百名山・瑞牆山〜君は「カンマンボロン」を知っているか？

2014年08月03日(日) [日帰り]

• GPS: 05:16
• 距離: 8.7km
• 登り: 1,321m
• 下り: 1,308m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:42
• 休憩: 1:33
• 合計: 5:15

6:09 みずがき山自然公園
6:49 7:28 カンマンボロン
8:22 8:38 大ヤスリ岩
8:39 9:17 瑞牆山
10:23 10:23 不動滝
11:24 みずがき山自然公園

天候

くもり、ガス

アクセス

利用交通機関：

自家用車

みずがき山自然公園無料駐車場を利用
※瑞牆山荘より、断然いい雰囲気（殺伐とはしていない）

コース状況／危険箇所等

◆みずがき山自然公園無料駐車場〜カンマンボロン
みずがき山自然公園から車道を歩き、天鳥川駐車場から山域に入る。
最初は、植林帯の中を歩き、分岐点では、テープや注意書きなどを「信用」して進む。カンマンボロン付近では、とにかく、岩にペンキで書かれた「カ↑」を探すべし。これが分かれば、カンマンボロンへの道は開く。その後、倒木を左に越え、狭い岩のすき間をすり抜ける判断力がある者のみ、「カンマンボロン」に到達できる。

◆カンマンボロン〜瑞牆山
岩のすき間、倒木を越え、東方向に下れば、瑞牆山登山道に至る。樹林帯の中、リボンと、ドタ勘を頼りに、ひたすら急坂を歩く。個人的には、混雑する瑞牆山荘コースより、断然いい。待ったり、やり過ごしたりすることは、まずない（ヒトがいない）。ただし、途中から、瑞牆山荘と合流して同じ道を歩くので、そこから先は、一般登山客と同じ、登山観光を行うことになる。

◆瑞牆山〜不動滝〜みずがき山自然公園無料駐車場
これまた、登山者の少ない、マイナールート。
道迷いのあり得ない、ルートとなっている。展望なく、滑りやすいので、ツウ好み。
沢水飲水が好きな方におススメ。林道終点から歩き、途中、「芝生広場」の道標に従って歩くと、近道になる（勇気がいる）。

写真

8/3 6:08

瑞牆山は、岩場の山。

8/3 6:10

今日は、瑞牆山荘でなく、みずがき山自然公園がスタート地点。

8/3 6:15

登山口までは、車道をしばらく、歩く。

8/3 6:16

天鳥川駐車場が登山口にあたる。

8/3 6:42

植林帯を歩き、すぐ、自然林の林に。ところどころに、石積みでマークが。

8/3 6:47

岩の矢印と、リボンだけが、目印のこのコース。GPSがないと、コース取りが、苦しいかも・・・。

8/3 6:48

道標がない・・突然、真新しいプレートが・・・。

8/3 6:48

プレートアップ。でも、これは、カンマンボランに行くには、トラップとなっている。

8/3 6:50

これだよ・・ここだよ・・

8/3 6:50

カンマンボロンへの誘い。「カ　↑」これを見つけければ、道が開く・・。

8/3 6:52

こんな部分も、安易に行かず、HPのレコなどを参考に、信じた道を進む。

8/3 6:53

右を向くと・・・「ん？」

8/3 6:53

「カ　下る」これだけで、分かるヒトだけには、分かるんだなぁ・・

8/3 6:54

「カ　下る」を降りると、何やら、リュック、Tシャツ、靴、そこらじゅうに、散らかっている・・・

8/3 6:57

いろいろな事情があるから、そこには触れず、上を目指すと、「あった！！」倒木。これを越えて・・・

8/3 6:57

そう、この岩の細いすき間を超えると・・・。

8/3 6:58

展望あり・・・。

8/3 6:59

振り返ると、「カンマンボロン」があったぁ・・・！！

8/3 6:59

自然の営みか、弘法大師様のみしるしか・・・
カンマンボロンとは、「大日如来」の意味とか・・・

8/3 6:59

しばし、この風景にぼー。

8/3 6:59

天空に伸びる、信仰のしるし。

8/3 6:59

何度も、「これが、カンマンボロン」

8/3 7:05

岩の間から、樹木。信仰の山だから・・

8/3 7:05

瑞牆山荘からでは、見えない景色。

8/3 7:05

名残惜しいが、そろそろ、瑞牆山を目指しますか・・・。

8/3 7:30

相変わらず、ペンキ印が道しるべ。

8/3 7:40

石楠花が、増えてきた・・・

8/3 7:48

岩と急坂、それ以外、何がある？

8/3 8:03

8/3 8:06

ようやく、プレート登場。

8/3 8:11

瑞牆山らしくなってきた。

8/3 8:13

荒れている、道。

8/3 8:14

岩の山。

8/3 8:14

数少ない、立派な、道しるべ。

8/3 8:26

安心していると、「廃道につき下山禁止」。おいおい、ここを歩いてきたんだよ。

8/3 8:29

でもね、瑞牆山荘側から味わえない、優越感がある。

8/3 8:32

ようやく、瑞牆山荘ルートとの合流点にやってきた。

8/3 8:33

あとは、登るのみ。意外と、つまらない・・。

8/3 8:55

変な、ロープなどもあったが、ようやく、瑞牆山頂上に到着。
歩き始めて、約2時間45分。カンマンボロンで、休みすぎた。

8/3 8:56

ヒトが多すぎて、こんなもん。

8/3 8:56

このガスじゃぁ・・

8/3 8:58

午前9時なのに、ガスがあがってきた。

8/3 8:58

こんな景色は瑞牆山ならでは。

8/3 8:58

8/3 8:59

金峰山の五丈岩をかろうじて、撮影。

8/3 9:19

本当は、沢山の登山客が狭い頂上にいる・・・

8/3 9:22

さて、下るか・・

8/3 9:26

小川山林道側に下ります。

8/3 9:48

なんだか、岩の名前を記した看板が多い・・・

8/3 9:48

全体は、樹林帯の中・・

8/3 9:53

これも・・

8/3 9:55

それも・・
岩の名前より、現在地だよなぁ・・

8/3 9:55

王冠岩だけは、立派なので、山歩きに似合わない、品のよい、ご夫婦がそばにいました。

8/3 10:04

「ししくい坂、頑張って」と。他の看板には、「昭和59年作」とか、すごい歴史。

8/3 10:11

「夫婦岩」。写真に撮ると、何やら、濃厚なラブシーンに・・・。

8/3 10:15

不動滝には、少し巻きます。

8/3 10:22

ベンチがあって、その先には・・・

8/3 10:23

不動滝どーん。手前には、動物の骨・・・

8/3 10:23

見る価値はあるかな・・・？

8/3 10:26

「手すり注意」の木橋。なくてもいいような・・

8/3 10:52

急に、広くなる登山道・・

8/3 11:00

林道終点に到着。

8/3 11:01

林道終点に、多数のクルマがあり。

8/3 11:07

林道を少し歩くと、「芝生広場」の表示。クルマは通れないが、近道に違いない・・・。

8/3 11:15

そう、登り基調ですが、近道でした。

8/3 11:16

看板があれば、あとは、下に下る道。

8/3 11:16

いい、雰囲気で・・

8/3 11:22

みずがき山自然公園が近づいてきた・・

8/3 11:24

これが、芝生広場。

8/3 11:25

駐車場に到着。

8/3 11:27

ガスの中の瑞牆山方面を仰ぎ見て、おしまい。

撮影機器：

HIGH SPEED EXILIM EX-ZR200 カシオ

感想

MUSICA001

百名山の瑞牆山。何度か登っているが、年々、人気が上がっている。
最初に登ったのは、皇太子さまが登られた直後。随分、時が経っている。

いろいろ調べてみると、瑞牆山荘以外にも登山口があり、そのルートの途中には、
「カンマンボロン」という、得体の知れない、何かがあることが分かったが、
道迷いが多いという・・・。

夏のボーナスで、ガーミンのGPSを購入（奥多摩の破線ルートを歩きたいため＝okutamaさんの影響）したこともあり、今回、「ツレ」を連れて、歩くことにした。

結果として、超人気の山でありながら、極めて、楽しい山歩きができた、ということだけはお伝えしておきます。

カンマンボロンは、そっとしておくべき、ふふふの場所でした。

なお、読図・事前予習が苦手な方には、おススメしません。

コメント

pokoro

ふふふの場所♪
MUSICAさん、こんばんはー！
あー、先を越されてしまいましたー(^ ^)
2012年の秋から行こう行こうで、なかなか日程あわず。

スレスレの岩くぐって、梵字のところでボーッ。
最高に気持ちよさそうです。
同じ山でもルートが違うだけで充足感いっぱい！
お疲れ様でした！

MUSICA001

Re: ふふふの場所♪
pokoroさん、いつもご覧いただきありがとうございます。
カンマンボロンを２年前から知っていて、行かれたことがないとのこと。
さすが、pokoroさんです。懐が深いです。
カンマンボロン、岩のすきまを超えたあとの景色、いい感じです。
機会があったら、ぜひ、行ってみてください。

みずがき山は、人気の山になっちゃって、なかなか足が遠のいていました。
今回、よーく調べると、楽しめる別ルートがあることを知りました。
これって、普段の生活にもつながることですよね。

固定観念にとらわれず、観察して、創造する。
常にアンテナを張り、新たなことにチャレンジできるよう、普段から自分を磨く。

pokoroさんののように、岩登りチャレンジすることは、私にはムリですが・・・
よかったら、私の下らないレコをまた、見て下さいね。
楽しい山歩きライフをしましょう。