ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 4849545
全員に公開
ハイキング
東北

東北自然歩道 岩手14&13 賢治文学散歩と毘沙門天

2022年10月29日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
08:19
距離
26.8km
登り
299m
下り
276m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:46
休憩
0:34
合計
8:20
7:24
236
花巻駅
11:20
11:54
230
15:44
土沢駅
天候 晴れ時々くもり
過去天気図(気象庁) 2022年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 自家用車
土沢駅に車を停め、JRで花巻に移動。花巻からは徒歩で土沢へ。駅前に無料駐車場あり。
コース状況/
危険箇所等
危険な場所は特にない。
その他周辺情報 土沢駅の近くに東和温泉がある。炭酸泉のよく温まるお湯だ。時間がなくて入れなかったが…。
一ヶ月ぶりの花巻駅前。
東北自然歩道の続きをスタート!
1
一ヶ月ぶりの花巻駅前。
東北自然歩道の続きをスタート!
最初は花巻の街中歩き。市役所の前を通り…
1
最初は花巻の街中歩き。市役所の前を通り…
箸で食べるソフトクリームで有名なマルカンデパート前を通り…
2
箸で食べるソフトクリームで有名なマルカンデパート前を通り…
宮沢賢治の生家の前を通り抜ける。
3
宮沢賢治の生家の前を通り抜ける。
花巻中心部から豊沢川を渡り、旧国道4号を突っ切ったあたりに東北自然歩道のスタートがある。「賢治文学散歩のみち」スタートだ。
1
花巻中心部から豊沢川を渡り、旧国道4号を突っ切ったあたりに東北自然歩道のスタートがある。「賢治文学散歩のみち」スタートだ。
スタート地点のすぐ近くに「同心屋敷」が保存されている。江戸時代末期の建物が現存している。
4
スタート地点のすぐ近くに「同心屋敷」が保存されている。江戸時代末期の建物が現存している。
同心屋敷から賢治詩碑までは遊歩道が整備されている。ベンチや賢治の童話に出てくるキャラクターをモチーフにした石像などが訪れる人を迎えてくれる。
1
同心屋敷から賢治詩碑までは遊歩道が整備されている。ベンチや賢治の童話に出てくるキャラクターをモチーフにした石像などが訪れる人を迎えてくれる。
鬱蒼とした林に囲まれて立つ「雨ニモマケズ詩碑」
6
鬱蒼とした林に囲まれて立つ「雨ニモマケズ詩碑」
羅須地人協会の黒板に書かれていたという賢治の書き置き。
2
羅須地人協会の黒板に書かれていたという賢治の書き置き。
そしてその「下ノ畑」が有った場所。現在でも保存会の人が畑を維持しているらしい。
3
そしてその「下ノ畑」が有った場所。現在でも保存会の人が畑を維持しているらしい。
雨ニモマケズ詩碑から住宅地の路地を通り抜けるルートを進む。迷いやすいので要注意。
1
雨ニモマケズ詩碑から住宅地の路地を通り抜けるルートを進む。迷いやすいので要注意。
朝日橋で北上川を渡る。歩道のない狭い橋だが交通量はそれなりだ。注意して渡ろう。
1
朝日橋で北上川を渡る。歩道のない狭い橋だが交通量はそれなりだ。注意して渡ろう。
橋に渡った後は北上川に沿って北上する。やがて北上川の眺望が開けてくるが対岸に見える白い岩場が「イギリス海岸」だ。
1
橋に渡った後は北上川に沿って北上する。やがて北上川の眺望が開けてくるが対岸に見える白い岩場が「イギリス海岸」だ。
道なりに進んでいくと未舗装のあぜ道に変わる。長閑な風景だ。
2
道なりに進んでいくと未舗装のあぜ道に変わる。長閑な風景だ。
ところが突然前方から鹿が突進してきた!
幸い、こちらに気付いた鹿が進路を変えたので何事もなく終わったが、あんなのに突進されたら怪我では済まなそう。
5
ところが突然前方から鹿が突進してきた!
幸い、こちらに気付いた鹿が進路を変えたので何事もなく終わったが、あんなのに突進されたら怪我では済まなそう。
コースは胡四王山の裾を回ることになっているのだが、このあたりは標識が曖昧で不安にさせられる。
1
コースは胡四王山の裾を回ることになっているのだが、このあたりは標識が曖昧で不安にさせられる。
「槻之木船場●」と刻まれた石碑が薄暗い森の中に鎮座していた。このあたりに渡し船でもあったのだろうか?
3
「槻之木船場●」と刻まれた石碑が薄暗い森の中に鎮座していた。このあたりに渡し船でもあったのだろうか?
船場の石碑から間もなく、道が消失した…。激藪を突破する気力はなく迂回することになった。藪の向こうからSL銀河が通過していく音がする。見たかったな…。
1
船場の石碑から間もなく、道が消失した…。激藪を突破する気力はなく迂回することになった。藪の向こうからSL銀河が通過していく音がする。見たかったな…。
一旦戻って胡四王神社前を通過。
3
一旦戻って胡四王神社前を通過。
胡四王山への登山道を進む。ここもあまり踏まれていないみたいだ。また藪化しなければいいのだが…。
2
胡四王山への登山道を進む。ここもあまり踏まれていないみたいだ。また藪化しなければいいのだが…。
薄暗い森の中に鳥居が現れた。踏み跡は頼りないが通る人が皆無というわけでもなさそう。少し安心した。
1
薄暗い森の中に鳥居が現れた。踏み跡は頼りないが通る人が皆無というわけでもなさそう。少し安心した。
段差が大きい急な階段を登っていく。胡四王神社周辺は作業道や遊歩道が交錯している。
1
段差が大きい急な階段を登っていく。胡四王神社周辺は作業道や遊歩道が交錯している。
道標に従って進んでいこう。神社へ向かえば間違いはない。
1
道標に従って進んでいこう。神社へ向かえば間違いはない。
神社の境内に着いた。ちなみに登ってきた道は裏参道に当たるようだ。
3
神社の境内に着いた。ちなみに登ってきた道は裏参道に当たるようだ。
胡四王神社本殿。なかなか趣がある。
7
胡四王神社本殿。なかなか趣がある。
境内西側の眺望が素晴らしい。花巻市街や東根山、岩手山まで一望できる。足元に釜石線が走っているのでSLの撮影もできるかも。
4
境内西側の眺望が素晴らしい。花巻市街や東根山、岩手山まで一望できる。足元に釜石線が走っているのでSLの撮影もできるかも。
境内の片隅には山名標識がひっそりと。岩手の山150座の一座ゲットである。
5
境内の片隅には山名標識がひっそりと。岩手の山150座の一座ゲットである。
下りは表参道から。急な階段を一気に下っていく。歩きにくい階段だった。
1
下りは表参道から。急な階段を一気に下っていく。歩きにくい階段だった。
麓の鳥居をくぐり自然歩道に復帰する。最初からこっちのコースを自然歩道に設定すればよかったんじゃないか?
3
麓の鳥居をくぐり自然歩道に復帰する。最初からこっちのコースを自然歩道に設定すればよかったんじゃないか?
踏切の側に自然歩道の看板あり。実際のコースはもう少し先のバス停まで続くが、一応ここで「賢治文学散歩のみち」は終了となる。
1
踏切の側に自然歩道の看板あり。実際のコースはもう少し先のバス停まで続くが、一応ここで「賢治文学散歩のみち」は終了となる。
続いて「毘沙門天のみち」を歩きに向かう。宮沢賢治記念館の横を通過し南下していく。
2
続いて「毘沙門天のみち」を歩きに向かう。宮沢賢治記念館の横を通過し南下していく。
自然歩道の区間ではないが長閑な田舎の景色を見ながら歩くことができる。
6
自然歩道の区間ではないが長閑な田舎の景色を見ながら歩くことができる。
「毘沙門天」という文字が見えてきた。
1
「毘沙門天」という文字が見えてきた。
車ならすぐなんだろうが…。
1
車ならすぐなんだろうが…。
毘沙門堂がある三熊野神社前までやってきた。このあたりが「毘沙門天のみち」のスタート地点となる。なお、毘沙門堂までは階段を登って戻ってこなければならないので今回はパス。後日また改めて見学に来よう。
1
毘沙門堂がある三熊野神社前までやってきた。このあたりが「毘沙門天のみち」のスタート地点となる。なお、毘沙門堂までは階段を登って戻ってこなければならないので今回はパス。後日また改めて見学に来よう。
スタートから躓く。同じところをぐるぐる回ってしまった。道標の不備なのか道が変わったのか…。とにかく実際の道と地図が合わない。
2
スタートから躓く。同じところをぐるぐる回ってしまった。道標の不備なのか道が変わったのか…。とにかく実際の道と地図が合わない。
これなんかはマシな部類だが傷んで読めない道標も多い。整備したのはいいがほったらかし…ということだろうか。
1
これなんかはマシな部類だが傷んで読めない道標も多い。整備したのはいいがほったらかし…ということだろうか。
ほとんど舗装路歩きだが猿ヶ石川沿いの一部区間が未舗装路になっている。足に優しい。
1
ほとんど舗装路歩きだが猿ヶ石川沿いの一部区間が未舗装路になっている。足に優しい。
土手道を落合橋まで進み国道456を左に進む。
1
土手道を落合橋まで進み国道456を左に進む。
一旦集落道に入って今度は国道283号に行き当たる。直進して土沢の街中に入っていく。
1
一旦集落道に入って今度は国道283号に行き当たる。直進して土沢の街中に入っていく。
土沢駅周辺の道標も錯綜しているが…まぁいい、最短ルートを抜けてゴールだ。
3
土沢駅周辺の道標も錯綜しているが…まぁいい、最短ルートを抜けてゴールだ。

感想

ツートンのリハビリを兼ねて東北自然歩道を歩いてきました。今回は花巻市街地を巡る「賢治文学散歩のみち」と旧東和町内の「毘沙門天のみち」をつないで挑戦しています。それぞれ10キロ、6キロと単独で攻略するのには小ぶりな区間だったので2つ合わせたくらいがちょうど良い…はず。
「賢治文学散歩のみち」はその名の通り宮沢賢治にちなんだ場所を結んで歩く区間。雨ニモマケズ詩碑やイギリス海岸など、誰もが一度は聞いたことがある場所をめぐります。しかし有名な観光地を巡る道なのに道標などが朽ちるに任せられているのはいただけませんな。ハイカーだけでなく一般の観光客も歩くかもしれない道なので、道標の再整備はしたほうがいいんじゃないだろうかと。
また胡四王神社周辺は藪に埋もれてしまった区間もあり、あまりにも放置プレー状態がひどいです。
一方「毘沙門天のみち」の区間は長閑な田舎道を歩く気持ちの良い道なのですが、見どころがコースの両端、毘沙門堂と萬鉄五郎記念美術館くらいしか無いのが残念なところ。こちらも道標が頼りなく途中で道を間違えました。思うに壊れたり失われたりした道標がかなりあるんじゃないかと思うんですよね。厳密にコースを辿ろうとするとストレスなので、だいたい合っていればいいんじゃないかなという寛容な心で歩くのが良いです(笑

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:430人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら