多摩川を行く Part2(源流編:水干〜丹波山)


- GPS
- 06:47
- 距離
- 31.7km
- 登り
- 1,506m
- 下り
- 2,007m
コースタイム
- 山行
- 6:16
- 休憩
- 0:25
- 合計
- 6:41
天候 | くもり ときどき はれ のち 雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
復路:丹波 〜 バス 奥多摩駅 (バス料金:\1,010)※交通系ICカードの場合\1,009 |
コース状況/ 危険箇所等 |
道の状況:危険と思われる個所 ※今日の道はどこも整備が行き届いており、とても歩きやすかったです。しいて上げれば、シラベ尾根の黒えんじゅ分岐点の手前に急坂部分がありますが、そこが滑りやすくゆっくり慎重に降りました。特に最近の雨で滑りやすくなっているものと思われました。 |
写真
感想
今日は、天気が不安定の模様で、当初候補に挙げていた山域が、ことごとく回避した方がよさそうな状況となりました。そこで2年前に神奈川歩け歩け協会主催の稲田堤から多摩川河口までのウォークに参加以来あたためていた多摩川完歩をめざし、パート2として、源流地帯を歩いてみることにしました。
幸い天気は、ちょうど笠取周辺の山道を歩いている間は持ちそうな状況でした。実際に結果は、まさにその通りとなりました。
どこから入るか悩みましたが、今まで行ったことのない、落合からのルートを選択してみました。塩山駅から柳沢峠経由で落合までは、土日のみの運行となってます。塩山駅でバスを待っていると今日は西沢渓谷行きの方が人気があったようで、そちらは、1台ほぼ満車状態で先発しました。こちらは、空席も残した状態でした。大菩薩峠登山口と柳沢峠で私以外の乗客は全て下車されました。落合に近づくと運転手さんから「今日は鶏冠に登るの?」と聞かれたので、笠取ですと答えました。鶏冠の登山口が落合の停留所の手前なので聞いてくれたようです。
落合で下車して青梅街道を進みすぐに一之瀬への林道へ折れました。しばらく車道歩きです。犬切峠を越え、しばらく進み本谷まで降りると、いよいよ登山口です。周辺に民家もしくは作業場らしき家屋が散在してましたが、人の気配はありませんでした。
おそらく作場平からスタートするハイカーが多く、ここを通るハイカーはほとんどいないのではないかと想像しており、道の状態が正直心配でしたが、実際は整備が行き届いた道でした。川を何度も渡りますが、橋も立派なものでした。管理されている方々に感謝です。
しばらく静寂の時間を楽しんでいると作場平に着きました。駐車場と立派なトイレがありました。いよいよ水干に向けて出発です。途中一休坂の急登に喘ぎましたが、とても素晴らしい登山道に助けられながら、思っていた以上に順調に笠取小屋に到着できました。そこからすぐに小さな分水嶺目指して進みました。ほどなく分水嶺にたどりつくと、その周辺はいつもながらに気持ちの良い草原が広がっておりました。何度訪れても良いところです。今日の「多摩川を行く」の目的から、真のスタート地点は、3か所あると考えておりました。第一は分水嶺、第二は水干、そして第三は源流の視認(水場)です。本来であれば、笠取山頂も入れるべきなのかもしれませんが、今日も割愛いたしました。
目的の3か所を訪れて下りに入りました。下りに使用したルートも全て整備が行き届いており、順調に中島河口まで下りました。登山口の横のベンチで食料補給していよいよこれから、一之瀬川沿いを一之瀬林道から青梅街道を丹波山までの長い車道歩きです。
ようやく一之瀬林道も終わりとなるころから、雨がポツリポツリ落ち始めました。バックにレインカバーを装着しました。それから30分ほどは小雨状態でしたが、三条新橋過ぎたころから、本降りから豪雨になり、雷も数度鳴っておりました。傘をさしておりましたが、頭を守るのみでずぶぬれになりました。それでも丹波まで無事到着しました。
当初の予定では、丹波山温泉まで歩き、温泉でゆっくり過ごしたあと18時台のバスに乗車するつもりでした。しかしこの雨がつづくとせっかく温泉に入ってもバス停ならびに温泉からそれまでの道のりで濡れてしまうこと、ならびに最悪豪雨で道路が不通になるとの考えもよぎり、16時台のバスでとりあえず奥多摩駅まで向かうことにしました。
結局雨は奥多摩駅へ着く途中で止みました。車中でさてどうするかと思いを巡らし、河辺の温泉でさっぱりして疲れも癒すことにしました。ここなら駅近なので再度の雨でも心配なしです。温泉で癒され長い一日が終わりました。
東京生まれということもあり、多摩川は、身近な存在でした。私の世代は、小学校4年で東京の地理を学びました。その時に多摩川とその源流地域のことを学び、当時から歩くことが好きだったこともあり「いつかそこを訪れてみたい、そして出来れば多摩川を歩き通してみたい」との想いが芽生えていたようにも記憶しています。この齢になり、その想いを実現して行きたいと思います。先述の通り、2年前に前回パート1では河口編、今回パート2では源流編、残りは約90劼里茲Δ覆里如△△2回の計4回で歩き通したいと目算しております。ただし、残り2回をいつ実行するかは、まだ決めておりません。
本日の温泉:河辺温泉 梅の湯(2回目)
本日出合った人
※一之瀬〜笠取小屋
追い越した人:2人
すれ違った人:10人
笠取小屋:約10人
※笠取小屋〜小さな分水嶺
追い越した人:6人
小さな分水嶺:2人
※小さな分水嶺〜水干
すれ違った人:4人
源流:1人
水干:1人
※水干〜中島河口
すれ違った人:4人
GPS記録から
※時刻 経過時間 6:47:47 / 移動時間 6:09:32 / 停止時間 0:38:15
※スピード 平均 4.7/h / 移動平均 5.1/h
※標高 上り 2267m / 下り 2637m
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する