ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 4815603
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
九州・沖縄

(佐賀) 青螺山(せいらさん) 〜小さな岩山〜

2022年10月21日(金) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
04:05
距離
6.8km
登り
776m
下り
833m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:37
休憩
0:38
合計
4:15
10:37
95
スタート地点(竜門駐車場)
12:12
12:13
54
13:07
13:27
7
13:34
13:39
23
14:02
14:14
38
14:52
ゴール地点(竜門駐車場)
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2022年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
竜門ダムの更に上まで車で行くと、広い駐車場がある。無料、WCあり。
コース状況/
危険箇所等
稜線部には一部、小さな岩場があるが、比較的容易。ロープあり。
登りに使った谷筋は、やや道が荒れていた。
登山口の竜門駐車場より、青螺(せいら)山を望む。
ガイドブック通り、ゴツゴツした岩山っぽい
2022年10月21日 10:39撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
2
10/21 10:39
登山口の竜門駐車場より、青螺(せいら)山を望む。
ガイドブック通り、ゴツゴツした岩山っぽい
青牧峠への登山道を行く。秋も終わりかけで花は少なかった。これはツワブキだな
2022年10月21日 10:53撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
1
10/21 10:53
青牧峠への登山道を行く。秋も終わりかけで花は少なかった。これはツワブキだな
なんだかキレイな模様の蝶々がいた
2022年10月21日 10:55撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
2
10/21 10:55
なんだかキレイな模様の蝶々がいた
この谷筋は以外と岩が多い道。岩にかじりつくように生えている樹々
2022年10月21日 12:25撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
2
10/21 12:25
この谷筋は以外と岩が多い道。岩にかじりつくように生えている樹々
谷筋の岩質は、凝灰角礫岩のようだった
2022年10月21日 10:58撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
3
10/21 10:58
谷筋の岩質は、凝灰角礫岩のようだった
谷筋の道を登って行くと岩相が変わり、溶岩シート状の構造(流理構造)が出てきた
2022年10月21日 11:45撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
3
10/21 11:45
谷筋の道を登って行くと岩相が変わり、溶岩シート状の構造(流理構造)が出てきた
稜線上の青牧峠に到着。照葉樹林帯なので、秋なのに樹々が生い茂っており、展望はない。ここから先、道が良くなってきた
2022年10月21日 12:11撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
1
10/21 12:11
稜線上の青牧峠に到着。照葉樹林帯なので、秋なのに樹々が生い茂っており、展望はない。ここから先、道が良くなってきた
青牧峠から山頂までの稜線は、所どころ、小さな岩場があった。ロープもあって難しくはなく、ちょうどよいアクセントだ
2022年10月21日 12:27撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
3
10/21 12:27
青牧峠から山頂までの稜線は、所どころ、小さな岩場があった。ロープもあって難しくはなく、ちょうどよいアクセントだ
稜線の南側は、100mはあろうかと思う、巨大な岩壁になっていた
2022年10月21日 12:37撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
3
10/21 12:37
稜線の南側は、100mはあろうかと思う、巨大な岩壁になっていた
青螺(せいら)山の山頂に到着。山頂部は以外となだらかで、木々も茂っている
2022年10月21日 12:54撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
1
10/21 12:54
青螺(せいら)山の山頂に到着。山頂部は以外となだらかで、木々も茂っている
正面には、この黒髪山系の代表、黒髪山がまじかに見えた
2022年10月21日 13:10撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
2
10/21 13:10
正面には、この黒髪山系の代表、黒髪山がまじかに見えた
北側に目を移すと、伊万里市街と海が、すぐ近くに見えた。海が見える山は好いなぁ・・
2022年10月21日 13:10撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
2
10/21 13:10
北側に目を移すと、伊万里市街と海が、すぐ近くに見えた。海が見える山は好いなぁ・・
頂上からは多少、展望あり。これはどこを写したのかな(?) 知らない山並みが広がっている。
2022年10月21日 13:10撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
1
10/21 13:10
頂上からは多少、展望あり。これはどこを写したのかな(?) 知らない山並みが広がっている。
下山途中から見えた、岩峰群
2022年10月21日 13:54撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
3
10/21 13:54
下山途中から見えた、岩峰群
谷筋の道、こちらも、凝灰角礫岩の大岩壁があちこちに見られた
2022年10月21日 14:18撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
2
10/21 14:18
谷筋の道、こちらも、凝灰角礫岩の大岩壁があちこちに見られた
「岩を喰む(はむ)」という言葉がつい浮かぶような、岩の上に育った逞しい樹
2022年10月21日 14:38撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
3
10/21 14:38
「岩を喰む(はむ)」という言葉がつい浮かぶような、岩の上に育った逞しい樹
下山して振り返ると、せいら山は、午後の日差しを浴びて、岩山らしい姿を見せてくれていた。
2022年10月21日 14:58撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
2
10/21 14:58
下山して振り返ると、せいら山は、午後の日差しを浴びて、岩山らしい姿を見せてくれていた。
撮影機器:

感想

【山行No. 708】

・実家のある佐賀に帰省したついでに、近場の山をぶらりと歩いてみることにした。
・佐賀県の西部にある黒髪山系は、標高は低いながら、火山性の山で、岩っぽい山々が多い。主峰の黒髪山は以前登っているので、その北側にある青螺(せいら)山という山に登ってみることにした。

・標高600m台の小ぶりの山ではあるが、所どころには岩場もあり、秋空の下、気持ちの良い山歩きができた。

・北部九州の低山は、照葉樹林が多い。なので、展望は山頂など一部からしか望めなかったが、この日はスカッとした秋晴れの一日で、近くの伊万里市や海も見え、いい感じだった。

・趣味の岩石観察;
この山は、標高450m辺りまでは凝灰角礫岩のようで、それより上部は溶岩でできているようだった。
山中でスマホにて、産総研「シームレス地質図v2」で確認すると、下部の凝灰角礫岩部分は、黒髪山と同じで、流紋岩/デイサイト質、上部の溶岩状の部分は、玄武岩質安山岩/安山岩質と、岩石の種類も異なっているようだ。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:274人

コメント

bergheilさんこんばんは。

青螺に登られましたか、黒髪山系は低山ですが天気が良ければ眺めも爽快だったことでしょうね。
一度くじゅうが見えたこともありましたよ。

さて黒髪山系の地質ですが、一般的には青螺山側が伊万里安山岩、黒髪山(天童岩)側が有田流紋岩と呼ばれています。特に黒髪山〜前黒髪にかけての流紋岩が焼き物の町「有田」の始まるきっかけとなった泉山陶石の産みの親だと理解しています。

その黒髪山系にはハイノキ科の樹木がとても多いのですが、5月ごろに山全体を白く染めるように咲くクロバイの花は、ほぼ黒髪山と前黒髪にしか分布していません。実に不思議でこれが私が地質に嵌まるきっかけになった一つの要因です。

最近やっとその要因が分かりました。もしご興味が有れば参考までにご覧ください。

http://lab.agr.hokudai.ac.jp/botagr/pln/nabe/Topics/Alaccum.htm
2022/11/2 20:13
MISBさん、 コメントありがとうございます。

黒髪山は中学校の遠足でも登った山ですが、その裏手のせいら山は、初めて登る山で、眺めもまずまず、岩石観察もできて面白い山でした。


せいら山が安山岩、黒髪山は流紋岩なんですね。ガイドブックを改めて読むと、「黒髪山の流紋岩が風化したものが、有田焼(伊万里焼)の陶土として最適だったので陶器製造が盛んになった」、というような説明がありました。

ところで、添付していただいた植物学の論文、拝読しました。
私は大学では化学を専攻していたので、記載されている化学用語はだいたい理解できましたが、論文の内容自体は何とも難しいです (^_^;)

人間の生理学については多少の知見(これも独学)がありますが、植物の生理学ってなんだか難しいし、謎が多い生き物ですね、植物って。。
2022/11/4 10:40
bergheilさんこんばんは。
コメント返信ありがとうございました。

>添付していただいた植物学の論文・・・    ・・・論文の内容自体は何とも難しいです (^_^;)

スミマセン、私の安易な添付でとんだ失礼をしました。論文に全部目を通されたのですね、途中から私もちんぷんかんぷんです。読むうちに目が回ってきます。ただ最初のさわりの十数行に「アルミニウム集積植物の植物としてハイノキが挙げられていたので、そこをみてもらおうかなと単純に思い、添付してしまいました。お伝えしたかったのはそこだけでしたが・・・。反省します。m(_ _"m)
2022/11/4 19:14
MISBさん
いえいえ、反省なんてされなくて結構ですよ
動物には動物の生理学があるように、植物には植物の生理学というものがあるのだな、と気づかされましたし、良く解らないなりに、興味深く読ませていただきました。

=================
(以下、自分用メモ)
1族のアルカリ金属元素(Na,K)、2族のアルカリ土類金属元素(Mg,Ca)は、地中にも海水中にも多く含まれ、人間を含む哺乳類は、このうち、Na,K,Caを、生理学的な有用成分(必須成分)として利用している。
(Mgは、哺乳類では重要な元素ではないが、少なくとも有毒成分ではない)

一方、13族のアルミニウム(Al)は、地中には大量に含まれているものの、人間を含む哺乳類では、生理学的な有用成分としては使われていない。
また、添付文献によると植物の多くも、アルミニウムは有用成分どころか、有害成分となっている。
   ・・なぜだろうか?
2022/11/4 22:07
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら