妙義山、白雲山 新バリエーション探索記録1 神輿穴 鮫岩 C沢

2022年10月29日(土) [日帰り]

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

電車

コース状況／危険箇所等

下部の尾根は急峻で、下に道があるため石を落とさないように基本右巻きを行った。
人が全く入っていないようで、浮き石はとてつもなく多くバランシーな動きをするような場所が多かった。
尾根を突き上げて鮫岩基部につくとナイフリッジが目の前に出る、そこを右下に降ると神輿穴がある。
岩が重なってできた4m程の穴である。
そこから右手に見えるこけし岩と、真正面の鮫岩との間のコルに突き上げる
その間に岩があるがそこは下に下って巻いた方が効率はいい、安全性を求めるなら12Mロープで懸垂をすればいい
そこのコルへの突き上げはかなり急峻で落ちたら真っ逆さまである。私はそこで引き返すのは危険と考え、コルへ突き上げることにした。
木々を伝っていくが木々はしっかりしている。
木々の感覚は離れているためかなり怖い
そこを突き上げて小さな沢に上がると左手にコルが見え、そこに向かって左の岩に寄り添っていくとかなり安全に快適に行くことが出来る。
そこを上がって左に進めば鮫岩に着く。
大の字が後ろから見える。声は聞こえないようです。
時間が遅くなってしまいそうであった為これ以降行くのは諦め引き返す事を決意。
大の字に懸垂下降をしようとしたが、地形図上は80Mあるとの事で諦めた。
来た場所を引き返すのもコケシ岩と鮫岩の間の沢は危険性が高いと見たため、その隣の沢を降る。
15mの滝と20mの滝を懸垂で降ったが、時間を求めるならそのままクライミングダウンでもいいかもしれない。
そして下ってきた無名沢（C沢と区別する）を左に突き上げまたそのＣ沢に下りB沢、A沢の2つの沢を乗り越えY字形の尾根に着いたらそれを乗り越え、最後の籔沢を超えると最初に登ってきた尾根のキレットにつく、そこから来た道を通って下れば大の字の道に戻ることが出来る。
かなり大変な道であった。自分にとっては未踏であった➕他の登山者の記録が無かった為、判断をかなり慎重に行う道であった。私以外にこの道に行く方が入れば新しい道を模索してくださると助かります。

その他周辺情報

東雲館 道の駅みょうぎ

写真

10/29 11:29

最初の方の尾根、浮き石が多かった。

10/29 11:29

根っこなども張っていて登りやすく、木も綺麗だった

10/29 11:33

ここがキレット。岩が2個ある。巻いた方がいい

10/29 11:51

鮫岩岩、ナイフリッジが目の前にある。

10/29 12:06

ナイフリッジの下の神輿穴。かなり綺麗

10/29 12:06

ここでビバークしたくなるくらい

10/29 12:11

ここで懸垂下降をしようとしたがロープの長さが足りず。下の岩を巻く。

10/29 12:11

岩を巻いてる時に撮ったコルへの突き上げの写真。写真より格段に恐怖感がある。

10/29 12:28

上がり切った所。あまり心臓には良くない。

10/29 12:28

奥に見えてるのはコケシ岩。今日の目標では無いのでさよなら

10/29 12:32

この沢を突き上げていく。左手の岩を登ると酷い目に会いそうな為。登らない方が吉

10/29 12:32

こんな切れ目がある。ここは落石の巣っぽいので早々に抜けたい

10/29 12:40

鮫岩に着いた所

10/29 12:41

この先は切れている。落ちたらやばい

10/29 12:44

このアングルの大の字なかなか見ない

10/29 13:48

先程登ってきた沢（Ｃ沢）を降る。

10/29 13:51

滝。

10/29 13:51

崩壊地。ここを登っていくと色々と近道

10/29 13:51

滝を下る。20m

10/29 14:03

沢を左によけ降る

10/29 14:03

このような感じ

10/29 14:05

大きな岩がある

この場所。ボルダリングで行きたいがアプローチが辛い

10/29 14:06

Ｃ沢を見返す

10/29 14:06

Ｂ沢？を登り返す

10/29 14:08

A沢をトラバース

10/29 14:15

意外と急峻

10/29 14:15

Y字尾根に突き上げる

10/29 14:25

Y字尾根から藪沢に入る。この先に最近の尾根があるはず

10/29 14:25

藪沢の薮具合はこのような感じ。普通

10/29 14:33

自分はキレットに突き上げることにした。

10/29 15:10

一般道に入る手前。

ルート取りはこのような感じ。おおよそ想定通り。
最後はキレットから懸垂下降で下った。

撮影機器：

iPhone 13 Apple

感想

零

新たな穴の発見や、面白そうな岩の発見、沢の発見が出来た。C沢を遡上するのもバリエーション入門として落石の危険性を除けば面白いかと思う。時間があれば大沢を登り返しても良かったかもしれない。
かなりルートファインディングが試されるルートで、隣の崩壊地からは落石の音が聞こえた。
なるべく気を抜かない方がいいルートであると見る。景色は良好でかなり良いルートである事は確か。岩要素が少なく。急な場所を登っていく所が多い為。道自体を楽しむコースでないことは確かである。
なるべく道に入る際は、踏み跡の付け方に気をつけて欲しい。

コメント

加齢な熊三郎

お久しぶりです〜
東雲館滞在ですか？

秋の妙義！
良いですね♫
(￣(エ)￣)ノ＿彡☆バンバン！

零

yeskumakumaさん
お久しぶりです！
東雲館に滞在させて頂いてます！
来週頃に完全に紅葉しそうです〜
また一緒にのぼりましょう！