栗子山
- GPS
- 05:34
- 距離
- 10.7km
- 登り
- 720m
- 下り
- 705m
コースタイム
- 山行
- 4:36
- 休憩
- 0:55
- 合計
- 5:31
過去天気図(気象庁) | 2009年11月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
感想
NHK登山講座の反省会のときに、次週に登るので希望があればどうぞと呼びかけたところ、山形から1名、米沢で1名が参加希望で、自分としては珍しい3人での行動になる。山形の1名とは観光物産会館で合流し、米沢砕石入口でもう1名が合流する。米沢砕石の事務所にことわって、砕石場内を走り、「瀧岩上橋」の標柱手前に駐車する。この、標識は平成19年6月に「歴史の道 万世大路・万歳の松保存会」で建てたもので、ここから、滝の沢・ななむずり・長坂・太助茶屋跡と標柱が続いている。
歩き始めの瀧岩上橋からしばらくは車の通れる道だ。昔は、山形・米沢・福島の幹線道路で、バスも通ったというが、結構傾斜がきつく、よく通れたものだ。750m付近の稜線の見える所で休憩。この先からは、だんだんと荒れてきて藪道になる。先日の雪が残っている。1時間10分ほどで隧道に着く。昭和12年に開通した栗子隧道は、入って10mほどで落盤がある。崩れた上に登ってみたら、その先しばらくは歩けそうだが行く気はない。明治13年に貫通した最初の隧道入口は自然の洞窟のようだ。
隧道から林道跡?の藪道を200mほど北に水平に進み、赤布に導かれて右の斜面に取り付く。斜面に入る所は、はっきりしなかったが、ブナ林の中に入ると、ほぼ直線に登る急な踏み跡は思っていたよりはしっかりと付いている。登るにつれ、ブナ林から低木林になり傾斜は増し藪をつかんで登る。やっと稜線に出て一休み。下降点にはしっかりした赤布が付いている。稜線の踏み跡はますます怪しくなってくる。山頂近くになると、胸まである笹薮を掻き分けての歩きになる。やっと着いた山頂は半径1m程度に刈り込まれ一等三角点があるが、周囲の藪は身長を越す高さがありあまり展望が得られない。山頂で昼食をとり、山名標識で記念写真を撮り下山にする。
登りと同じ道を下山した。山頂付近の藪では時々踏み跡をはずし動きが取れなくなる。どんなに薄くても踏み跡があるのは貴重です。稜線からの急斜面は木につかまりながら直滑降だ。
下山後、米沢の「賜の湯」に入浴してから帰る。
前に自分が登った記録を調べたら、1979年5月5日に当時の宮内高登山愛好会の引率で登っていた。その時は、残雪を伝って沢筋を登り、稜線でも雪の上をたどって山頂に出た。国土地理院の「点の記」を見たら、平成17年9月14日に観測され更新された記録がある。その時に三角点の切り開きがなされたようだ。山頂近くは薮化しているが、稜線までの踏み跡はしっかりついていた。
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