高取山|高取城跡@奈良
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- GPS
- 04:18
- 距離
- 7.7km
- 登り
- 428m
- 下り
- 475m
コースタイム
天候 | 薄曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
15台程度駐車可。場所が少しわかりづらいが停めやすい。無料。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所なし 序盤、GPSログをつけ忘れた |
写真
感想
▼概要
予想の10倍くらい立派な城跡だった。石垣は立派でとても山城とは思えない。
高取城は、備中松山城(岡山県)・岩村城(岐阜県)と並ぶ日本三大山城であり、日本100名城でもある。
城下町(麓)と本丸(山頂)の比高は390mであることから難攻不落の城、規模は日本最大とされている(地元の案内は「日本最強」と表記)。
山城の規模感をつかむには高取町観光駐車場方面から谷沿いに登るのがおすすめ。
国見櫓からは葛城山〜生駒山地〜奈良盆地が見渡せ、本丸(山頂)からは紀伊山地(伯母子岳)が展望できる。
紅葉はすでに落ち葉だったが、シーズンは美しいだろう。
標高差が小さく距離も短いため、お手軽散歩向け。
▼日記
先週に続いて、週末の天気予報が悪い。
土曜日は突然の好天予報に転じたため、紀伊半島を自転車で走った。
日曜日は曇りのち16時ごろから雨予報。悩ましいところだ。
寒い季節になったし、私の左膝の調子がイマイチなこともあって、お散歩コースとして目をつけていた高取山へ。
7時半ごろに自宅を出発し、9時前に駐車場着。気温は8度。途中に立ち寄った御所南パーキングエリアには、木製テーブルと木造風建築で感じの良い休憩スペースがあった。
駐車場は無料で広いがトイレなし。
高取山登山口までメインストリートである土佐街道を歩く。武家屋敷が点在し、振り返れば金剛山・葛城山がどっしりと構えていた。雰囲気の良いところである。
寂しい感じの砂防公園を過ぎると植林帯に入る。林道は階段道となり、谷沿いを緩やかに登る。一升坂を辿り、山城には珍しい水堀を過ぎると、大きな石垣が左右に現れ始める。
国見櫓からは大和盆地が一望できた。視界の良い日は大阪のビル群や六甲山が見えるらしい。北西風が少し吹いて寒かった。
ほどなく山頂部へ着く。途方もなく大きな石垣が張り巡らされており、勢力の大きさが窺えた。石は明日香地域の古墳などから搬出されたそうだが、よく担ぎ上げたものだ。肉体的にも精神的にも現代人の何倍も根性があったのだろう。
紅葉はすっかり終わっており、地面はカエデの絨毯で覆われていた。
紀伊山地への視界が開けた石垣の上で昼休憩とした。ここは南に開けており北西風は当たらず、陽だまりのようでポカポカと暖かかった。腰を下ろすとうまい具合に日が差し込んだ。
父のレトルトカレーは500円もしたそうだが、確かに他と違う味だった。
これまで会う人少なく静かな散歩を楽しめたが、12時前には少しずつ人が増えてきたので、下山することに。
飛鳥地域に立ち寄って帰宅。
城巡りは興味がなかったが、高取城は感じること多く充実した1日だった。
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