谷川岳主脈日帰り縦走 素晴らしき山の造形美

2022年10月22日(土) [日帰り]

• GPS: 11:17
• 距離: 24.1km
• 登り: 2,718m
• 下り: 2,457m

コースタイム

日帰り

• 山行: 10:16
• 休憩: 1:00
• 合計: 11:16

距離 24.1km 登り 2,718m 下り 2,474m

2:17 白毛門登山口駐車場
2:26 2:29 谷川岳登山指導センター
2:32 土合口駅／谷川岳ベースプラザ
2:37 西黒尾根登山口
3:57 ラクダの背(ラクダのコブ)
4:01 ラクダのコル
4:41 ザンゲ岩
4:54 5:03 谷川岳・肩の小屋
5:15 中ゴー尾根分岐
5:47 5:52 オジカ沢ノ頭
5:54 オジカ沢ノ頭避難小屋
6:16 小障子ノ頭
6:25 大障子避難小屋
6:45 6:48 大障子ノ頭
7:33 7:45 万太郎山
8:00 8:01 越路避難小屋
8:11 毛渡乗越
9:04 9:23 エビス大黒ノ頭
9:39 エビス大黒避難小屋
10:14 10:15 仙ノ倉山
10:46 平仙鞍部
11:03 平標山
11:27 11:31 平標山乃家
11:59 大源太山分岐
12:06 三角山
12:52 毛無山
13:30 13:33 浅貝バス停
13:33 ゴール地点

天候

高曇り？

アクセス

利用交通機関：

電車 バス 自家用車

越後湯沢までのバスは紅葉客対応で10/8〜11/6間は時刻表が少し違うので注意してください。
で、苗場少しに周るのでハイカーでバスがいっぱいになります。
平標山登山口バス停からだと座れないですよ。

写真

10/22 3:57

おはようございます。　というかまだこんばんはかな？　まだ真っ暗なラクダの背。　
森林限界を超えたので暗いけど解放感はすごい。

10/22 4:49

水上温泉の方の灯りがキレイです。　周りを見渡すと所々にヘッデンらしき灯りが見えたり。　振り返ると後方にもヘッデンが見えたり。

10/22 4:57

早朝の谷川岳肩の小屋。　今日は長丁場なので谷川岳の山頂は踏みません。　計画ではここでご来光を拝むつもりでしたが、風が強くて寒いし、まだまだ明ける気配もなかったので出発しました。（風が強かったのはここだけで、今日は穏やかな良い山日和でした）

10/22 5:02

万太郎山まで6.5km　そこまで行ってもまだ半分・・・

10/22 5:22

時々振り返って日の出の具合を確認するがまだ出そうもないです。　というかこの日はキレイなご来光が出なかったと思う。　

10/22 5:28

闇夜に浮かぶオジカ沢ノ頭。　こんなに迫力有ったけ？

10/22 5:40

こちらは主脈ではなくマナイタグラ。

10/22 5:47

オジカ沢ノ頭 1,840m に到着。　この先の縦走路を眺める。　あれは万太郎山かな？（このときは大障子ノ頭と思ってた）　右奥は苗場山。

10/22 5:48

振り返って朝日を待つ谷川岳と茂倉岳方面。　やっぱり空があんまり赤くないです。

10/22 5:51

縦走路は笹原なので紅葉していませんが、ちょっと下側を見ると紅葉は最盛期です。　
まだまだ先は長い。

10/22 6:02

これは新潟の米山です。　ということはその背後は日本海なのかなぁ？　海なのか空なのか見分けがつきませんね。

10/22 6:18

万太郎山までは群馬側より新潟側の方が荒々しいですね。　

10/22 6:38

これは振り返って右端にオジカ沢ノ頭を入れての馬蹄形の山々。　茂倉岳かな？

10/22 6:45

大障子ノ頭 1,800m 到着。　

10/22 6:47

南側にはずーっと富士山が見えてます。　
今日は一日中見えてました。

10/22 6:51

何年ぶりかに会ったゴリラ岩。

10/22 6:51

ここから万太郎山への登りです。　
前に来た時、ここの登りの辛さに参ったっけ。

10/22 7:06

手前の尾根のピラミダルな山はたぶん上越のマッターホルンと言われる大源太山。　奥の尾根の左に見えるピラミダルな山は巻機山にある割引山(われめきやま）。

10/22 7:26

レコの無かった万太郎山に再び訪れることが出来ました。　ぐんま百名山　1,954m　ここで大休止します。

10/22 7:42

これから向かうエビス大黒ノ頭と仙ノ倉山。　前に来た時、ここから先の下りと登り返しにビビったのを覚えています。　ここまで来て縦走しないでピストンしたa-kazuさんもスゴイな (^^;

10/22 7:43

遠くに赤城山、子持山、小鹿野三山、榛名山など群馬の名峰が見えてます。　手前は小出俣山や阿能川岳の縦走路！

10/22 7:46

それでは後半戦突入します。　
写真には3人写ってます。　
一番手前は大障子ノ頭避難小屋でテン泊した人。この人は登りが早く仙ノ倉岳登りで引き離されました。　その奥はオジカ沢ノ頭避難小屋に泊まった男性。　その先の下りに同じくオジカ沢ノ頭避難小屋に泊まった女性。　
仙ノ倉までの縦走路で同方向はこの3人しか会いませんでした。

10/22 7:54

マツダランプを取り込んで後半の縦走路を。　とてもフォトジェニックですね〜　前述の女性が見えてます。　
マツダランプとは車メーカーのマツダとは関係無く、米国ランプブランドのライセンス生産です。　でも両社とも名前の由来は同じです。

10/22 7:57

ナナカマドの実

10/22 8:04

万太郎山より西側は新潟側より群馬側の方が荒々しい！　深く削りとられた感じが絶妙な造形美を醸し出してます！　北アルプスに負けてない。

10/22 8:11

毛渡乗越。　もっとも下った場所。　ここから大ボスのエビス大黒ノ頭への登りと、ラスボスの仙ノ倉への登りが待ってます。

10/22 8:32

いやーめまいがするくらいの登りですわ。

10/22 8:32

縦走路は穏やかですがすぐ横を見ると物凄い険しい岩稜帯の横を歩いていると驚きます。

10/22 8:45

その険しい岩稜帯の奥を見ると、滝がゴーっと音を立ててます。　　よく見ると川の部分はかなり削り取って深い渓谷になっていることが判ります。　自然の神秘です！

10/22 9:04

エビス大黒ノ頭 1,888m 到着。　ここでも大休止しました。

10/22 9:15

これから谷川岳へ向かう方を入れて万太郎山側の縦走路を。　真正面に谷川岳が見えてます。　遠くから来たなあと。　

10/22 9:35

ラスボスにアタック！

10/22 9:52

振り返ってエビス大黒ノ頭。　均整の取れた素晴らしい山容。

10/22 9:54

ちょっとずれて主脈縦走路が見えるように撮った。　なんだろ？　素晴らしすぎるんだけど。　眼福です。

10/22 10:14

多くの方で賑わう仙ノ倉山 2,026m 到着。　4年ぶりです。　二百名山でぐんま100でもあります。　ここは人も多いので休憩無しですが、この手前のエビス大黒展望場所で写真を撮っていた福井から来られたお姉さんと10分ほどしゃべり込んだので大丈夫！

10/22 10:17

なんか指が入ったぽいな。　いいアングルなのに失敗だねぇ(笑)

10/22 10:17

平標への穏やかな縦走路。　これも何か入ってる(笑)

10/22 10:27

苗場山をバックに沢山の登山者で賑わう登山道。　エビス大黒側と対照的ですね〜

10/22 10:27

去年の山 前仙ノ倉山 2,021m

10/22 10:34

人が途切れた隙に自撮り！

10/22 10:41

Merry Christmas！

10/22 10:43

東芝ランプを入れて平標山！

10/22 10:59

平標山（たいらっぴょうやま）1,984m　前に来た時は雨だったのでリベンジ達成ですね。　さて、ここまで計画より30分巻いて来れました。　予定通り松手山を経由するルートを、上手くすれば更に時間を巻いて13:00のバスに間に合うかもしれません。　でも間に合わないとすっごく待ち時間が長くなります。　ここでplan”B” を発動！

10/22 11:13

まずは平標山の家に向かって整備された登山道を下ります。　下りは足の爪が泣きたいくらい痛い。

10/22 11:25

賑わう平標山の家。　トイレを使わせて頂きました。100円。　水分は余裕があったけどペットボトル1本分補給しました。　
ではここから大源太山側に向かいます！

10/22 11:36

東側の谷の紅葉がヤバい！　登山しないと見れないやつ。

10/22 11:37

ぐんま県境トレイルは平標山の家を境に風景が一変。　森林限界の下になるので高い樹木に囲まれるし、人の数も整備の具合も段違い。　でもこちら側は紅葉の中に吸い込まれた感じでGood‼

10/22 11:58

大源太山分岐に到着！　plan”B”の目的完了(笑)　赤線が白毛門から稲包山までつながった！

10/22 12:06

その先の三角山から浅貝に向かいます。　コースタイムペースで行ってもバスに間に合う！

10/22 12:13

このルートの紅葉もヤバいです！　もう落葉してるけどダケカンバの白も入ってステキすぎ♡　但し激下りで膝が限界オーバー！　　少し下って痛みで止まって、また下るの繰り返し。　木に付いてる『浅貝新生会』が整備してくれてるのかなぁ。　感謝です。

10/22 12:51

最後のピーク毛無山。　えっ、あと1時間？　だとするとここまであんまりコースタイムと変わらない。　膝とふくらはぎは終わってます。　ヤバいか⁉

10/22 13:15

毛無山からの激下りで大変でしたが、コースタイムの1時間は大袈裟でした。　登山口は閉鎖された浅貝ゲレンデに有ります。　舗装路に出たところで時間も有ったので靴を脱いで寝っ転がった。

10/22 13:53

浅貝バス停で下山完了でーす。　浅貝ゲレンデからぽつぽつと雨が降り出して、バス停にいる間は結構強く降ってきたけど、屋根付きの待合室で助かりました。　バスは14:08発で越後湯沢駅まで700円。目安で10�坩幣紊離螢絅奪�は持ち込み料＋100円。

10/22 15:06

バス着から電車の発車まで10分！　超満員のバスで降りるためのロス時間と電車の切符を買うのに間に合うか心配でしたが15:08発水上行きに無事乗れました。　土合駅から歩いて白毛門登山口駐車場まで歩きましたが、同じように駐車場まで歩く人いっぱいいました。

10/22 16:11

水上駅SL転車台広場のD51。　蒸気機関車はC62が好きですが、D51も実物はカッコいい‼　ここまでお読みいただきありがとうございました。

撮影機器：

SCV48 samsung

感想

number-shot

『谷川岳主脈縦走』これも長年の懸案事項でした。　馬蹄形縦走ほどではないが、公共交通機関で帰って来ないとならないので時間制約がキツイというイメージです。　
何年か前にもチャレンジしようとしたことが有りますが、この時は雨で谷川岳ピストンに変更してます。

で、この夏の馬蹄形がトラウマになって、主脈縦走ももういいかなぁ〜という気分でしたが、今週やらないとホントに一生やらないんじゃないか・・・
天気はどうなのか？　寒くないか？　まだ雪は大丈夫だよね？（去年のレコを漁ると10/中のレコで既に雪で白くなってます）

やっぱりネックは電車で17:52越後湯沢発が最終で、その前が15:08発。
コケて怪我とかのトラブルも考慮すると余裕を見て15:08をターゲットにしたい。
その場合平標山登山口バス停は14:20発です。
kazuraさんが昨年同じルートで白毛門登山口駐車場を3時前に出発しているので、それを参考により時間が掛かる想定で2時に駐車場に到着しました。

YAMAPでも先週2時前に出発しているレコが有ったので同じような方が居ることを期待しましたが、バカは自分だけで漆黒の西黒尾根の樹林の中を一人で登りました。オバケに出会わなくて良かった〜‼

主脈は万太郎山までは経験済みでしたので、万太郎山の登りの辛さも織り込み済み。
万太郎山から先の毛渡乗越までの下り、エビス大黒ノ頭への登りと仙ノ倉への登りを考えて時間的余裕を持って進むことが出来ました。

馬蹄形から見る谷川岳も素晴らしい山容ですが、主脈の稜線とそこから延びる山容は美しすぎました。

平標で足は限界でしたが、plan”B”で大源太山分岐を経て三角山から浅貝へ下るルートへ行きました。
体力的にはやっぱり余計でしたね(笑)

ただおかげでバスには座れました。
平標山登山口からだと座るどころか立つスペースも足らない感じでした。
コロナで運転席の後ろの席を閉鎖してましたが何のための閉鎖だよ！って感じでした。

無事に主脈縦走完遂しましたが、これだけ歩いてぐんま100は1つもカウントアップ無し(笑)

コメント

かずらん

谷川主脈縦走お疲れ様です(^^ゞ

バスで座る為に、浅貝へのルートナイス選択ですね。
天気も何とかもったようで良かったです。
やはりロングコースは秋に限りますわ。
ヘッデンスタート･･･慣れるまでは恐怖しかないのですが、慣れてしまうとかなり早く出立できるので、後半の行程に余裕が持てるんですよねー。
谷川リベンジおめでとうございます🎉

number-shot

kazura084さん、コメントありがとうございます。
ヘッデンスタートは他にもいるだろ⁉️という予想が外れて孤独な登りでしたが、希望のせいなのか微かに先から自分と違う熊鈴の音が聴こえる気が何回もするんですよ〜
これって山あるあるですか？

浅貝は座るためでは無くて、県境トレイルで平標山の家と大源太山分岐間が残っちゃうので、そこを消したくて行きました。
結果的に座れたんですけど、ど田舎のバスが激込みとは予想外でしたよ‼️

かすけ

縦走お疲れ様でした。
縦走路の写真素晴らしいですね。
これだけ歩いてから土合駅の下りホームから駅舎までの階段を登ったのですか？
辛い辛すぎる…
しかもそんな人がいっぱい…😥

number-shot

Kasuceさん、コメントありがとうございます。
私のスマホでこのレベルなので、良いカメラなら数倍、数十倍の素晴らしさだと思います📷

土合のモグラ駅は下り線だけで上り線は地上駅なんですよ😁
知らない人は拍子抜けするらしいです。
以前来たときはわざわざ下りホームまで下りて見に行ったけど、一回で十分ですね(笑)

かすけ

number-shotさん
越後湯沢からだと上りですよね。土合の下り線からゾロゾロと登山者が上がって来るのを想像して勘違いしてしまいました。
私は毎回一眼を持って行きますが、大抵スマホの方が良い写真が撮れます。😅
山の写真はまずその場所まで歩いて行かなければ撮れない景色なので、それが一番の価値だと思います。

number-shot

Kasuceさん、同感です。そう思います。
映像が発達してTVでも素晴らしい景色が見れますが、実際に歩いて行って見るものとは違う（と感じる）んでしょうね！

ヒデ

谷川岳主脈お疲れ様です。

お互い近くにいたんですね。
時間にゆとりを持つために暗い中の出発見習いたいと思います。
私も主脈を眺めながら歩いたことを思い出していました。
写真を見て更に記憶がもどりました。
灼熱だったことも！

主脈縦走達成感・充実感ありますよね。

馬蹄形トラウマになっていたようですがまたこれで自信を持って下さい！

number-shot

hide-sakuさん、コメントありがとうございます。
今回は死にそうにならなかったので達成感あります(笑)

バス＆電車の時間が~ということで早出しましたが、今思うと馬蹄形も同じ時間ならもうちょっとマシだったかなぁと。
ちょっと怖いけど日帰りロングは時期にもよりますが3〜4時発をデフォにしていきたいかな〜！

それでも今年のあの灼熱は暑すぎでしたね(^^;)

a-kazu2019

number-shotさん、こんばんは！
(私の憧れ) 西黒登りの主脈縦走、お疲れ様でした！(｀･ω･´)ゞ

松手でなく、三角山へ繋ぐのも見た事なく感動です（これはマネできない！）
稲包山〜白砂山もキツイと思いますが、県境トレイル頑張って下さい⁉

number-shot

a-kazu2019さん、コメントありがとうございます。
いやいや土合から万太郎山ピストンは主脈縦走と同じレベルでしょう。
私は以前にそのレベルが無いので土樽にエスケープしましたよ。

稲包山〜白砂山間はa-kazuさんがチャレンジするときご一緒させて頂きますよ(笑)
三国スキー場跡と野反湖に車デポしますか。