寒水沢
- GPS
- 08:03
- 距離
- 8.2km
- 登り
- 691m
- 下り
- 457m
コースタイム
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
送迎をコネでお願いしました(^^)/ |
コース状況/ 危険箇所等 |
前日朝までの大雨の影響はやや残り、水量は多め 大きな崩れは認めませんでした |
写真
感想
久しぶりの寒水沢です
正直に言うと沢登りは刺激的で楽しい沢だけど、滝が落ち着いてからのゴーロが長く、結構疲れるから沢歩きとしては嫌な所(笑)
でも、やっぱり寒水沢に行かないと、何かが気分的にピシっとしない。
そんな寒水沢に家内の初体験を兼ねて行くことにしました。
前日までの降水量はカナリの物がありましたが、夜からの降水はなく、朝はスッキリと下界からも山を見ることができました。
沢の入渓地点は下界の川と違い、若干水量は多めではあるけど濁りもなく十分許容範囲内。
そんなラッキーな天気の隙間に集まったメンバーは六人。
六人それぞれがそれぞれの技量に合わせた登り方や、チャレンジをして進んでいきました。
寒水沢は大小さまざまな滝があり、大きいのはやはりそれなりに難しいのですが、小さな滝も登るルートによっては容易ではない滝が多い沢です。
リーダーはそんな滝をとにかくいつも全て直登で攻めます。
それを手本に私達もチャレンジはしてみるけど、見るのとやるのでは大違い(笑)
毎回つくづく関心させられ、毎回ビシバシと激を飛ばされます(^^ゞ
今回もCLには開いた口が塞がらない技を見せつけられ、ただただ唖然。
本当にあの人はあと50年は沢に入っているか、痴呆で徘徊するようになっても沢を徘徊しそうな気がします(笑)
こんな冗談を飛ばして大笑いしながら登って行くので、今回も楽しい山行でした。
ペース配分も絶妙で、それぞれのメンバーに負担が掛かり過ぎないように配慮してもらえました。
こんなさりげない配慮もCLのスゴイ所だと思います。
今回も充実した山行をありがとうございました。
沢、3回目
少しだけ、沢装備にも慣れたのか、多少は準備は大きな無駄がなくなった
でもやはりどこかはおかしくて、出発直前直後に直すはめになる
こればかりはやっぱり普段からの「慣れ」をしていないのがいけないのだろう
八甲田ロープウェイの脇から前日朝までの雨で水音もしっかりした寒水沢に入る
まだ体が十分には温まらないところでF1にあたる
バネがない状態での登りだったからか、結構体が重く、先が思いやられる
F2ではシャワークライミング状態
滝の流れの中から突破していく
微妙に滑る足元、見ようとすればするほどに見えずに焦る
水流に打たれていると徐々に冷えてくるのが怖く、さらに焦る
ズリズリと落ちながらも、何とか引っ張り上げてもらいながら這い上がる
最後の一段を上がる腕力、体力がなく、一旦休憩して息を整えて上がった
F3は草つきの右岸からとりついて、最後の手前で水流に右足を置く
圧力を受けながら、這い上がる筋力を振り絞るが渋い
使えるものは総動員
F4の左岸は手がかりが薄い
クラックにOさんがハーケンをうってあぶみを作る、そしてもう一枚を岩角の反対へ
それを使って私たちは移動、上級者には手前の一枚なしの設定
F5もシャワークライミング
そろそろ滝のしぶきを浴びて登ることには慣れてきたつもりだが、ついよくない足場を探して下を見てしまう
すると余計に水流を被って視界が悪くなる悪循環
F6は短いながらも水流内にもいい足場がみつからない
うまく上がれず、お助け紐登場
Yさんの腕力で引っ張り上げてもらい、ずるずると上がる
それでも水流がもろに体を押し下げて一気に体力を奪われてしまう
ほうほうの体で呼吸を整えてからでないと動けない
小滝が続いた後、一旦の休憩
少しパンをかじる
水分をとる
とにかくできることはできるときにしておかないと
F7は休憩のあと、すぐにやってきた
一目見るなり、どうしようもなさそうに見える
滝は比較的迫った落ち口と滝つぼで、左岸はつるつる、右岸も上部は苔むしたホールドの乏しい岩
右岸のもう一つのわずかな水流のルートは、下部から上部まで容易に手掛かりになりそうな部分がない
Yさんが本流右岸の厳しい岩を長身を生かして登りきり、Oさんは一人黙々と右岸のわずかな水流部に半分まではフリー、その後はハーケンを打ちながら前進しついには登り切った
komadori,OHさん、shunは巻き道で上部に回り込んだ
KさんがYさんの打ったハーケンを回収して右岸をトラバースし木の枝をうまくつかって上部に抜ける
そのさなか、Oさんは懸垂下降して再度滝の本流にトライ
Yさんがてこづった岩の上部には進まずに、つるつるにしか見えない左岸の岩壁にジャンプして吸いついて攻略した
後から滝をのぞき込むのだが、どうやったらできるのか皆目見当がつかない
F8ははじめも厳しい
流れがある滝つぼを突破して、なんとか滝の取りつきによじ登る
右岸をへつってもよいのだが、それもあまりやりやすくない
登っていくと、最後に落ち口を滝の下からくぐってかわす
こういう時には小さいことは有利だと感じられる瞬間
水流を感じる間もない潜り抜けた
見た目よりも左岸が歩きやすかったF9を越すとゴーロ状になり、だんだんと灌木がうるさくなってくる
足元がおぼつかず、サングラスは湯気で曇るのでついには外してしまった
先頭からかなり遅れて登山道との合流地点にぶつかった
ここからは「たがじょ」に履き替えて街中の道路のように思える道を軽快に歩く
というか、ときに小走りする
キンコウカはまだ毛無岱を飾っていた
下毛無岱休憩所でしばし談笑
いくらかの登山の人たちにあいさつしながら、一気に下った
登山の体力とは違う体力が必要と痛感する下山でした
いきなりF1でエイトを紛失、、、。岩の間の入ったのか潜っても見つけることが出来ませんでしたっと(-。-;
おかげで?今回の後続確保は全てイタリアンヒッチ(ハーフマストね)にて実施。
思いのほか結構な実地訓練になりました。
慣れるとこっちの方が簡単で早いのは確かです。
道具もシンプルですし。
ただ引き上げの握力と腕力は断然使いますね。
あとロープをキンクさせてダメージ与えるってことが言われてますが
そこは自分のロープなんで全く気になりません。
今回もO師匠の意地でも落ちないハンマー引っ掛けなど多彩な職人技も見せつけられ、テクニカルで楽しく技満載な沢登りでした。
皆様、有難うございました(^ω^)
Yさんピタッと後ろで私のおもり、ありがとうございます。ちょっと、やんちゃなことしてみたりしてたのしませていただきました。エイトかん残念でしたね。山菜採りのかっちゃは、次回、お肉もってお見舞することにしましょう(笑)
駒鳥さん、沢には、生姜をすって入れたお茶(茶色系の)やお湯が私はお気に入りです。体が温まります。
同行した皆様、お世話になりました。こりずに、また、よろしくお願いします(*^^*)
じゃんじゃんトライできて良いですね。めったにないチャンスですので、私も、24日にはぜひ参加したいと思ってますが…。
皆さん、またまた参加?…きっと大パーティになりますよね。17:00に終われるのかな…?
仙台からだと、2泊3日の旅になり、大した贅沢山行になりそうです。
osisさん、コメントありがとうございます。
確保サービスつきですか、確かにそう言われるとそうですね
確保されている安心感は確かにありますが、だからと言って常にヘラヘラしながら登っているわけではありません。
他のメンバーはどうなのかわかりませんが、私はそれなりに冷たい汗をシッカリ流しながら登らさせてもらっています
また、トップも一人に任せっきりなわけでもなく、確保やサポートもその場の難易度と登るメンバーの技量に合わせて変わります。
最近はヤマレコの影響か、だいぶ寒水沢を登る人が増えている気配が感じられますが、
この沢は滝を巻くにしても入渓には注意が必要だと思う沢です。
24日はどうなんでしょうね?私自身はまだハッキリさせられていません
まだ三回目なので、何の役にも立ちませんが
いずれはあの滝も登りたい、その気概だけはあります
こうやって教授されて、つかみ取って、いずれ成長したいと思います
(ま、トップの確保役には体重差でセルフビレイ取らない限り、あまり役に立たないので別な役がよさそうですが )
24日は仕事なので参加できないのが残念です
リプライありがとうございます。
タイトルの表現、適切でなかったかもしれませんね。ですが、決して軽い気持ちで書いたわけではありません。最近、上からも下からも、確保してもらって登ったことがありませんでしたので、単純にイイナー、と思っただけなんです。もっとも、易しい沢にしか行ってませんけどネー。
先だっての笹内川でも、しばらくぶりに確保してもらいましたが、何か初心者に戻ったような気分で、かえって甘さが出たようで、「張り」がなくなった自分を見たような気がしました。
寒水沢の記事、沢山ありますね。見れば分かります、厳しさがヒシヒシと伝わってきます。ああいうところで繰り返して登れば、きっと上達は早いでしょう(個人差はあるにしても…)。
この沢は前半に(?)難しい滝が集中しているから、息つく暇もなく、特に大変なんだと思います。普通の沢は、「間をおいて出てくる」ので、何とかやれるんですが…。この沢はハッキリ言えば、登攀志向の強い人のためのトレーニング向きの沢ではないか、と思います。
私の考えと少し違うところもありますが、同人に名前を並べさせていただいた「よしみ
」もありますし、「受洗」の意味合いも込めて今回は参加を考えているところです。
…そうですね。登らせて頂いたら、当然、後続の人を交代で確保しなければなりませんね。「洋梨カラビナ」も持参します。
ところで、地形図のc880あたりの南側に、沢一つをはさんで降りてゆく道(破線)がありますが、これは今使えないんでしょうか? 「訓練」と割り切れば、この先の行程はカットしてもいいような気もしますが(車の回収とかの手間も省けますし)…。
話は変わりますが、もう一つ。当日朝、私は酸ヶ湯に車をデポし、「折りたたみ小径車」でロープウェイ口まで降りようかと思っていますが、坂の勾配はどんな感じだったでしょうかね?急勾配だとちょっと危ないかななんて思いまして(まぁ、ブレーキもついてますが…)。登り返しはありませんか?歩くと1時間?車で5分?…自転車だと20分くらいでしょうか?…それから自転車を隠すヤブを探してとかカギ掛けてとか…いろいろと考えてるとこです。
では。
komadoriさん、メッセージありがとうございます。
お揃いで励んでおられますね、すばらしい!
体重とは関係なく、誰でも、確実なセルフビレーをとってからの後続確保に入るのが基本だと思います(セルフビレーはなるべくタイトな状態で…)。指導者からいろいろアドバイスは受けるにしても、後続者にもどかしく思われるくらい「ゆっくり、じっくり、自分のペース」で考え、納得の体制を整えてから、確保体制に入るぐらいがちょうど良いと思います。後続者もその分、安心でしすし、それに…「休め」ますからね〜 。
また機会がありましたらヨロシクです。
osisさん、再度のコメントありがとうございます。
地形図の破線ですが、私も地形図では見ていますが、沢を直登している限りではその存在を確認できていていません
どうなんでしょうね?あまりあてにならないレベルの道なんじゃないかと思います。
あと、酸ヶ湯とロープウェイ間の足は、同人の山行であればその辺りも考えますから自転車は必要ありません。
そこまで自分任せの同人ではありませんよ
shunさん、どうもです。
―寒水沢「880m地点から下る道」について―
盛岡の沢屋さん「沢の扉ページ」中の、
http://mugen3.com/kitatouhoku7j.html
の「北八甲田 寒水沢 15」 に、「なんだこの長〜いピンクテープは…?880M付近にある湿原に至るルートの目印かな?と思いました。2009年8月1日撮影」とありますが、これのことじゃないですか? …たぶん、流されたりして消失してしまったのでしょうね。この記事は今まで何度も見ていましたが、気がつきませんでしたが、今、気がつきました。下の国道の登り口をチェックしてみて、形跡などがあれば、刈り払いなどして、「使える」可能性はありますね。
23日交流会に行く途中ですので、私なりに地形図と見比べながらチェックしてみることにします。それにしても、「何のための道」なのか想像つきませんね。道が使えれば、「たがじょ」沢トレ御用達の道になるかもネ…。
以上
osisさん、情報ありがとうございます。
アブはどうでした?
滝ノ股沢ではアブとマムシに追いかけられましたんで(^_^;)
アブもおらず、蛇も見つからず、いたって快適な遡行でしたよ
ヤマカケさんへ
アブは標高が上がると大丈夫なんじゃないでしょうか?
今回は訳があって、登山口に行く前に雲谷の辺りで車を暫し停めていたんですが、
その時はそこそこのアブが車に寄って来ていました。
でも、酸ヶ湯やロープウェー山麓駅付近でも姿は無く、全く快適そのものでしたよ。
あ、気温かな?山の上の方はそれほど暑くなかったですからね。
また、ヘビに対するアンテナ感度は常にMAX状態で歩いていましたが、
これまた無事にクリアーすることができました (^。^;) ホッ
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する