舞い上がり揺れ堕ちる 御正体山
- GPS
- 06:12
- 距離
- 11.4km
- 登り
- 895m
- 下り
- 1,270m
コースタイム
- 山行
- 5:56
- 休憩
- 0:16
- 合計
- 6:12
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
復路 御正体入口BS〜都留市駅 |
写真
感想
歩き始めから、胃がムカムカする。いつもテンポの良さが出てこない。何か車酔いのような感覚を覚えた。登山口の道坂隧道を渉って、尾根に出る。標識には、左に今倉山、右に御正体山である。都留市駅からの道坂隧道行きのバスは珍しく立ち席が出るくらいに込み合っていた。今倉山分岐を見ていると、多くは今倉山に向かっていた。今日日は晴れているから、さぞ赤岩の絶景は素晴らしいだろうと思いつつ、逆の御正体に向かった。小さな丘をを何度か登る。1200m付近からは平坦な登山道を歩く。体調の悪さからか思うような歩きができていない。日向道を歩く。ここは夏はあついだろうにと思った。岩下丸で、前回のタイムと比べると30分遅れている。その遅れ分を含めても、バス最終便には間に合うだろう。小さなピークを繰り返し上り詰めていくと白井平分岐に差し掛かった。気分の悪さを払しょくできないまま、山頂直下の急坂の前に辿り着いた。約45分の登り。登りはじめはいつもどおりの直下の急坂である。ピークの先に大きく構える御正体山が見え始める。実はこれは似せ御正体山。その似せピークの先に御正体山が威風堂々と、これるものなら来いと言わんばかり立ち塞がる。激坂はここからだ。大腿筋が悲鳴を上げている。立ち休みが多くなる。グループ登山者が下りてくる。ガンバッテクダサイと声援を受ける。あと100mの標高を登る。立ち止まってばかりでは山頂には届かない。牛歩のごとく足を持ち上げる。漸く先に明るさが見えてきた。あと数十m、この数十mに足が立ち止まってしまう。前回と比べて40分は遅れている。山頂には13時、前回12時何と1時間の遅れだった。大の字になって広がる青い空を見つめた。1680m。周囲は樹木に遮られ展望はない。食欲もなく、少しの休憩で下山した。峰宮跡から富士が見えた。裾野まで見渡せるほどの絶景ではないが、ここが唯一、富士眺望のスポットである。この具合だと15時にBSに辿り着く。林道にでた。さぁ、ラストの林道の下りである。長い林道を急ぎ足で下りていく。車道が見えた。もうすぐBSである。終わった。BSは日陰で、汗でぬれた衣類が身体を冷やしていく。寒い。もうすぐ12月である。
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