お子様用かな。ドーハン君にはぴったりです。

9/30 11:39

左の石燈籠も明治六年(1873)。

9/30 11:40

「太郎大神社」

9/30 11:40

太郎山(神社)の由来

9/30 11:47

そして少し登って山頂です。トレランレースのゴール地点。あれだれ車があったのに誰もいません。

9/30 11:48

太郎山山頂とうちゃこです。五月は白銀の北アが見られましたが、今日は少し霞んでいます。

9/30 11:49

「太郎山」1164.32 m三等三角点

9/30 11:52

9/30 11:52

穂高〜お槍さま。レースのあった五月は白銀の北アが見られましたが、今日は少し霞んでいます。

9/30 11:54

謎の石仏と何かの折れた石塔があるようです。

9/30 11:55

何気に見てみると、何と「御嶽山」！

9/30 11:56

「松尾講中」とありました。

9/30 11:57

「御嶽山神社」のものでした。これは予期せぬサプライズ。意図せず里山御嶽巡りとなりました。

9/30 12:01

ススキと鹿島のお槍さま。

9/30 12:12

山頂から下った所にベンチのある展望地。

9/30 12:12

冠着山と聖山、その向こうは蓮華岳かな。

9/30 12:13

これであなたも太郎山通になれます。

9/30 12:13

すでに縦走は諦めていたので、せめて東太郎でも踏んでいこうと思ったら　ガ〜ン！またもやこの看板。そもそもこの時期は縦走コースそのものに入れませんでした。

9/30 12:30

9/30 12:33

仕方がないので分岐にあるベンチでおやつ休憩をして、裏参道で下山することにしました。

9/30 12:35

最初の水場

9/30 12:41

9/30 12:43

9/30 12:43

こちらは金明水

9/30 12:47

9/30 12:49

9/30 12:49

この踏み跡がそれかな。

9/30 12:51

9/30 12:52

この木のこと？

9/30 12:56

9/30 12:57

9/30 12:58

裏参道入口にはチェーンがあります。

9/30 13:10

黄金沢の渓相

9/30 13:14

二基の馬頭尊

9/30 13:15

大山祇神社の鳥居と石祠。

9/30 13:19

その奥にさらに石祠があります。

9/30 13:22

林道西光寺線

9/30 13:31

双体道祖神。最近のもの？

9/30 13:34

表参道と裏参道の分かされ

9/30 13:36

太郎山橋を渡って、

9/30 13:37

駐車地に戻りました。あれだけあった車が一台もなし。皆さんお早いですね。

9/30 14:56

千古の滝の説明板。

9/30 14:57

江戸時代からの名勝地

9/30 15:02

左の岩上に「船岩水天宮」の石祠(明和七年、1770)が見えます。釣師がいます。翌日から禁漁みたい。

9/30 15:04

千古の滝。真田十勇士猿飛佐助が忍者修行したそうな。

9/30 15:04

判りづらいですが、右の岩上には「弁財天宮」の石祠(明和五年、1768)が見えます。

9/30 15:05

これが発電所の遺構でしょか。

9/30 15:45

千古温泉の湯船。予想外にお客さんが次々に来ましたが、一時貸切になりました。湯の花がマンガン系で手足が黒くなります。

9/30 16:47

上田市郊外から太郎山

9/30 17:08

ときだしんばしからの太郎山山系

9/30 17:08

♬遠き山に日が落ち・・・ます。この後は松本方面へ向かいました。

撮影機器：

COOLPIX W100 ニコン

iPhone 8 64GB SIMフリー Apple

感想

godohan

・小遠征の二日目は御嶽の神像があるという大道山に向かいました。初めは太郎山から大峯山経由で縦走しようと思いましたが、尻焼♨で長湯したために時間的に厳しいかなと思い、入軽井沢から直接大道山に登ろうと思ったら、松茸山で入山禁止。罰金50万円にビビってしまいました。という事で太郎山のみの登山となりました。
・太郎山はGWに麓の神社から山頂を目指す登山競争があり、それ以来ということになります。レースの時はあっという間でしたが、登山となるとなかなか登り応えがありました。また、まったく意図したわけではないですが、途中、最近ははまっている丁石探しのお膳立てと、山頂では「御嶽山神社」碑が待っていてくれました。
東太郎山もと思いましたが、こちらも入山禁止でした。ということで表参道から裏参道の一般の山歩きとなりました。
・千古温泉は20年ぐらい前に来たことがあり、渓流沿いで雰囲気が良かったので再訪してもみました。残念ながら浴槽が変わったり、川の壁が設けられて、入浴しながらの渓相は見ることができませんでした。黒い湯の花でちょっと驚きますが、お湯はとても気持ち良かったです。