北海道シリーズ、最初の百名山は渡渉が特徴・・『幌尻岳』
- GPS
- 27:03
- 距離
- 26.2km
- 登り
- 1,879m
- 下り
- 2,161m
コースタイム
(1:50)
05:50 北海道電力 額平取水口 05:55
(0:15)
06:10 最初の渡渉地点(着替え)06:20
(1:15)
07:35 幌尻山荘(着替え) 08:10
(1:20)
09:30 命の泉 09:50
(2:00)
11:50 幌尻岳山頂 12:10
(2:30)
14:40 幌尻山荘(泊)4:50
(2:00)
6:50 取水口 6:50
(1:35)
8:25 第二ゲート ゴール
天候 | 7/12 くもり 7/13 くもり 山頂付近、ガス 7/14 くもり |
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過去天気図(気象庁) | 2014年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス 自家用車
飛行機
JR大阪駅 →(関空快速)→ 関西空港 関西空港 →(JAL) → 新千歳空港 新千歳空港 →(送迎バス)→ 日産レンタカー 日産レンタカー →(日高自動車道→国道237号)→ とよぬか山荘(泊) ※レンタカーは走行距離38kmの新車♪私たちが2回目の客でした♪♪ とよぬか山荘 →(シャトルバス)→ 第二ゲート 【 帰り 】 第二ゲート →(シャトルバス)→ とよぬか山荘 とよぬか山荘 →(国道237号→県道291号)→ 吹上温泉 白銀荘 |
コース状況/ 危険箇所等 |
※歩き初めにGPSの電源を入れましたが、衛星を捕捉するのに時間が掛かり、途中からのスタートとなってます。→実際はゴール地点と同じ場所(第二ゲート)からスタートしてます。 【 第二ゲート〜最初の渡渉地点 】 シャトルバスで夜中の3時にとよぬか山荘を出発。 4時前に第二ゲートに到着し出発しました。 周りはすっかり夜が明けて明るくなった状況で最初の内は林道を歩きます。 一般車両は通行止禁止となってますが、十分、車が通れる道を延々と行きます。 北海道電力の取水口を過ぎると沢道に変わります。 右岸を歩いて鎖場のトラバースも現れます。 さらに右岸を詰めると最初の渡渉地点に到着。 ここは無理すれば右岸をへつれば渡渉しなくても済みますが、 後で何度も渡渉しなければならないので、ここで沢装備に着替えます。 【 最初の渡渉地点〜幌尻山荘 】 最初の渡渉で左岸に渡りますが直ぐに渡渉しなおして右岸をしばらく歩きます。 次の渡渉地点までは少し遠いな!と思った頃に渡渉地点に到達。 幌尻山荘までは10回以上の渡渉が出現。 右岸で何ヵ所かは、以前渡渉が必要だった場所を高巻き可能なように、新しい道が出来てました。 ほとんどの渡渉は膝ぐらいの深さですが、膝上を越える場所も3か所ほど有りました。 後半になると、かなり長く右岸を歩く様になり、幌尻山荘が見えた時に最後の渡渉で左岸に渡ります。 ※渡渉地点では確実に膝までの深さがあるので、最初から躊躇なく沢に入る事がポイント。 濡れるのを避けるような動きをすれば反対に転倒等の危険度が増します。 【 幌尻山荘〜命の泉 】 山荘の前には着替えが出来るようにブルーシートを広げてくれてます。 ここで着替えをしてから軽く朝食?を食べました。 それから山荘を左手に見ながら登山口に進み頂上を目指します。 登り始めから急登で前半は笹の中をかき分けるように登ります。 さらに高度を上げると木の根が露出した段差の大きい箇所を何度も登ります。 やがて稜線が見えてきて尾根に乗るとニッコウキスゲの群生がありました。 そこを一登りすると「命の泉」の看板に着きます。 矢印方向に5分ほど下るとチョロチョロと崖面から水がわき出てました。 水量が少なく500CCのペットボトル満杯になるのに時間が掛ります。 なんとか満杯になるのを待ってから分岐点に戻りました。 【 命の泉〜幌尻岳山頂 】 ここからも急登が続き、やがて植生がハイマツに変わり尾根歩きとなります。 尾根歩きが終わると一面のお花畑が現れて多種類の花が咲いてました。 それから頂上近くで新冠コースと合流します。 合流地点を過ぎると山頂までは15分ほどで到着します。 山頂に着くと強風が吹いており、気温も低いので長くは居れない状況でした。 ※下山後の温泉は、今回、次に登る十勝岳に移動したので吹上温泉露天風呂(入浴料無料)に入ってから、その近くの白銀荘にて温泉に入りました。 |
写真
感想
□■□■ 北海道の百名山に初めてアタック!!
初めて登る北海道のお山は難度の高い『幌尻岳』
朝の3時にバスが出るので「とよぬか山荘」に前泊するのが普通です。
ここで、2段ベッドのある一部屋に3時出発希望のハイカーが集められました。
夜はジンギスカン料理でした。
最後まで食べていた私たちはアルバイトの従業員と遅くまで盛上りました。
次の日、バスに10人程が乗り込み第二ゲートに向いました。
約1時間弱でスタート地点に到着。
まずは長い林道歩きとなります。
林道歩きは北海道電力、額平取水口まで続きます。
そこから沢道に・・
しばらく歩くと最初の渡渉地点に。
ここで沢の服装と沢靴に履き替えて渡渉の装備に・・
ここで単独の男性と母娘の二人連れに追いつきました。
後で聞いたのですが、母娘は今回で百名山完登になる百座目だったのです。
さすがに、歩くスピードも速く、百名山完登というのも理解出来ました。
なんでも昨年も登る予定をしていたのが直前でバスが運休になったとの事でした。
渡渉を伴うので川が増水するとバスが止まってしまうのです。
今回も前々日はバスが止まってました。
そして、この日は予定通りシャトルバスが運行してくれたのでした。
幌尻山荘前で着替えてから山頂を目指しました。
目標は11時までに山頂に着いてピストンし17時に第二ゲートへ戻る予定でした。
しかし、思ったよりペースが上がらずに時間が掛かりました。
結局、山頂到着が12時となり帰りのバスの時間に遅れてしまうと判断しました。
下山時に3つの選択肢を考えました・・
)攷山荘に泊まって、明日帰る。
第二ゲートまで行って、プレハブでビバーグ。
K攷山荘でタクシーを呼んでもらって第二ゲートまで行って、その日に帰る。
相談の結果、のタクシーを呼んでもらう事にしました。
しかし、幌尻山荘ではタクシーを呼ぶ事は不可能だとの返事。
結果的には幌尻山荘に泊まる人が少ないので泊めてもらえる事になりました。
この小屋は自炊が原則。
日帰りの予定だったので非常食のソイジョイしか持ってませんでした。
すると母娘が、当初2泊する予定だったのを1泊に変更。
1日分の食糧が余るのでカップ麺とカップうどんを分けてくれると言ってくれました。
その言葉に甘えて、夕飯を確保する事が出来ました。
当初の予定通りには行きませんでしたが、なんとか幌尻岳登頂に成功しました。
渡渉のある今回のルートは中々手強い物が有りました。
苦労しましたが、無事に目的達成出来た事を喜びたいと思います。
こんばんは。
私が幌尻岳に登るのに一番苦労したのは幌尻山荘の予約でした。
それと解禁日初日だったので水かさが多く渡渉が20回以上あり
太ももあたりまでの渡渉もあったので大変でした。
この後移動で白銀荘に泊まり十勝岳に登られたのですね。
白銀荘は自炊設備が整っていて宿泊費用も安くお気に入りの
宿です。今回も2泊しました。
こんばんは。
幌尻山荘は次の日は満員に近かったと思います
雨が降った後でしたが、思ったより水位は上がらなかった様です・・
私たちが泊まった日も夜中に凄い雨が降りました
しかし、降った時間が短かく、
前日、登った時よりも下山時は若干、水位が高かった様に感じました。
朝、起きた時に管理人さんが雨が降ったけど水位が上がらなくて良かった!と言ってました
・・yokochanさんが登った時よりも易しかったかも。
新しい巻き道も出来てましたので、渡渉箇所も減っているのでは
白銀荘は満員で泊まる事が出来ませんでした。
テント場にてテント泊をしました。
私も白銀荘は気に入りました。
次回は、ぜひ、中で泊まりたいですね
それにお風呂が広くて気持ちが良いのがGood!です
2泊されたのも分かります
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