愛宕山

2022年10月06日(木) [日帰り]

• GPS: 05:36
• 距離: 11.4km
• 登り: 1,087m
• 下り: 1,093m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:18
• 休憩: 1:16
• 合計: 5:34

距離 11.4km 登り 1,091m 下り 1,093m

7:33 清滝バス停
7:38 7:38 愛宕神社二の鳥居
7:43 7:48 お助け水
9:06 9:06 ツツジ尾根方面分岐
9:12 9:13 水尾分かれ
9:16 9:17 花売り場
9:32 9:33 黒門
9:38 9:38 愛宕神社社務所
9:50 9:55 愛宕山
10:05 10:58 愛宕神社社務所
11:08 11:08 展望広場
11:14 11:14 大杉谷分岐
11:32 11:32 月輪寺
12:10 12:11 月輪寺登山口
12:20 12:28 空也滝
12:34 月輪寺登山口
12:40 12:41 水場
12:50 12:51 東海自然歩道分岐
12:58 13:02 愛宕神社二の鳥居
13:05 13:05 渡猿橋
13:09 ゴール地点

天候

曇り

アクセス

利用交通機関：

電車

阪急嵐山駅改札を出て右手のロータリー内から始発の清滝行きのバスが出ています。このバスは嵐電の嵐山駅も経由します。嵐山から約30分です。京都河原町からだと阪急電車とバスで概ね１時間で登山口の清滝バス停に着きます。

コース状況／危険箇所等

良い

写真

10/6 7:03

ついでに渡月橋に寄りました。朝７時。静かで美しい。

10/6 7:33

バスにゆられて30分。清滝バス停からすぐ分岐です。左は参道コース。右は月輪寺コース。今回は左に進みます。

10/6 7:36

渡猿橋。

10/6 7:38

歩いているとすぐに鳥居が現れます。ここから参詣する気持ちで登ります。

10/6 7:42

だって参詣するって思わないと、この急登続くから。。。

10/6 7:38

千日詣りのお話は京都の酒場でも聴きました。１回で1000日分のご利益があるとか。

以下は愛宕神社の公式サイトから。いまは新型コロナウイルス感染拡大防止に鑑み本年も夜間の神事及び神符の授与は中止し、7/23〜8/1迄の昼間に行っているそうです。

【公式サイト】
正式には千日通夜祭（せんにちつうやさい）と云います。７月３１日夜から８月１日早朝にかけて参拝すると千日分の火伏・防火の御利益があると云われ、毎年数万人の参拝者で境内参道は埋め尽くされます。
当日、麓の清滝から山頂の愛宕神社までの約４ｋｍの登山道（表参道）には明かりが翌朝まで点灯されます

10/6 7:45

水場。登口からすぐのところにあります。

10/6 8:13

こんな休憩ポイントがいい感じにあります。よく整備された、とても愛されている山だとわかります。

10/6 8:22

こんな倒木が結構ある。台風かな？

10/6 8:27

森は更新していきます。そしてそこには手入れしている人がいます。

10/6 8:33

ザックを下ろして休憩。

10/6 8:41

初めて景色がひらけました。

10/6 8:42

木々のあいだから京都の街並みを覗かせます。

10/6 8:43

朝８時４３分の景色です。曇りで山歩きには温度もちょうどよかったんですが、この陽の雲への反射が山並みのグラデーションと相まって、しばらく見惚れていました。

10/6 8:55

紅葉の準備中。

10/6 8:56

ここら辺から杉が目立ってきました。

10/6 8:57

参道の面持ちを備えます。

10/6 8:57

杉の皮が自然と剥がれツルツルしています。杉は油が多いからかな。

10/6 9:00

なんかどこかで観た景色。でも、別のどっかでもここの景色を想うときがあると思う。それは悪くない。

10/6 9:03

昔の人はこんな遊びをしたんだね。いまだってやって良さそうで、怒られそうで。

10/6 9:08

でかっ。

10/6 9:10

多っ！

でもこれはだいぶ安定していて倒れはしないようです。

10/6 9:12

三叉路です。清滝でも水尾でもなく愛宕山神社を目指します。

10/6 9:15

茅葺きの小屋。お坊さん（らしき）登山者とすれ違いました。たぶんそんな感じ。

10/6 9:16

下山して榊と樒の違いを調べました。更に愛宕神社は榊ではなく樒であることも分かりました。山頂には樒が売っていました。

10/6 9:30

いよいよ山門に到着。

10/6 9:34

もうちょっとです。
地元の消防団がこうやって山道に４０枚の看板で励ましてくれます。

10/6 9:37

大きな社務所。

10/6 9:39

綺麗な参道。

10/6 9:41

しかし社殿にはまだこの階段。。。参詣だったことを思い出して頑張る。

10/6 9:43

最後の鳥居。

10/6 9:57

厳かな社殿が山頂です。

10/6 9:51

天狗がいました。愛宕山太郎坊かなあ。

10/6 10:14

社務所前に降りて昼ごはんです。
この時の気温は10°Ｃ。
『美味しい温度』を実感。

10/6 10:58

携帯コンロは、３つある屋根のついた場所でのみ使うことができます。使用する前に社務所の人に了解をとります。僕は写真の左の小さなあずまやで昼ごはんにしました。そのあずまやの後ろに社務所の窓口があります。

10/6 10:57

休憩場所の木立のあいだからも市内を覗く場所があります。

10/6 11:00

こんなベンチもたくさんありました。
さて、出発。帰りは月輪寺経由のコースです。

10/6 11:06

出発してすぐに京都市内を一望できる場所がありました。

10/6 11:08

山並みが優しく。美しい。

10/6 11:09

栗！

10/6 11:12

登りは参詣を感じながら歩きましたが、こちらのコースは森歩きの感覚を楽しめます。

10/6 11:31

30分で月輪寺。

10/6 11:38

緑が目に優しく。

10/6 11:44

時にハッとします。

10/6 11:46

やはり楽しい森歩き。林歩き。

10/6 11:50

行きも登りも一定の距離でお地蔵さんが立っています。

10/6 12:04

膝もだいぶ疲れてきました。地蔵さんの目の前で一回派手に転けました。

10/6 12:11

川の音が聴こえてきました。空也滝への分岐です。タクシーか1台停まっていましたのでここまでは車で来れるよう。道が細すぎて自分は歩きます。

10/6 12:12

かわいいたぬきがお出迎え。

10/6 12:12

谷間を上るのでひんやりとしています。ここにきての登りも苦ではなく。

10/6 12:13

小さな滝がたくさん。

10/6 12:14

ここにもお地蔵さんが居ます。

10/6 12:14

水の音が心地よくて

10/6 12:16

綺麗で

10/6 12:16

しばし僕の時間が止まります。

10/6 12:17

鳥居を一つくぐります。

10/6 12:19

もう少し先に進みます。

10/6 12:20

赤い大きな鳥居を潜ると滝が現れます。

10/6 12:20

最後の鳥居は滝壺の淵に立っています。
広口の筒の中に入り込んだ感覚になります。
滝の優しいしぶき音と相まって心地よい清らかさに感じ入ります。

10/6 12:21

ここは普段から通いたくなるような場所でした。

10/6 12:23

滝を包む岸壁には守護神かな。美しい。

10/6 12:24

それぞれの石体に全てに新鮮な生花がお供えされていました。本当に毎日いらっしゃる信者さんや地元の方がいるのかもしれません。

10/6 12:27

威厳も感じつつ身近な可愛さも兼ね備えるお姿。

10/6 12:27

御御足にある生花はここが人に愛されて大事にされていることを僕らにも伝えてくれます。

10/6 12:28

来てよかった。

10/6 12:30

この大きな岩の景色が、いつかどこかの僕の記憶と繋がっている。そんなふうに思うのも悪くない。

10/6 12:44

さて下山に戻ります。
どこかでねじまきどりがねじを巻いていました。
みみをすます。

10/6 12:51

三叉路です。清滝へ向かいます。

10/6 12:58

清滝橋からの眺め。

10/6 13:04

帰り道に喫茶店があります。そこの猫。

10/6 13:04

かわいいので近づいたら側溝に隠れて更に可愛い。

10/6 13:06

渡猿橋に戻ってきました。
ここは紅葉が映えそうです。

撮影機器：

iPhone SE (2nd generation) Apple

感想

yuzurukawai

有頂天家族の影響で登ってみたかった愛宕山。京都では小学校の遠足で登る山だそう。自分にとってはひたすら急登。お昼のためにお湯を沸かしているとご高齢のご夫婦から声をかけていただき、愛宕山の冬景色を写真で見せてくださいました。よくよくお伺いしていると10年前までは穂高や剱岳を登っていたお話があり、更に剣のより奥の山に登るために、ご夫婦で他の山で岩山登りの訓練をされたりしたそう。本格的な登山は定年を迎えてから始めたそうで、穏やかで上品なお話ぶりとは裏腹に、フロンティアスピリッツを持って共に歩む仲間のようで、初めての一人登山だった僕にはどこか羨ましかったです。お年は容姿からは全く分かりませんでしたが78歳。槍、穂高、剣を股にしていた10年前でも68歳。あなたは若いからまだまだ登れますよ、という言葉に勇気をもらいました。きっとこのお二人はまだまだ山を楽しまれるんだろうということが分かるから。

旅行の3日前に大阪の友人に連絡し、前日になって京都行きを決定し、日付変わって出発当日にホテルを予約。思いのほか安かったので調子こいて2泊を3泊にしたら、山も登りたくなり、そこから登山道具を含めたパッキング。
大阪と京都と充実した時間となりました。また登りたいと思います。