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Yamareco

記録ID: 491915
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トレイルラン
紀泉高原

近畿自然歩道(四国山・加太)

2014年08月08日(金) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
06:39
距離
31.4km
登り
863m
下り
913m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:12
休憩
0:15
合計
6:27
距離 31.4km 登り 868m 下り 921m
11:35
108
13:23
13:32
43
14:15
14:17
34
14:51
14:55
187
18:02
ゴール地点
11:36 南海孝子駅 スタート
11:44 犬飼谷峠
12:16 白砂峠
12:32 府道751号出会
13:04 三輪神社
13:28 甲山山頂
13:42 佐瀬山バス停
14:16 四国山山頂 14:18出
14:52 高森山山頂
16:02 南海加太駅(ルートミスorz)
16:21 深山バス停(ルート復帰) 16:24出
16:44 第一砲台跡
17:09 深山バス停(戻り)
17:36 加太淡嶋神社 17:49出
18:03 南海加太駅 ゴール

総経過時間:約06時間27分
実移動時間:約06時間09分
天候 曇->嵐
過去天気図(気象庁) 2014年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
スタート:南海電鉄南海線孝子駅
     (http://www.nankai.co.jp/traffic/station/kyoshi.html)
ゴール:南海電鉄南海線加太駅
     (http://www.nankai.co.jp/traffic/station/kada.html)

関西本線にも加太がありますがこっちの加太は「かぶと」ではなく「かだ」と読みます。
途中にコミュニティバスのバス停がありますが本数が少なくそれを利用するより
徒歩で抜けたほうがいいです。
コース状況/
危険箇所等
今回のルートは「四国山展望のみち」と「紀淡海峡夕陽のみち」の二つのルートを
巡りました。
一応近畿自然歩道のルートを謳っていますが近畿自然歩道の道標がまったく
ありません。地元のハイキング道の道標を頼りに進みましょう。今回のルート、
地図と特にコンパスによる読図は必須です。

さらに佐瀬川バス停からの竹やぶを超えて四国山登山道に向かうルートがほぼ完全
消失しております。後で軌跡を確認するとこれで正解だったようですがこのコース、
まったくお勧めできませんorz
ルートは大きく迂回することになりますが二の宿経塚を経て車道を延々と登って
いき四国山登山道へとたどり着くのが確実でしょう。

高森山はルートにはありませんが寄って損はないと思います。しかしその後に誤って
大川方面に下りてしまわないようにしましょう。ここは道が崩壊していてきわめて
危険です。
本来の深山方面へのルートは夏季は藪にまみれて分からなくなってしまいますので
いったん車道に出て阿振川沿いに車道を下る方が確実です。このとき車道に出たときの
分岐を間違って恐竜のオブジェのある場所に出てしまうとまたまたルートミスです!
↑ルートミスしてしまい加太駅経由で大きく迂回して砲台跡に向かう羽目になって
しまいましたorz
その他周辺情報 淡嶋神社のあたりには温泉宿が多数あります。
日帰り入浴も出来るようなので冬季に行くのがお勧めです♥
6月末に購入しておりましたがオリンパスのタフデジカメ
TG-3を今回から正式に運用します。
TG-3にはQZSSやGLONASSに対応したGPSロガー機能がありますが
威力の方は果たして!?
4
6月末に購入しておりましたがオリンパスのタフデジカメ
TG-3を今回から正式に運用します。
TG-3にはQZSSやGLONASSに対応したGPSロガー機能がありますが
威力の方は果たして!?
スタート地点の孝子駅です。
TG-3にはサーキュラーPLフィルタを装着しています。
スタート地点の孝子駅です。
TG-3にはサーキュラーPLフィルタを装着しています。
今回のルートは近畿自然歩道の道標や案内図はまったく
ないので地元のハイキングの目印を手がかりに進んでいきます。
今回のルートは近畿自然歩道の道標や案内図はまったく
ないので地元のハイキングの目印を手がかりに進んでいきます。
犬飼谷峠です。まだまだ序盤。
犬飼谷峠です。まだまだ序盤。
藪道にでたら右折です。このあたりから蜘蛛の巣地獄!!
藪道にでたら右折です。このあたりから蜘蛛の巣地獄!!
道が二つに分かれていますがどっちに行っても白砂峠に
つきます。
道が二つに分かれていますがどっちに行っても白砂峠に
つきます。
白砂峠です。
TG-3の顕微鏡モードで蜘蛛さんを。
1
TG-3の顕微鏡モードで蜘蛛さんを。
超藪から車道に・・・すでに体は蜘蛛の巣だらけorz
超藪から車道に・・・すでに体は蜘蛛の巣だらけorz
ひたすら車道を下る!
ひたすら車道を下る!
三輪神社に寄りました。
三輪神社に寄りました。
神社へ向かう道にあったきのこを顕微鏡モードで。
神社へ向かう道にあったきのこを顕微鏡モードで。
お次は深度合成モードで。
細部までくっきりです♥
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お次は深度合成モードで。
細部までくっきりです♥
お次は甲山へと向かいます。
お次は甲山へと向かいます。
ここでいったん車道と離れます。
山頂はすぐ先です。
ここでいったん車道と離れます。
山頂はすぐ先です。
甲山山頂です。
猿坂峠には向かわず北上します。
猿坂峠には向かわず北上します。
さて、この佐瀬川バス停から先が問題です・・・!
さて、この佐瀬川バス停から先が問題です・・・!
左手に見えるあぜ道から林に入ります。
このあたり道しるべが何一つないので注意!
左手に見えるあぜ道から林に入ります。
このあたり道しるべが何一つないので注意!
このバリケードの先を突っ切ります。
そのすぐ先に電流柵トラップがあるので注意!
このバリケードの先を突っ切ります。
そのすぐ先に電流柵トラップがあるので注意!
道なき道を掻き分け開けた場所で方向転換。
道なき道を掻き分け開けた場所で方向転換。
不法投棄だらけの中を行く・・・
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不法投棄だらけの中を行く・・・
道なき道に突如現れたなぞの仏像
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道なき道に突如現れたなぞの仏像
この石標の場所から出てきました。
1
この石標の場所から出てきました。
すこし下って四国山登山道に。
すこし下って四国山登山道に。
四国山山頂です。
すでに分厚い雲が空を覆ってました。
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四国山山頂です。
すでに分厚い雲が空を覆ってました。
山頂広場です。
高森山へ向かいます。
再び蜘蛛の巣地獄に・・・
高森山へ向かいます。
再び蜘蛛の巣地獄に・・・
高森山山頂です。
高森山山頂です。
山頂からすこし下った場所に超藪の先に大川方面直通の
山道があります(かなり荒れてます)。
山頂からすこし下った場所に超藪の先に大川方面直通の
山道があります(かなり荒れてます)。
さらに戻って今度は深山方面に下ります
さらに戻って今度は深山方面に下ります
秋の丘です。
秋の丘より。
秋の丘よりさらに下って車道に。
ここでルートを間違えて加太駅方面にorz
秋の丘よりさらに下って車道に。
ここでルートを間違えて加太駅方面にorz
恐竜が・・・・
なんなんだこのオブジェは・・・
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なんなんだこのオブジェは・・・
ようやくルートミスに気づきましたorz
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ようやくルートミスに気づきましたorz
仕方ないので加太駅経由で大回りで深山バス停に向かいます。
仕方ないので加太駅経由で大回りで深山バス停に向かいます。
本日のゴール予定地です。
第2ラウンドだ!
本日のゴール予定地です。
第2ラウンドだ!
車道を登ってショートカットです!
車道を登ってショートカットです!
台風11号の影響で海も荒れ始めてます。
台風11号の影響で海も荒れ始めてます。
深山バス停です。トイレもあるので小休止。
深山バス停です。トイレもあるので小休止。
砲台跡は休暇村加太に近い場所にあります。
砲台跡は休暇村加太に近い場所にあります。
ここで車道と離れ遊歩道に入ります。
ここで車道と離れ遊歩道に入ります。
入ったとたんいきなりものすごく暗くなってきました。
入ったとたんいきなりものすごく暗くなってきました。
第一砲台跡です。このあたり真っ暗だったので
手持ち夜景機能が活躍しました。
第一砲台跡です。このあたり真っ暗だったので
手持ち夜景機能が活躍しました。
このあたりいったいが砲台基地になってたようですね。
海を挟んで友が島も砲台基地があります。
このあたりいったいが砲台基地になってたようですね。
海を挟んで友が島も砲台基地があります。
LEDライトで照らしながら進む・・・
LEDライトで照らしながら進む・・・
砲台跡広場から友が島を。
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砲台跡広場から友が島を。
分厚い雲がさらに広がり
ものすごく空が暗いです。
分厚い雲がさらに広がり
ものすごく空が暗いです。
このあたりで雨が降り出してきましたが
TG-3は防水機能があるのでへっちゃらなのです!
このあたりで雨が降り出してきましたが
TG-3は防水機能があるのでへっちゃらなのです!
山道は足元が危険になるくらいかなり暗くなってきたので
一部ルートを変更して車道に戻ります。
山道は足元が危険になるくらいかなり暗くなってきたので
一部ルートを変更して車道に戻ります。
元の車道に戻ってきました。
元の車道に戻ってきました。
真夏とは思えない冷たい風まで出てきました・・・ぶるぶる
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真夏とは思えない冷たい風まで出てきました・・・ぶるぶる
深山バス停に戻ってきました。
残りはもう少し!
深山バス停に戻ってきました。
残りはもう少し!
荒れ始めた加太の海岸には命知らずのサーファー達が!
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荒れ始めた加太の海岸には命知らずのサーファー達が!
河口をまたぐアーチ橋を超えます。雨風も
だんだん強くなってきました。
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河口をまたぐアーチ橋を超えます。雨風も
だんだん強くなってきました。
淡嶋神社に到着です。
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淡嶋神社に到着です。
海に面した普通の神社に見えますが・・・
海に面した普通の神社に見えますが・・・
ここは多数の人形が祀られています。
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ここは多数の人形が祀られています。
いたるところに人形が!
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いたるところに人形が!
神社から外海を見るとすでに荒れ狂ってました。
神社から外海を見るとすでに荒れ狂ってました。
荒ぶる紀淡海峡
神社を後にして加太駅へと戻ります。
神社を後にして加太駅へと戻ります。
タッチの差で加太駅に到着です。
この数分後に暴風雨に!!
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タッチの差で加太駅に到着です。
この数分後に暴風雨に!!
電車はまだ無事に運行しておりました。
電車はまだ無事に運行しておりました。
体温も下がってきたので和歌山市駅で
スペシャルそばを食べて暖を取ります・・・
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体温も下がってきたので和歌山市駅で
スペシャルそばを食べて暖を取ります・・・
帰りは特急サザンプレミアムで
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帰りは特急サザンプレミアムで
TG-3と自作GPSロガーとの軌跡の比較です。
自作ロガーの方が精度高い結果になりました・・。
やはり餅は餅屋と言うべきですか。

私は自作のGPSロガー(と予備)を常に携行してるので
TG-3のGPS機能はロガー機能を使わず時刻自動補正+
現在位置把握で使っていきます。
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TG-3と自作GPSロガーとの軌跡の比較です。
自作ロガーの方が精度高い結果になりました・・。
やはり餅は餅屋と言うべきですか。

私は自作のGPSロガー(と予備)を常に携行してるので
TG-3のGPS機能はロガー機能を使わず時刻自動補正+
現在位置把握で使っていきます。

装備

個人装備
TG-3(GPSロガー機能) 自作GPSロガー(1) 予備既製品GPSロガー(1) 携帯(1) ウエットティッシュ(1) エイドキット(1) SAVASピットインリキッド(4) 水分(1)
備考 トレランと言えどもめんどくさがらずに地図をいちいち確認すること。

感想

すこし前から試用してきましたが今回からタフでぢかめOLYMPUS TG-3の実践投入です。
http://olympus-imaging.jp/product/compact/tg3/
これはアウトドア向けの防水防塵仕様だけに終わらず、超接写のマクロ撮影が
ものすごく強化されてるという私にとってはうってつけのモデルです♥
もちろんGPSロガーやデジタルコンパスも搭載されていていて今回はそちらの
機能も同時テストしております。

さて、肝心のルートですが・・・序盤から超藪と化したトレイルに何度も道を阻まれて
しまい、佐瀬川バス停から先の竹やぶに向かうところのルートが消失していて
大幅に体力を喰われてしまいました。ここがこのルートの最難関です。
結局TG-3のデジタルコンパス機能と地図を駆使して何とか現在位置を完全に把握
した上で道なき道を強行突破して四国山登山道までたどり着きました・・・。

しかし高森山からの戻りで気が緩んで間違えて休暇村加太ではなく南海加太駅方面に
向かってしまうと言うミスをやらかしてしまい大幅に時間を喰われる羽目に。
第一砲台についたころには台風11号が引き連れてきた嵐がすぐ間近に迫ってきていて
急いで残りのルートをなぞって暴風雨になる数分前に無地南海加太駅に到着できました。
真夏のはずなのにシャツ一枚じゃ寒いくらいの天候になってて昨今の天気の異常ぶり
をかんじました。



さて、TG-3の使用感ですが・・・タフに作りこまれているせいか重量と大きさが
結構あります。デジカメケースもしっかりしたつくりの大き目の物を選んでださい。
ザックの胸元にがっちり固定できてぶらぶらしないタイプがお勧めです。

起動に関してはClass10/UHS-1のSDカードを選べば特に問題はありません。
私が試した限りではマイクロSDを変換アダプターで使用するとまれに起動時に
カードエラーになってフリーズしてしまうことがありました。これはマイクロ
SDと変換アダプタの物理的な接触不良に起因する現象です(PC用のカードリーダー
でもよくある現象ですね)。今回からはごく普通の東芝の一枚物のSDHCカード
にて運用してます。もちろんカードエラーは一切発生しませんでした。

電源OFF時も基本的に速やかにシャットダウン処理をします。ただしGPSロガー
機能を有効にしていると電源OFF時に追加の何らかの処理をするらしく、
かなりもたつきます(ロガー機能を使わずGPS有効だけの場合は問題ないです)。
しかもこのとき急いてボタンをぽちぽち押し捲ってるとまれにフリーズしますorz
復帰するためにはリチウム電池パックをデジカメからいったん外す必要があります。
野外で密閉したパッキンを開く作業になってしまうので異物が入り込むリスクが
生じますのでご注意ください。
前途のとおりGPSのログの精度は専門機器と比べるとやはり劣るのでTG-3のGPS
ロガー機能に頼り切るのはよくありません。もっぱら時刻補正や現在位置の数値
的な把握にとどめておいたほうが良いでしょう。

あとデジタルコンパス機能もあります。電源ボタンとは別にinfoボタンで一発起動
が出来るので自分がどの方角を向いてるかをざっと知りたいときにかなり便利です。
(もちろんアナログなコンパスの携行も忘れないようにしましょう)

20140910追:
TG-3の使用記をブログにまとめました。
http://nemuisan.blog.bai.ne.jp/?eid=211368

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