上田市の太郎山はまさしく市民の山だった(表参道)
- GPS
- 05:41
- 距離
- 12.8km
- 登り
- 769m
- 下り
- 739m
コースタイム
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
G新田BS→鹿教湯温泉(千曲バス鹿教湯温泉線約1時間10分 500円←随分安い) |
コース状況/ 危険箇所等 |
・よく整備された道 標高差はあるが急登なし 岩場なし 痩せ尾根なし ルート明確 ・この日は雪・凍結は全くなし、地面も乾いていた。しかし、このルートは、雪・凍結でも安心して歩けるだろう。 |
その他周辺情報 | 後泊 鹿教湯温泉 |
写真
装備
MYアイテム |
翔亀
重量:0.51kg
|
---|---|
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
ゲイター
ネックウォーマー
毛帽子
靴
ザック
チェーンスパイク
昼ご飯
行動食
飲料
水筒(保温性)
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
GPS
筆記用具
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
常備薬
保険証
携帯
時計
タオル
ストック
カメラ
|
備考 | チェーンスパイク、ストックは使用せず。 |
感想
「山と温泉の旅」冬バージョンは、やはり雪山だよな、と信州の山。雪でも安全そうな山ということで、一年中人が絶えないという上田市の太郎山を選びました。しかし、雪は全くなし。拍子抜けではありましたが、これが、改めて<市民の山>ということを考えさせてくれる良い山旅になりました。
「上田市民で登ったことはない人はいないのではというくらいよく登られる山で、年間400回以上登る人もいるそうだ」(参考文献)。勿論、車道が頂上まで通っているわけではありません。標高は1164mあり、登り甲斐のある山でした。
それなりの登りが続くのですが、若者は荷物なしのトレーニング姿、犬を連れた女性、そして明らかに80歳は超えている老婆・老爺が次々に登ってきました。山頂に神社があるのは珍しくないのですが、ここの太郎山神社には合格祈願の絵馬がたくさん供えられていました。生活に密着しているんですね。
そして山頂からの展望が絶景でした。10月の上高地で結局、穂高を見ることができなかったので、太郎山から眺めてみようと思っていたのですが今日も雲の中。その代わりに、眼下に上田市、千曲川と塩田平、蓼科山と富士山が望めました。これが上田市民の人気の理由なんでしょうね。気持ち良すぎて、山頂では大の字になってうたた寝してしまいました。
<計画の経緯>
そもそも、上田市とその周辺には、別所温泉、田沢温泉、沓掛温泉、鹿教湯温泉、霊泉寺温泉と入りたい温泉が目白押し。そして、温泉から登れる山も、子檀嶺岳に独鈷山と魅力的な山があります。そこで、
・田沢温泉-子檀嶺岳-沓掛温泉
・霊泉寺温泉-独鈷山-別所温泉
という「山と温泉の旅」を夢想していました。
しかし、行く機会のないまま冬に。上田市は雨(=雪)が少ない地域なので、冬でも大丈夫かなとは思いましたが、信州には変わりないので、雪と凍結は避けられそうはない。よくよく調べてみると、子檀嶺岳も独鈷山も、初めての山で雪山というには、危険個所も多く、少し冒険のし過ぎかなと思い直して、雪でも安全そうな太郎山を選択。太郎山とバスが直結している鹿教湯温泉(別所温泉も鉄道が直結しているが、鹿教湯温泉へのバス停が太郎山の近くにあるのです)にしたのでした。
太郎山は、そんな経緯で知ったわけですが、地元では圧倒的な人気を誇っていたんですね。絶景に、山城という歴史、植生にも興味深いものがあり希少種もあるようです。
例えば、丹沢が週末ハイキングの山だとしたら、太郎山は市民の身近な山なんだなあと思いました。丹沢でいうと、鍋割山や二ノ塔、大山より標高が少し低いくらいで、難易度も同等と思うけど、ちょっと登ってくる感じなんでしょうね。それも一年中。信州には全国区ではないこういう里山がたくさんあるんでしょうね。
この太郎山と、尾根続きの虚空蔵山は多くの登山ルートがあるようなので、季節を変えて一年中楽しめそうです。
(参考文献) 林盛幸『信州の里山トレッキング』2015 川辺書林
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