小豆島クライミング 拇岩
- GPS
- 06:54
- 距離
- 2.6km
- 登り
- 515m
- 下り
- 519m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
アプローチは少し不明瞭だが注意して踏み跡を辿れば問題なし。 下降路はフィックス沿いをラペルして反対側のコルへ降りる。フィックスを使えばノーロープでも行ける。コルからは向かって右にフィックス沿いに歩いて降りて基部まで約10分。過去の記録ではダイレクトルート側に下っている記録もあったがその踏み跡は見つけられなかった。 |
その他周辺情報 | 今回は姫路から小豆島フェリーで往復した |
写真
感想
11/20-23まで4日間の小豆島クライミングツアーに行ってきた。
1日目:吉田の岩場ショートルート
古くからある岩場でアプローチも近く海を望む絶好のロケーション。ルート数も多い。ガシガシ登るより景色を楽しみながらクライミングとキャンプを楽しむのがいい。
2、4日目:赤嶽クライミングエリア
2022.11.20に公開されたばかりの新しい岩場。岩場のスケールは日本離れしている。開拓されたばかりで脆い部分も多いが、設定されたルートはどれも粒揃い。5.12以上登れるならここだけでも来る価値のある岩場。
3日目:拇岩マルチピッチクライミング 赤いクラック・ダイレクトルート
写真は全てマルチの記録。
前日まとまった雨が降ったので遅めに出発。車中泊したオリーブ公園から東へ進むと親指状の独立岩峰が見えてくる。天気は良くルートのある壁は南東向きなのでコンディションは問題なさそうだ。少し手間取ったがなんとか登山口を見つけてわかりにくい踏み跡を辿って基部まで20分ほどのアプローチ。9時過ぎだったが、平日なので先行者はダイレクトルートに取りつこうとしていた1パーティだけだった。赤いクラックの取り付きで準備しているとガイドパーティがもう1組上がってきた。せっかくはるばるきたので今日は赤いクラックとダイレクトルート2本の予定。他の2人はマルチ慣れしていないので全ピッチリード。
赤いクラックはクライミング自体は難しくない。核心ピッチ以外は5.9もないように感じた。ムーブの難しさより、トリッキーなルートファインディング、脆い岩の処理、プアなプロテクションといったアルパイン要素がこのルートの醍醐味だろう。それでも核心ピッチはボルト間隔も短く、岩も比較的硬いので思い切って行ける。体感5.10b-c程度に感じた。
一方ダイレクトルートは基本的にアレートに沿って登るのでルートファインディングは容易だが、クライミングの難易度はトポより難しく感じた。特に2-3P目(5.7,5.9)を繋げて登ったがここは5.10でいいと思った。その上の核心の5.11bは素晴らしいピッチ。グレード相応のムーブとルーファイ能力が要求される登りごたえのあるピッチだった。何とか初見で登れた。
どちらのルートも海を眼下にして、本州にはあまりないスケールで登る素晴らしいクライミングだった。
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