悲恋伝説の舞台へ！姫神山

2022年11月28日(月) [日帰り]

• GPS: 03:23
• 距離: 6.4km
• 登り: 679m
• 下り: 652m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:41
• 休憩: 0:32
• 合計: 3:13

8:55 一本杉園地キャンプ場
9:08 9:08 姫神山一本杉登山口
9:11 9:11 精英樹展示木
9:18 9:18 一本杉
9:25 9:26 ざんげ坂
9:32 9:34 五合目
9:44 9:45 六合目
9:50 9:52 七合目
9:55 9:58 八合目
10:00 10:00 姫神山一本杉コース 梯子場
10:25 一本杉コース 土場・岩場分岐
10:31 10:54 姫神山
11:11 11:11 姫神山こわ坂コース 山頂まで残り３００ｍ地点
11:32 11:32 姫神山こわ坂コース 山頂まで残り９８０ｍ地点
11:50 11:51 姫神山コワ坂登山道入口
12:08 12:08 姫神山一本杉登山口
12:11 12:12 一本杉園地キャンプ場
12:14 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

積雪なし。
登山口から霜は降りている。
山頂近くの岩場は凍って滑る。

写真

6/14 10:42

何て端麗！シンメトリーの姫神山

一本杉

11/28 10:11

葉の落ちた木々の隙間から、岩手山が見える

11/28 10:51

岩手山！

6/14 10:35

岩手山ドーン！

6/14 10:39

アップ！
古いスマホだから限界あるけど泣

真正面に太陽
「歓迎されてるよ」

6/6 16:21

ありがとう！
また、姫神山で会おう！

撮影機器：

MAR-LX2J HUAWEI

感想

cattail

姫神山

登りは一本杉コースを行く。
杉林の登山道は、厳かな雰囲気に包まれていて、霜が降りた大地は踏み付けるとパリパリと小気味よい音を立てた。
ざんげ坂の階段は整備されていて、標高を稼ぎながらも歩きやすい。
山頂に近付くにつれ、ゴロゴロした大きな花崗岩が積み重なった景観へと変わり、なかなか登りがいがあって、楽しい。

一緒に登っていた地元のハイカーo君が、何か、特別な宝物を見せるように勿体ぶって道を開けた。
「さぁ、どうぞ！」
開けた道の先に、突然、雪を纏った岩手山がその全貌を現わにし、私と、いや、姫神山と真正面から向き合った。
その衝撃に、思わず大声を上げてしまった。
（岩手三山伝説では、男神岩手山と姫神山、2人の山の神は夫婦とされている。ちなみに岩手三山伝説は悲恋伝説である。うまくいかない夫婦の神々が、真正面から向き合う様にはやはり切なさを感じた。）　

頂上は360°のパノラマだった。
盛岡のまちを見下ろしながら、
「盛岡のまちは今日も平和です。」
と、o君が言って、笑った。
空いていた特等席に腰を下ろし、岩手山を眺めながら、おやつ休憩を取った。

下りはこわ坂コースを行く。
始めこそゴロゴロ岩場の下りだが、すぐに、傾斜の緩い素敵な白樺の落葉ロードへと変わる。
歩いているだけで癒やされるような心地良い道だ。

3時間の行程でこの景色を堪能できるなんて…。
なんて、贅沢。
姫神山は地元の方に愛される本当に素敵なお山でした。

（個人メモ→人生の岐路に立つoくんの夢が叶いますように。ヤマレコもヤマップもやっていない彼。またいつか、姫神山で会えることを願って。）