毛無山から十二ヶ岳
- GPS
- 06:06
- 距離
- 9.6km
- 登り
- 974m
- 下り
- 973m
コースタイム
- 山行
- 4:58
- 休憩
- 1:07
- 合計
- 6:05
天候 | 晴のち曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
前泊:民宿松屋 (西湖) |
コース状況/ 危険箇所等 |
毛無山から十二ヶ岳までは固定ロープが多い岩稜歩きの部分が多くなります。 ★登山口〜毛無山 ゆったりした樹林帯の歩きやすい道です。途中ミネ山を巻いていくような形で、直登コースから長浜コースへと渡りました。山頂が近くなってくると、背後に大きな富士山や、河口湖・西湖などの素晴らしい展望が広がります。 ★毛無山〜十二ヶ岳 一ヶ岳から順番にピークを辿ります。間隔は短く、登った分下る感じです。岩峰を巻いていく九と十は、下に標識がありました。岩場の急坂が多いですが、固定ロープがあります。四ヶ岳がこの中で一番の展望台です。核心は十一から十二の間。大きく降って吊橋を渡り、急登を登っていきました。 ★十二ヶ岳〜登山口 最初は今までの縦走路の延長のような急下降ですが、やがて穏やかな尾根道に入り、紅葉を楽しみながらの下りとなりました。 |
写真
感想
momohiroさんと佐久平駅でお別れして、佐久甲州街道を南に向かいます。ポカポカと暖かな陽気で、のんびりと車を走らせながら佐久の山々を眺めながらの道行きでした。またいつか遊びに来ようと思いつつ、坂道を登っていくと、見慣れた八ヶ岳周辺の高原の風景を過ぎていき、日が暮れる頃に高速に乗って、甲府南からさらに真っ暗な山道を越えて西湖湖畔の宿にたどり着きました。ひとまずゆっくり荷物を解いてあすの準備をします。民宿にはどうやら私以外は若者たちのグループでアウトドアを楽しみに来ている様子。賑やかかなと思ったのですが、静かで礼儀正しい人たちで、ちょっと驚きました。
久しぶりに、民宿の畳の宿に収まってみると、マンション暮らしでしばらく味わえなかった雰囲気が懐かしく、かつて仲間とスキーに行って民宿に泊まったことを思い出します。いつもこういった宿で、トイレや洗面台は共同。すっかりホテル泊に慣れてしまった身としては、ものすごく新鮮に感じるのでした。そして、夜が明けて湖畔に出てみると、朝の澄み切った空気の中に、期せずしてちょうど湖を隔てて毛無山から十二ヶ岳が正面に見えていました。同宿の若者たちは朝早く発ってしまい、一人残された私は、出てきた宿のご主人と言葉を交わします。かつて十二ヶ岳での遭難者の捜索に駆り出された話しなどを伺ったあと、私も準備を整えて出発しました。
毛無山への道はゆったりとした広葉樹の森の中の道。少し紅葉しています。穏やかな登りを詰めていくと、やがて樹林が途切れ、背後に富士山と河口湖と西湖が大きく見えるようになってきます。なんと、いかにも絵にかいたようなよくできた登山道ではないですか。明るい日差しの毛無山の山頂で、富士山を眺めながら一休みです。そして、十二ヶ岳へは登ったり降ったりを繰り返す楽しい道。四ヶ岳の展望を楽しんだりしながら進んでいきます。しかし、途中から空はすっかり雲に覆われてしまい、肌寒くなってしまいました。最後の十一ヶ岳から十二ヶ岳の間が核心部。急坂を大きく下って、つり橋を渡り、再び大きく登り返していきます。十一ヶ岳の高さを越えれば、稜線の向こうに黒岳など御坂の山々が見渡せるようになります。この豪快さがこのルートの醍醐味なのでした。そして、ずっと旅をしながら山を楽しんでいるという気分で過ごす一日でした。
自分は、事前に知識を仕入れずに登ってしまったので、『なんじゃこれは!』と思いながら、アップダウンに耐えていました。
コメントありがとうございます。
変化に富んで、景色も良くて、ということで、楽しみました。十二ヶ岳まではほとんど高度を稼がないアップダウンと、最後の一気の登りですね。毛無山と吊り橋の高度差は60mくらいのようです。おかげさまで事前に聞かせていただき、予期していましたので、楽しめました。最後は、潔い登りでした…(笑)。
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