筑摩山地・万平登山口から京ヶ倉往復
- GPS
- 02:51
- 距離
- 3.8km
- 登り
- 506m
- 下り
- 491m
コースタイム
天候 | 曇り時々晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2022年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
よく整備されてるけど、馬の背の通過など難易度高めな箇所があるため、山慣れないひとは、おおこば見晴らし台までの往復に留めておいたほうが無難。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
半袖シャツ
アームウォーマー
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
靴
ザック
ザックカバー
行動食
非常食
飲料
ライター
地図(地形図)
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
時計
携帯
スパッツ
サングラス
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
シェラフ
ストック
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感想
弟子(妻)との月例ハイクの2022年12月分は、信州の生坂村にある京ヶ倉に行って来た。ホントは私ひとりで長野市内にあるもう少し高い山に行くつもりだったけど、天気予報がイマイチだったため、より南にあって標高も低くて雪リスクが少ない京ヶ倉に変更。弟子に声をかけてみたら、一緒に行くというので、12月4日日曜日の朝6時に雨のなか『キャラメルハウス』(自宅)を出発。生坂村にある登山口には9時頃に到着。一旦ゲート横の満車時の臨時駐車場にクルマを置いて、身支度していざ出発…という時になって、ゲートの奥までクルマで入れることを知って、再度クルマに乗って登山口の駐車場まで移動。駐車場には先客のクルマが1台。意外と少ない。キレイなトイレで用を済ませ、登山口の登山者ノートに記帳してから、9:12より登山開始。
生坂村からさほど遠くない松本市で学生生活を送っていた私だけど、生坂村にはこれまで一度も来たことは無く、京ヶ倉という山の存在も全く知らなかった。信州には山がたくさんあり過ぎるので、存在が埋もれてしまってたから。京ヶ倉という山を知ったのは、『ヤマレコ』でオススメされていたのをみてから(苦笑)。
登山口から少し登ってすぐに林道脇へトラヴァース気味に下る。一旦尾根に登り返してから反対側の斜面を行く。誰が結んでいったのか知らないけど、(山梨県の)「びゅーグループ」のロゴが入ったタオルが枝に結ばれている横を通過。これから登る方向の山がみえたけど、まだ京ヶ倉はみえない。やがて右手側に犀川の流れがみえるようになってくる。生坂ダムの向こうに雪がまだ少ない有明山とたくさん雪をつけた大天井岳がみえる。「火の用心」の札のあるあたりから木々の向こうに犀川がみえたけど、ここよりさらに進むと景色が丸見えな場所に到着。蝶ヶ岳から大滝山方面が見渡せた。犀川の蛇行するさまと青緑色の水面をみてると、5月に行った『岐阜のグランドキャニオン』(https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-4245236.html)を想い出した(苦笑)。
最初のうちは単なる遊歩道だったけど、やがてロープやハシゴが出始める。おおこば見晴らし台には9:50に到着。犀川と北ア南部の展望は素晴らしかったけど、北西方向は雲のなかに隠れてる…。おおこば見晴らし台から少し進むと、尾根通しを避けてトラヴァース道に入ってく。「稜線もうすぐ」の看板があるあたりで下山中の男性登山者とすれ違う。この日みた1人めの登山者。看板が出てからは、「崩落注意」の看板があるロープやハシゴなどの難所がいくつも登場。そもそも、「崩落注意」の看板じたいが谷に落ちてるじゃねぇ〜か!(苦笑) そんな難所を慎重に通過し、10:08に稜線に到着。稜線に沿って緩くアップダウンを繰り返すと、馬の背と巻き道の分岐に出た。弟子の意向を確認すると、往きは馬の背、帰りは巻き道…というので、馬の背のほうへ向かう。馬の背はホントに「馬の背」で(苦笑)、遮るもの無い景色が楽しめた。西側は北アと犀川の流れ、東側は筑摩山地の山々の奥に四阿山から浅間山にかけての高峰。慎重に馬の背を通過し、最後は京ヶ倉頂上への最後の上り。ロープとハシゴを頼りによじ登り、10:30に京ヶ倉頂上に到着。京ヶ倉頂上の標識の真ン前でくつろいでると、大城方面から1人の登山者がやって来た。頂上標識前に座り込んでたら邪魔だろう…と場所をずらしたけど、その登山者はさっさと京ヶ倉頂上をスルー(苦笑)。
頂上には20分居て、下山にかかる。下の景色が目に入るぶん、上りよりも下りのほうが怖い(苦笑)。頂上側からの馬の背と巻き道の分岐に特に表示は無いけど、リボンサインをみてると巻き道の入口が分かったので、巻き道に入る。巻き道は不安定なトラヴァースが多くて、決してラクではなかった(苦笑)。麓側の馬の背と巻き道の分岐に合流してからは忠実に往路を戻る。天気は曇り時々晴れだったけど、雲のほうが優勢なのか北アにどんどんガスがかかってきた。もう少しで登山口…というところで若い男女2人組とすれ違い、下山までにみかけたハイカーは都合4人。12:03に登山口に到着。帰りはクルマ通りが多いので、4時間弱かけて『キャラメルハウス』に戻った。
スリリングな岩稜歩きが出来ると評判な山なので、これから剱や奥穂に挑戦しなければならない身として練習になるかと思って来たけど、槍の穂先など北アや八ヶ岳の岩稜帯と違って、つかめる灌木がある分こっちのほうが楽だった…とは弟子の弁(苦笑)。ただ、全くの山歩き初心者が入ると苦労しそうなコースであることは確か。
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