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Yamareco

記録ID: 4903859
全員に公開
ハイキング
日光・那須・筑波

切込湖・刈込湖周回

2022年11月11日(金) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
07:07
距離
19.5km
登り
728m
下り
732m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:13
休憩
0:54
合計
7:07
距離 19.5km 登り 732m 下り 736m
10:31
70
11:41
39
12:20
12:22
30
12:52
12:53
16
13:09
13:10
8
13:18
13:37
24
14:01
14:03
27
14:30
9
14:39
14:45
8
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15:08
32
15:40
15:41
10
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6
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16:08
7
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15
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16:34
4
16:38
16:42
19
17:01
17:02
1
17:03
ゴール地点
天候 晴れのち曇り
過去天気図(気象庁) 2022年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
日光東武フリーパスは四日間有効なので、泊りがけの探索には最適。鬼怒川方面のフリーパスとはエリアが違うのでお間違えなきよう。
コース状況/
危険箇所等
全体的には道標や木段も多く、よく整備されたハイキングコース。ただし唯一蓼ノ湖だけは他と様子が違います。実線ルートだったので特に疑問も持たずに行程に組み込みましたが、現地の分岐には案内もなく(一度行き過ぎて探してしまった)、踏み跡も頼りなく途中で消え、何かおかしいなと思いつつも完歩しました。帰宅してから調べると、基本的にここは冬の積雪時に通るルートらしいです(ヤマレコ地図でも冬の足跡を選ぶと色が濃くなる)。もっとも倒木や藪が鬱陶しいというだけで危険を感じるような箇所はなかったので、物好きな人なら行けなくもないという感じでしょうか。
東武日光駅に降り立つと、正面に張り出されていた紅葉情報が目に止まった。事前に分かっていたこととはいえ、奥日光エリアはもうほとんどが終了状態の様子。
2022年11月11日 08:25撮影 by  ASUS_I002D, ASUS
2
11/11 8:25
東武日光駅に降り立つと、正面に張り出されていた紅葉情報が目に止まった。事前に分かっていたこととはいえ、奥日光エリアはもうほとんどが終了状態の様子。
乗り込んだバスは牧場経由で湯元まで運んでくれる便だったが、せっかくなので光徳入口BSで下車。逆川沿いの遊歩道を辿り、光徳沼までウォーミングアップ。
2022年11月11日 10:21撮影 by  ASUS_I002D, ASUS
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11/11 10:21
乗り込んだバスは牧場経由で湯元まで運んでくれる便だったが、せっかくなので光徳入口BSで下車。逆川沿いの遊歩道を辿り、光徳沼までウォーミングアップ。
光徳牧場を縁取るカラマツ林を見上げながら歩く。朝日を透かして伸びた影に、紅葉の色が映らないのは残念ながら当然か。視線を伸ばすと日当たりのよい向かい側では、牧舎がまだ静かに眠っているようだ。
2022年11月11日 10:29撮影 by  ASUS_I002D, ASUS
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11/11 10:29
光徳牧場を縁取るカラマツ林を見上げながら歩く。朝日を透かして伸びた影に、紅葉の色が映らないのは残念ながら当然か。視線を伸ばすと日当たりのよい向かい側では、牧舎がまだ静かに眠っているようだ。
山王峠を越えているうちに、太陽は雲に隠れてしまった。森の間からぽっかりと姿を現したのは涸沼。初冬を思わせる冴え冴えした風が吹き抜ける中、水はなくても透明感溢れる空気を湛えていた。
2022年11月11日 11:59撮影 by  ASUS_I002D, ASUS
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11/11 11:59
山王峠を越えているうちに、太陽は雲に隠れてしまった。森の間からぽっかりと姿を現したのは涸沼。初冬を思わせる冴え冴えした風が吹き抜ける中、水はなくても透明感溢れる空気を湛えていた。
地図で確認しないとどっちがどっちだか分からなくなるが、最初に辿り着いたのは切込湖の方。流れ込む沢もなく静まり返った湖面に、対岸の葉を落とした枝の一本一本までが映り込んでいる。
2022年11月11日 12:47撮影 by  ASUS_I002D, ASUS
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11/11 12:47
地図で確認しないとどっちがどっちだか分からなくなるが、最初に辿り着いたのは切込湖の方。流れ込む沢もなく静まり返った湖面に、対岸の葉を落とした枝の一本一本までが映り込んでいる。
湯元側にあるのが刈込湖、季節によっては最奥部で切込湖と繋がるという話だ。流れ着いた松葉が岸辺に地層のような文様を描いて、水位の増減を物語っていた。
2022年11月11日 13:18撮影 by  ASUS_I002D, ASUS
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11/11 13:18
湯元側にあるのが刈込湖、季節によっては最奥部で切込湖と繋がるという話だ。流れ着いた松葉が岸辺に地層のような文様を描いて、水位の増減を物語っていた。
ここまでの明瞭な道筋から一転、蓼ノ湖に進むといきなりバリエーションっぽくなった。滔々と溢れる湖水がさっき降りてきた小峠方向へ走り出すが、この流れはどこへ消えたんだろう。
2022年11月11日 14:24撮影 by  ASUS_I002D, ASUS
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11/11 14:24
ここまでの明瞭な道筋から一転、蓼ノ湖に進むといきなりバリエーションっぽくなった。滔々と溢れる湖水がさっき降りてきた小峠方向へ走り出すが、この流れはどこへ消えたんだろう。
金精道路を跨ぎ越すと、急速に人里の気配が近づいてきた。湯ノ平湿原ではコバルト色の源泉から立ち上る湯気の向こうに、冬枯れた萱草や地衣類が隣り合っている奇妙な光景が見られる。
2022年11月11日 14:53撮影 by  ASUS_I002D, ASUS
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11/11 14:53
金精道路を跨ぎ越すと、急速に人里の気配が近づいてきた。湯ノ平湿原ではコバルト色の源泉から立ち上る湯気の向こうに、冬枯れた萱草や地衣類が隣り合っている奇妙な光景が見られる。
湯元の旅館街を横目にして、温泉寺参道を進む。この辺りにはまだ少し紅葉が残ってるところがあり、行き交う人もぐっと増えた。
2022年11月11日 14:59撮影 by  ASUS_I002D, ASUS
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11/11 14:59
湯元の旅館街を横目にして、温泉寺参道を進む。この辺りにはまだ少し紅葉が残ってるところがあり、行き交う人もぐっと増えた。
湯の湖のたもとで振り返れば、奥白根方面は雲に包まれたまま。湖畔の佇まいは子供の頃に見たメルヘン画のようだが、漂う硫黄の臭気が湯治場の世界に引き戻す。
2022年11月11日 15:10撮影 by  ASUS_I002D, ASUS
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11/11 15:10
湯の湖のたもとで振り返れば、奥白根方面は雲に包まれたまま。湖畔の佇まいは子供の頃に見たメルヘン画のようだが、漂う硫黄の臭気が湯治場の世界に引き戻す。
ゆったりと広がっていた湖面が、この一点から豪快な音と落差で雪崩れてゆく湯滝。昔の人が想像した、世界の果てにあるという滝とはこんな姿だったろうかと思わせる。
2022年11月11日 15:56撮影 by  ASUS_I002D, ASUS
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11/11 15:56
ゆったりと広がっていた湖面が、この一点から豪快な音と落差で雪崩れてゆく湯滝。昔の人が想像した、世界の果てにあるという滝とはこんな姿だったろうかと思わせる。
夕暮れ迫る戦場ヶ原を突っ切って、泉門池まで辿り着いた。枯木のきしむ音、鹿の鳴き声、鳥の羽ばたき。いつもなら感傷的に聞こえる音も、夜が近づくに連れ野生を取り戻してきているような気がする。
2022年11月11日 16:34撮影 by  ASUS_I002D, ASUS
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11/11 16:34
夕暮れ迫る戦場ヶ原を突っ切って、泉門池まで辿り着いた。枯木のきしむ音、鹿の鳴き声、鳥の羽ばたき。いつもなら感傷的に聞こえる音も、夜が近づくに連れ野生を取り戻してきているような気がする。
男体山も山じまい、今日の日が暮れればまた来年まで静かな眠りに付くのだろう。自分も今夜は日光市内でお泊り予定、早く温泉に浸かって眠りに付こう。お疲れさまでした。
2022年11月11日 16:48撮影 by  ASUS_I002D, ASUS
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11/11 16:48
男体山も山じまい、今日の日が暮れればまた来年まで静かな眠りに付くのだろう。自分も今夜は日光市内でお泊り予定、早く温泉に浸かって眠りに付こう。お疲れさまでした。
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