銚子川水系・又口川本流
- GPS
- 07:58
- 距離
- 8.6km
- 登り
- 803m
- 下り
- 793m
コースタイム
天候 | 晴れ 10月だけど尾鷲市の気温は28℃ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
アナギの滝への登山道は崩れている部分もあるが、概ね歩きやすい |
その他周辺情報 | 温泉:尾鷲の夢古道の湯、700円 夕食:尾鷲の鬼瓦 煮魚定食1000円など |
写真
感想
会山行に参加して尾鷲周辺の沢、又口川本流へ。
銚子川は日本有数の清流ということでキラキラなナメを期待して京都を出発した。
前夜泊のあと、国道425号から山行開始。
登山道を利用してアナギの滝へ。
高低差は大きいものの水量はさほど多くない陽の滝と、水量多めだけれど淵の先に引っ込んだ陰の滝が向かい合う。ネーミングがぴったりだと思う滝だった。
陰の滝を越えるとしばらくは単調な河原歩きが続く。
陽が差してくると水面がキラキラと輝き、谷の様子も険しくないのでただただ綺麗。
ナメの滝を越えると唐突にナメエリアへ突入する。
川幅も広く癒しのエリアが広がる。
それほどヌメルわけではなく、傾斜もきついわけではないけれど、ラバーでは絶妙に登りにくい部分が何か所かあった。
この第一ナメエリアの中盤に、今回のハイライトの20 mナメ滝が現れる。
左岸を巻いて懸垂下降で降りる。
しばらく行くとナメエリアは終わってしまった。
ここからは苔むした岩が転がっていたり、支流との二俣が何度もある。
地図読みをきっちりこなし、時折伏流に騙されそうになりながら、第二ナメエリアを過ぎ、終盤の第三ナメエリアへ。
水が優しく流れ落ちるナメが稜線へ向けてまっすぐ続き、想像以上の光景に歓声が上がった。
稜線が近いこともあり頭上も明るく開け、空へ向けて登っていくようなナメが続いていく。
過去記事が少ない沢なのでそれほど期待していなかったのが正直なところだけれど、もっと知られるだけのポテンシャルを秘めた沢だと思った。
水流途絶えてからは程なくして稜線の鞍部に到達、藪漕ぎ無しで沢を上がることができた。
高峰山で大休止した後、右岸側の稜線を回り込んで下山にかかる。
尾鷲トレイルのルート上ではあるけれど、それほどはっきりとした道ではないのでピンクテープと地図を頼りに歩く。
尾鷲トレイルから離れても、尾根上をしばらく歩くと赤テープが現れた。
最後は陽の滝の上流部に出て、そこからは道があったのでそのまま下山口まで楽々下山できた。
過去の記録は多くはないけれど、難しい滝は無く、ナメを最後まで楽しめる良い沢だった。
尾鷲まで2時間あまりで行けることも今回わかり、銚子川水系の沢へもっと行ってみたくなった。
おそらく沢は今季ラスト、良い沢で今季を締めくくることができた。
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