毛無山〜雨ヶ岳【富士山外輪山②】

2022年12月10日(土) [日帰り]

• GPS: 07:41
• 距離: 17.2km
• 登り: 1,334m
• 下り: 1,330m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:08
• 休憩: 0:34
• 合計: 7:42

距離 17.2km 登り 1,336m 下り 1,337m

3:52 道の駅朝霧高原
4:48 麓 トイレ
4:55 毛無山駐車場
5:15 地蔵峠・毛無山分岐点
5:48 5:54 不動の滝見晴台
6:41 6:46 毛無山五合目
7:58 8:04 富士山展望台
8:08 地蔵峠・毛無山尾根道出合
8:14 8:17 毛無山（天子山地）
8:33 8:34 毛無山
8:39 8:41 大見岳
9:14 タカデッキ
9:41 9:51 雨ヶ岳
10:33 10:34 端足峠
10:49 石割峠・A沢貯水池分岐
11:11 11:12 根原の吊橋
11:39 道の駅朝霧高原
11:40 ゴール地点

天候

快晴。-2〜8℃、風微弱。雲もほとんど無い。絶好の登山日和！

アクセス

利用交通機関：

自家用車

道の駅朝霧高原臨時駐車場（無料）/平日夜はガラガラだが、金曜夜から車中泊やキャンピングカーが一気に増え、車の出入りやエンジン音等気になるかも。土曜の日中はかなりの人出。

コース状況／危険箇所等

⚫︎道の駅朝霧高原〜毛無山登山口:林道をひたすら進むが、一部で石などで足元悪い＋道幅狭い＋私有地の電柵が近いという危険な場所あり。夜間特に感電注意。あと熊注意の看板あったので熊鈴持参で。
⚫︎毛無山山頂まで:山頂付近でわずかに残雪、落ちた霧氷。一部カチカチに凍った部分あるが短いため慎重に歩けばスパイク不要。
⚫︎毛無山〜大見岳:富士山を眺めながら穏やかな稜線歩き。日が高くなると足元悪くなりそう。
⚫︎大見岳〜雨ヶ岳:西側の日陰を歩くルートで残雪あるがスパイク無しで通行できるレベル。笹もかなり払ってくれていて道は明瞭。
⚫︎雨ヶ岳〜登山口:ルート上の木の根に霜がついてかなり滑りやすくなっている箇所が複数あり注意。日が高くなると霜が溶けてぬかるみ、こちらもスリップ注意。

その他周辺情報

⚫︎道の駅朝霧高原:売店やレストランの規模はあまり大きくない。ジャンボコロッケ定食がイチオシらしい。隣接するフードパークあさぎりにもビュッフェレストランがあり、大人一人70分2100円とのこと。地元の野菜をふんだんに使った料理が評判らしい。今回はテイクアウトのステーキ弁当（1200円）にしたが美味かった。量はやや少なめ。

写真

12/10 4:00

今日も月が明るい

12/10 4:14

手前に電柵あり要注意。付近の茂みから突如ガサガサ大きな音がして、野生動物と思われるが鳴き声無し。姿が全く視認できないため熊の可能性を排除できず、声と熊鈴で威嚇しながらその場をしばらく動けなかった（背を見せて逃げると襲われるらしいので）。怖かった…。

12/10 4:49

12/10 5:10

つい撮っちゃう北斗七星

12/10 5:16

気温は氷点下だが風が無いので動くと汗ばむ。ダウンを脱ぐ。

12/10 5:41

夜の富士山は神秘的

12/10 7:58

展望台から。

12/10 8:07

このあたりからやや残雪あり。

12/10 8:15

毛無山山頂

12/10 8:26

霧氷がすごい。この先霧氷の落下音が頻繁に鳴り響く。

12/10 8:40

12/10 8:42

稜線西側の残雪地帯。固くないのでそんなに危険は感じない。

12/10 9:07

南アルプス展望ポイント。

12/10 9:07

12/10 9:07

12/10 9:14

タカデッキ

12/10 9:14

開けてるけど立木があるので展望はそんなによくない。

12/10 9:22

再び雪エリア。その後笹エリアを急登すると雨ヶ岳。

12/10 9:41

雨ヶ岳山頂。展望良く日当たり良好で休憩にも良い癒しスポット。

12/10 9:42

海かな？

12/10 9:55

この裾野の美しさは下界からでは拝めない絶景ですね！

12/10 10:10

本栖湖が見えました

12/10 10:40

スギ林の中をつづら折りに下ります。傾斜は割と緩い。

12/10 10:56

登山口付近。この辺りの雰囲気好きです。

12/10 11:01

貯水池から振り返って。空が濃い！

12/10 11:21

吊り橋の先に進むと倒木多数。通行止めルートだったらしいのですが、気づかず進んでしまいました。跨いで通過できますが、谷側はかなりの落差なので大変危険。

12/10 11:28

富士山を眺めながら緩く歩ける気持ちの良い道でした。

12/10 12:15

モッツァレラチーズピザ。焼きたてで美味しい！

12/10 12:44

毛無山からグライダーがたくさん飛んでいました。あれを担いで登ってるのか…。

撮影機器：

iPhone 12 mini Apple

装備

MYアイテム

どすこい🔰

重量：2.36kg

感想

どすこい🔰

一昨日の登山で膝を痛めていたので撤退も考えましたが、温泉入ってストレッチとマッサージして湿布貼って丸一日車中泊で体を休めて様子見て、とりあえず登山口まで歩いてみて検討しようと思い出発。

毛無山登山口まで歩いてみて、なんとか行けそうと思い登山開始。無理してまた膝痛めたらアウトなので、とにかく膝を愛護的に扱い、無理せずゆっくり登りました。無事下山できたとき、非常に大きな達成感を得ることができました。


しかし、暗いうちの出発はやはり怖い。道間違いや転倒もですが、なにより野生動物、特にクマ。山梨県では昨今目撃・遭遇情報が増加しているようです。
付け焼き刃の知識ですが、ツキノワグマの冬眠は本来11月頃から5月頃とのことですが、個体によって冬眠時期が遅かったり冬眠しなかったりするようです。活動時間は主に夜との情報もあれば、早朝や夕方など薄明かりの時間に活発とも。

一昨日の山行でも、夜明け直前のタイミングで、近い距離で激しく落ち葉を踏む音が聞こえて驚きました。今回は4:30頃、まだ真っ暗でしたが林道の藪の中でガサガサと大きな物音がしました。どちらも鳴き声は無く、姿も全く見えず。シカやサルかもしれませんが、クマかも…と思うと怖いものですね。

ともあれ日帰り登山でロングコースを組む際、夜明け前スタートは大きなアドバンテージとなります。こらからも勉強しつつ注意して危険を避けられるよう努力しなければならないと思いました。

【山梨百名山】
⑤毛無山