小川温泉〜旭岳〜蓮華温泉
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- GPS
- 56:00
- 距離
- 27.9km
- 登り
- 2,999m
- 下り
- 1,783m
天候 | 晴れ〜曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2004年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
自転車
|
写真
感想
以下、一枚目の写真に至るまでの話、当時テキストファイルにメモしていた内容。
8月9日、朝6時15分発。タクシー代を惜しんで小川温泉から北又小屋までの舗装道路(マイカー禁止)を歩くも、アブの猛攻に会い体力をすさまじく消耗、コースタイム一杯かかってしまう。ひどく疲れて北又小屋(缶ジュース150円は安い)で40分も休んでしまった。そこからイブリ山を越えて朝日平を目指すが、水の消費量もいつもに比べると異常に多く、5合目に至ってほとんど足が動かなくなった。泊駅からタクシーで来なかった事を後悔。歩いてもすぐまた休んでしまいほとんど進めなかったが、心当たりがあったので塩分(チキンラーメン生食)と適量の水分の補給に努め、一時間程休憩(これだけ休むならラーメンを作ればよかったか)。その後歩き始めると、先ほどまで疲れ果ていた自分とは別人のように普通に歩けた。イブリ山付近にいたり尾根線から周囲が見通せるようになるが、アブは多い気がするし、道の真ん中にはトリカブトがせり出しているし、歩けばマムシがそこら中にいるし、やはりあまりいいルートとは思えなかった。
イブリ山を山頂で少し長めに休憩し、発つ時にははるか遠くに雷鳴が聞こえてきた。少し足を速めて、ガスの中、夕日が原を歩き過ぎようとしたあたりで少し雷鳴が大きくなった。雨も降り出し、へたに動くとまずいかな、それにまた足が動かなくなってきたぞ、と思いながら、平坦なところで歩みを早め、ややくぼんでいるところで息を整えながら、少し大きな岩の陰でまた少し長めに休憩した。雷鳴も小さくなり回数も減り始めていたが、何より体力が残ってなかったので、休憩する事20分あまり。ようやくなんとか次の歩みを取れる程体力も戻り、木道をとことこと歩く事30分程。出発から12時間程かけてようやく朝日平テントサイトに到着した。
ここで母校の山岳部の面々と合流。時間的には夕食後ミーティングのミーティング、あるいは休み始めていてもいいころだったが、なんとまもなく夕食が前だった。私はありがたかったが、もっと早く到着してのんびりできていてほしかった。
あとで(自分が現役の時からいる)顧問の先生に、「まさかイブリ尾根のルートから来るとは思わなかった」「あんなルート、頼まれたって登ろうとは思わないぞ」等々言われた。そういう事は早く言ってよ。
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