至仏山@鳩待峠


- GPS
- 06:05
- 距離
- 9.3km
- 登り
- 688m
- 下り
- 687m
コースタイム
天候 | 一日目 曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2009年10月の天気図 |
アクセス |
写真
感想
本格的な雪が降りだす直前のこの時期。貴重な晴の休日との事で、登山を行った。
八ヶ岳の根石岳・天狗岳も考えたが、アプローチが大変で長年の宿題である尾瀬至仏山を選択した。
通常は、山麓のPAから乗合タクシーに乗り継いで入る鳩待峠であるが、ハイシーズンを外したこの時期には一般車が通行できる。
その意味では、貴重なチャンスでもある。
●登山
天気予報の晴に対して、鳩待峠は曇である。PAで一時間ほど様子見をしたが、ほとんど状況は変わらない。雨が降るわけでもないが、晴れる兆しもない。
7時近くになり、一応雨にも対応できるよう装備を選び、登山の準備をする。
鳩待峠には登山者+ハイキング者が増えてきたが、多くの人は尾瀬ヶ原方面に降りていく。
我々はその左手にある至仏山方向の登山口に取付く。
しばらく緩い坂を登っていくと、右手にこれからトレースする小至仏山から至仏山への尾根がハッキリと見えボルテージが上がってくる。頂上に着くころには天気も晴れる事を期待する。
オヤマ沢田代の分岐までは、笹と樹木の中を、行程の半分は木道で整備された道を登る。分岐以降は森林限界となり、右手に尾瀬ヶ原と燧ケ岳を見ながらの道となる。
小至仏山手前は岩場であるが、急登の場所はきちんと木道の階段が整備されている。さすがに有名な観光地内の山だけあり、普通の登山に比べてハイキングの雰囲気が漂う。
小至仏山頂はこれと言った広場はなく岩場である。ここからは目の前に、目的の至仏山が大きく広がる。
天気は曇で、遠景(燧ケ岳など)は霞んでしまうが、2-3kmの風景(笠ヶ岳など)はハッキリ見える。
小至仏から至仏山までは蛇紋岩の岩場のトレースである。雨で濡れているとツルツル滑りそうで、かなり神経を使う道である。
地図を見ると至仏山頂の手前に危険マークがあり、どんな道が待っているかと思っていたが、クサリ場やハシゴがある訳でもなく、これと言った危険個所はなかった・・?
山頂に着くと20名ぐらいの先客登山者が楽しそうにくつろいでいる。
時々薄日が差すが、相変わらず曇の天気である。しかし、風がほとんどなく休憩は快適である。
期待の尾瀬ヶ原と燧ケ岳は幾分霞んでいるが、しっかり見ることができる。一面草紅葉の中に点在するチトウを見ると、昔は大きな湖だった事をうかがわせる。
山頂の道標も、さすが尾瀬と思わせる、大きく立派な大理石?の石塔である。どうせやるなら、蛇紋岩で作ればいいのに、と思ったりする。
山頂から尾瀬ヶ原への登山道は2年前から登り専用になってしまい、今回はこの道を下ることができず、小至仏山経由のピストン山行である。
お結びを食べて十分休憩し頂上も賑わってきたので、下りに入るが、この頃になると多くの登りの登山者とすれ違う。紅葉も終わりのこの時期でも、それなりに人気がある。
やはり百名山であることも大きいかと思う。
来た道をユックリ下山する。
オヤマ沢田代の分岐から鳩待峠までは、道も景色も単調となりとても長く感じられた。
同じ日に山ノ鼻から至仏山へ登り、鳩待峠に下っていきました。
時間的に小至仏山付近ですれ違っているかもしれませんね。
今晩は、marunaさん!
コメントありがとうございます。
確かにコースタイムを見ると、我々から見て小至仏への登りの岩場か木道の階段ですれ違ってますね!
土曜は晴れの予報で尾瀬に取付きましたが、始終曇で少し残念でした。
前日の金曜は素晴らしい天気だったようですね
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