いつもの高麗山で考えたこと〜人生最後の山
- GPS
- 01:42
- 距離
- 4.2km
- 登り
- 249m
- 下り
- 245m
コースタイム
天候 | 曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2022年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
○神奈川中央バス「高麗清水バス停」(平塚駅-松岩寺線 平33 35 36) |
コース状況/ 危険箇所等 |
マイナールートを含め危険個所なし。よく整備されている。 |
その他周辺情報 | 登山口の一つの生涯学習館に、トイレあり。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
靴
飲料
GPS
保険証
携帯
タオル
カメラ
|
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感想
もう500回は行っている近所の山散歩で、久しぶりにログをとったので、記録してみます。家から近いのになかなか縁もなく、最初はバードウォッチングで知り、コロナで他に行く所もなく通ったところ、なんと素晴らしい森だと夢中になった山です。今でも、登山に出かけない休日には、「運動療法」のため極力行くようにしています。およそ1万歩、軽く汗をかけるうってつけのコースなのです。しかもかなりの急登で標高差も100メートル以上あり、10回繰り返せば1000メートルだと、励みにもなります。
最初はたいした森でもないと思っていたのですが、2シーズン通しで毎週通うと、自然の移ろいに気づかされます。典型的には野草でした。1〜2週間ごとに咲く花が移り変わっていく。決して貴重種はありませんが、たまに行くだけでは気付かなかった、さまざまな花が咲いているのに気づくようになりました。今では、花もお馴染みさんばかり。今日も晩秋の、いつもの(毎年の)花が咲いていました。
今日は10時から用事があったので、早朝でした。この時間帯は、お年寄りが多い。朝の散歩なんでしょう。ふと、次のようなことを思い出し、考えてしまうのでした。
あれは、5年以上前。南木曽岳に登った時のことでした。馬籠宿や赤沢自然休養林をセットにした木曽の旅でした。南木曽岳の麓の宿のご主人と話していたら、島崎藤村の話になりました。この地は藤村の出身地。「夜明け前」の舞台ともなっています。
それは、藤村の孫の話でした。中学の同級生の親なんだとか。当時まだご健在で、80歳を過ぎても、毎日のように南木曽岳に登っているということでした。人生最後の時を南木曽岳で迎えたい、というその話が忘れられません。
南木曽岳の登山道はよく整備はされていますが、クサリ・ハシゴの連続の急登で、アクロバチックなルートであり、楽々と登れる山ではありません。さすが、木曽の人はすごいなと感嘆したものです。
深田久弥さんが68歳の時、茅ヶ岳の山頂で亡くなったというのは有名ですが、人生の最後まで登り続けることのできる山を持っていたいなあと思うのでした。
この山は、楽々と散歩ができ、それにはうってつけではあるんだけど、あまりに身近すぎて、山と言っていいのかなあとも思います。
だから、もう一つ二つは、馴染みの山をもちたいなあ、というのが今日の散歩で考えたことなのです。
コメント
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山に親しんでトータル20年くらいですが、馴染みの山を持ってないこと、なんとなく気になっていました。
そろそろ地元の山の季節なので、通って馴染んで見ようかなと思いました。
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