剱岳前衛・大岩川親水公園から城ヶ平山─ハゲ山─おおかみこどもの花の家周遊


- GPS
- 04:04
- 距離
- 8.8km
- 登り
- 537m
- 下り
- 537m
コースタイム
- 山行
- 3:20
- 休憩
- 0:44
- 合計
- 4:04
天候 | 曇りのち晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2022年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
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写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
半袖シャツ
アームウォーマー
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
靴
ザック
ザックカバー
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
ヘッドランプ
筆記用具
日焼け止め
保険証
時計
携帯
スパッツ
サングラス
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
シェラフ
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備考 | タオル忘れた |
感想
弟子(妻)との月例ハイク'22年11月分として、地元・富山県の上市町の城ヶ平山─ハゲ山に行ってきた。決行予定の週末の11月26日(土)と27日(日)の天気は、土曜が「晴れのち雨」、日曜が「曇り後晴れ」だった。日曜のほうが天気がよさように思たけど、雨上がりの登山になるのを弟子が嫌って土曜に決行することになった。天気が崩れる前に下山できるように、朝6時に『キャラメルハウス』(自宅)を出発し、7時前に登山口のある上市町大岩地区の大岩川親水公園の駐車場に到着。さすがにこの時期にしては朝早いので、クルマはウチらのほかにレンタカーが1台居るのみ。6:58に駐車場を出発し、4分ほど車道を歩いた先にある大岩バス停の広場にあるトイレに立ち寄り、7:04に大岩側登山口から入山。最初のうちはリヤカーなどの軽車両なら通れそうな幅広な道。それもその筈で、かつて存在した上ノ平集落の生活道路。集落跡と思しき平地が存在する区画には今も作業小屋らしい数棟の建物が残っていて、(冬季の凍結対策のためか接続が切られて水は出ていないが)水場があった。集落跡を過ぎても、しっかりとした道は続く。かつての山城への道がそのまま残ってるのか、歩き易い。ただし、一昨日の雨の影響か、道じたいは湿ってる。今の時期の北陸の山の登山道で乾いたコンディションを求めることじたい、きっと間違いなんだろう(苦笑)。もう少しで頂上というところでロープが設置された急坂があり、その坂を過ぎると平たい城ヶ平山の頂上に8:01に到着。頂上部分は南北に長く平く、展望を遮る木々も無いため、富山湾の向こうの能登半島や、宝達丘陵、地元・射水市の新湊大橋、医王山、牛岳、大笠山などの展望が得られた。東側は毛勝三山がみえたけど、肝心の剱岳は雲のなか…。『キャラメルハウス』をクルマで出発して国道8号を東進してる時には、ちゃんと剱岳みえてたんだけどなぁ〜…(雲がかかりつつあったケド…)。こんな朝早くから山に来るのはウチらだけかと思ってたら、空身の熟年男女ペアがすぐ後から頂上に到着。近所のひとが散歩がてらに来たみたいで、展望に「凄〜い!」と感動してる弟子と私を尻目に、さっさとハゲ山への道のほうに進んで行った(苦笑)。
城ヶ平山頂上を8:11に出発。緩く下ると「頑張ればあなたも行ける展望台」という挑戦的な(苦笑)看板が登場。弟子が「頑張る」というので、展望台を目指す。おびただしい数のピンクテープに導かれ(苦笑)分岐から3分ほど登ったところにある展望台は、城ヶ平山の頂上部のみがハッキリ見渡せる(苦笑)。「城ヶ平山しか見えない展望台へ遥々ようこそ」と人を食った看板が立ってる(苦笑)。振り向けば、木々の向こうに大日岳方面が見渡せる。そこに立つ木の幹には、『カシミール』で作図した展望図とともに「想像豊かなあなたならきっと此の大展望が見えるかも?」との文言がくくり付けられている。なかなか洒落者が居たもんだ(苦笑)。この展望台から元の分岐に戻る途中から、滑川から魚津にかけての海岸線がみえた。『TJAR』スタート地点のミラージュランドの観覧車もハッキリ判った(苦笑)。
元の分岐に戻り、ハゲ山へ向かう。ハゲ山へは半円描いて行くように大廻りするので、谷を挟んだ向こうにすぐみえるのに、意外に時間がかかる(苦笑)。下山路に使う浅生へのコースの分岐点を過ぎると、峠山への上りに入ると、右側に種盆地の集落をみながらの歩きとなる。山のなかを歩いているハズなのに、意外に里が近い。峠山を越え、一旦下ってから次のピークに上り返す。ここからあたりで、城ヶ平山で抜かれた熟年男女ペアが下山してくるのとすれ違う。西種へのコースの分岐を過ぎ、一旦下ってからハゲ山への最後の上りにかかる。急登は長く続かず、後ろ側に廻り込むように道が付けられてて、西山遊歩道と合流してひと登りでハゲ山頂上に9:13に到着。ハゲ山頂上も絶好の展望台で、富山湾越しの能登半島、宝達丘陵、富山湾の海岸線、毛勝三山などがよくみえた。最初のうちは剱岳に雲がかかっていたけど、サーモスに入れて持ってきたホットコーヒー飲んで寛いでるうちに、どんどん雲が取れてきて、頂上部残ってた雲も殆ど取れた剱岳をみることが出来た。単独男性が登ってきたことを潮時に、ハゲ山頂上を9:33に出発したけど、彼にはさっさと追い抜かれた(苦笑)。西種分岐で高齢の登山者とすれ違うなど、時間が進むにつれ登山者が増えてきた。峠山まで戻ると、剱岳には雲ひとつ無い状態になった。城ヶ平山頂上に着いた時には剱の展望に関しては「ハズレ」だと失望してたけど、ここまでみれれば十分「アタリ」。
10:02に浅生への分岐に戻り、浅生へのコースに入る。分岐からしばらくは落ち葉が多くて、初心者だけだとルートが分かりにくいかもしれない。しばらく沢沿いに下りて、橋を渡ると、廃屋が現れる。この辺りから道は車道となり、浅生側登山口に出た。
浅生側登山口前のT字路を右へ行くと大岩だけど、左のほうに『おおかみこども』の幟が立ってるので、そちらに向かう。おおかみこどもの花の家に到着。この古民家の前にはクルマが1台居て、屋敷のなかを覗いてたら、ご主人が出て来た(苦笑)。おおかみこどもの花の家からは車道を下り、千巌渓に出る。ここまで下りると、観光客の領域。もうすぐ12月という時期にもかかわらず、意外と家族連れが多い。大寒の滝行で有名な大岩山日石寺の前を通過し、元の大岩側登山口に出て、一周が完成。大岩川親水公園の駐車場には11:02に戻ったけど、あふれんばかりにクルマが駐まっててビックリ(苦笑)。
弟子曰く、木々の葉が全て落ちているため、山のなかに居るのに海をみながらの歩きになって面白かったとのこと。城ヶ平山もハゲ山も展望が抜群で、(今の時期にしては)多くの登山者の姿をみたのも納得。
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