八ヶ岳(硫黄岳・横岳@桜平)


- GPS
- --:--
- 距離
- 12.8km
- 登り
- 1,181m
- 下り
- 1,179m
天候 | 1日目 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2008年08月の天気図 |
アクセス |
写真
感想
桜平PAで準備をして、理想通り早い出発をする。二度目となると、かなり楽である。
前回の反省で、高山症に気をつけ深呼吸を繰り返す。また、左ヒザ裏の鈍痛に気を配る。
夏沢鉱泉では、宿泊者が朝食を取っているのが見える。
オーレン小屋も無事に通過。
難なく、夏沢峠に到着する。ベンチには、8名ぐらいの先客が休憩している。小学生低学年ぐらいの男の子が一著前の登山姿で登ってくる、なかなか微笑ましいものである。
ここからは、風がかなり強くなる。前回も確か強かった・・
硫黄岳登山中に、北アルプスがきれいに見えてくる。天気は快晴である。南アルプスから中央・焼岳・槍穂・鹿島槍・五竜・白馬三山まで見える。
硫黄岳山頂からは、お決まりの赤岳・横岳・阿弥陀岳が目の前に広がる。
2回目のはずであるが、その迫力に新鮮に驚く。360度きれいに見えた。
前回はココが折り返し点であったが、今回は通過点。先を急ぐ。
風は相変わらずに強い。硫黄岳山荘までとその先は、コマクサ群生するザレ場のトレースである。ピンクの絨毯状態で、撮影に時間が取られる。花自身は、少し枯れ気味であった。また、大同心も異型な姿を現す。
山荘は、鞍部の西側斜面に潜るように建ててある。外観と玄関は古いが、トイレはきれいである。小屋前のテラスには、20名ぐらい人が多く居る。
山荘後、小さなピークに上がると、富士山がきれいに見え出した。感激である。見る分には、富士山は日本一である。
横岳に近づくとなだらかな尾根から岩場に急変する。
ココが、目的のカニの横ばいである。ストックをザックに取り付け準備万端、他の登山者も少なくスムースに取り付いた。想像が膨らんでいたが、経験してみれば「たいしたこと無い」である。雨でも降れば緊張するが、晴れていれば危険を感じることはない。
横ばいを越えると程なく横岳山頂に着く。
山頂は人で賑わっている。相変わらず景色は最高で、360度の展望を堪能する。赤岳方向の縦走路も素晴らしい。左横には、富士山もきれいに見える。
しばし観望後、下山に入る。
下りの横ばいもほとんど問題ない。登りより混んで来て、12名の年配パーティの通過待ちをする。
台座の頭でお結びtimeをとり、硫黄岳山荘に到着する。
水を補給後出発するが、この頃から急に東側より雲が湧いてくる。そして赤岳方向の展望が消えて行く。
今登ってくる人は残念である。山は朝が勝負である。
展望が無くなると立ち止まる時間も少なく、硫黄岳→夏沢峠に下りる。
これ以降は、ほとんど緩やかな森林帯の山道である。下りの時間は、コースtimeより少し遅めである。
予定より30分遅れながら、15:30無事にPAに到着する。
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