熊野古道ガイドウォーク、発心門王子〜三軒茶屋跡【和歌山県】
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- GPS
- 02:39
- 距離
- 5.9km
- 登り
- 99m
- 下り
- 307m
コースタイム
- 山行
- 2:18
- 休憩
- 0:20
- 合計
- 2:38
発心門王子バス停 942 ― 発心門王子 947/953 ― 発心門王子バス停前休憩所 1003/1007 ― 河野藏人顕彰碑 1011 ― 八咫烏の置かれた分岐点 1022 ― 水呑王子跡 1041/1046 ― 三越分校跡 1047/1051 ― 伏拝― 伏拝王子跡 1147/1152 ― (集団を離脱、帰路へ)1200 ― 三軒茶屋跡 1211 ― 車道へ 1213 ― 平岩口バス停 1221
●行動時間
2:39
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス 自家用車
(泊地=本宮の世界遺産センター駐車場、本宮大社前BS=<龍神バス>=発心門王子BS) 発心門王子バス停―発心門王子―伏拝王子跡―三軒茶屋跡―平岩口バス停 (平岩口BS=<龍神バス>=紀伊田辺駅、紀伊田辺=<JR紀勢本線>=和歌山) ●登山口へのアクセス ○本宮大社前 ・五条、新宮、紀伊田辺などからのバスが発着するターミナル。世界遺産センターの前にある ・この地域のバスは、海外並みに一つの時刻表にすべての会社(コミュニティバスを除く)を記載するなど、ちょっとでも外国人を含む観光客の利便を高めようと工夫している ・マイカーの場合には、世界遺産センターの駐車スペースはわずかに30〜40台程度だが、裏手の河川敷に百台超規模の駐車場があるので、そちらを利用することができる ○発心門王子BS ・バスかタクシーか徒歩で行く。ただしバス便も多くはない。バスは本宮大社前から大人470円 ・本宮大社周辺では今日もタクシーを目撃したが、常駐しているのかは不詳 ○平岩口BS ・「道の駅奥熊野本宮」の本宮大社寄り一つ目のバス停。三軒茶屋跡から降りて来ると、10分も係らずに到着する ・紀伊田辺と発心門王子を結ぶ龍神バス、新宮と大和八木を結ぶ奈良交通バス、田辺市のコミュニティバスが通る。それぞれの時刻表を持ち寄れば本数の面でも接続の面でも工夫ができるが、一元的に見られるようにはなっていない。本宮大社までの区間とは扱いが違っているのが残念 ※中辺路のバス路線 ・龍神バスは「紀伊田辺〜本宮大社前または発心門前」、明光バスは「紀伊田辺〜栗栖川または新宮」を結ぶ。途中の主な停留所は、朝来、滝尻、道の駅中辺路、なかへち美術館、小広峠、請川、本宮大社前など。50あまりの停留所に止まる 明光バスの快速便(2往復)本宮大社前〜なかへちは約30分、龍神バスは湯峯温泉や川湯温泉を経由することもあり約1時間かかる (いずれの記述も2022.11現在) |
コース状況/ 危険箇所等 |
○発心門〜水呑王子〜伏拝王子〜三軒茶屋跡 ・発心門から水呑王子までと伏拝口から伏拝王子手前までは舗装路だが、それ以外は山道 ・急な坂道はない (いずれの記述も2022.11現在) |
その他周辺情報 | ●買う、食べる ・本宮界隈にも複数のコンビニエンスストアがあるが、いずれも朝から夕方までの営業。それ以外の時間帯には、新宮や大塔まで店はない ・食べる処は、本宮大社近傍には複数ある ●日帰り温泉 ・本宮の付近には渡瀬温泉、川油温泉などがあり、日帰り入浴を扱っているところもある (いずれの記述も2022.11現在) |
写真
感想
今日は以前お世話になったM氏によるガイド付きウォーク。古道ガイドを務めるM氏に同伴いただき、発心門王子から熊野本宮大社までを歩くものだ。当方は残念ながら夕方に欠かせないご用があり、途中までの予定だ。
泊地を8時に立ち、世界遺産センター前に駐車。銘々準備をするうちにM氏も到着。変わらない軽妙な語りでの自己紹介を受け、まずはバスへ。
発心門王子へのバスはいっぱいだ。座席が殆ど埋まるほどの乗り。回復基調は本物なのであろうか。
発心門王子バス停に降り立ち、まずは王子まで遡行。
今日は昨日とは打って変わっての晴天。バス停付近の紅葉が輝いている。
王子で中辺路における発心門の位置づけなどを伺い、参拝ののち出発。
途中では道草ならぬ、植物の解説も次々に入るため、なかなか進みがゆっくりだ。
M氏が語る発心門の導水路と河野藏人翁の話などは、帰ってからネットで探しても見つからないようなものだった。さすが、日々こだわって勉強していらっしゃるたまものと言えるだろう。
八咫烏が案内する古道ルートへと進み水呑王子跡へ。旧三越分校でも、この地の歴史を聞くことができた。
今日は好天なので、途中で見える山並みも伸びやかそうだ。果無が長く横たわる姿を何度も見たが、改めて、一度は歩いてみたいものだと思った。
伏拝王子では、和泉式部の歌碑のことも伺い、それと熊野古道が世界遺産に認められた経緯を絡めて伺う。伏拝から本宮の界隈や大斎原を見下ろすことができるのだが、今回も大鳥居を同定することはできなかった。
ここで、メンバーからは離脱。残念だが、夕方からのご用を目指して和歌山まで帰らなければならないのでやむを得ない。よく整備された古道ルートをひたすら歩き三軒茶屋へ。そこからは小辺路ルートを遡って下降。国道への合流点にある平岩口バス停にはバス時刻には十分余裕を持って到着した。
延々2時間以上も龍神バスに乗り紀伊田辺駅へ。降りる頃には運転手氏もどこからの客だか忘れたようで、平岩口からですよ、と言うと一瞬意外そうな顔ののち、ああ道の駅の次からだったね、といった調子で受け取ってくれた。普通の路線バスタイプのクルマに2時間は長い。これを毎日の生業にしている運転手さんには頭が下がる。
それにしても、これまでにはなく途中でのハイカーの乗り降りが多かった。ようやく感染症の影響から抜け出そうとしているということなのか。明るい兆しが本当の光になればいいなぁと思った。
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